フェズの夕食前編-ハリラとタジン
フェズの夕食で食べたものをざっと紹介。
(1)La Cheminee編
<雰囲気のあるテーブル>GRD
ラ・シュミネー 住所 6Ave. Lalla Asmae 電話 035-62-49-02 営業時間 12:00-14:30/18:30-22:30 無休
ラ・シュミネーは鉄道駅に近いレストランで、宿から近いので2晩通う。…というか、落ち着いて食べたかったので、庶民的な店を敬遠した結果である。他に見つけることができなかったのである。店内の入口に近いテーブルは、上の画像のように照明が落とされて、ランプだけで雰囲気を味わう感じ。しかし、個人的には決して格式が高いとは思わない。なぜならば、店内には大きなテレビモニターがあり、ここでテレビや映画を流しているからである。
どうもモロカンはモニターを眺めつつ、食事を楽しむものらしい。カフェなどでもこれは同じで、でかいモニターがあるほど人気があるような感じも。一方、照明が暗いので、何を食べているのかよくわからない感じもした。ちょっと気取ったウエイターたちは、入口の一角に来てはタバコを一服。ちょっとこれはだめでしょう。また、入口にはクレジットカード使用可能の表示があったが、わたしは拒否されました。たぶん、支払金額が少なすぎるということなんだろうが。
<まずはハリラを>GRD
フェズに来てようやくハリラを頼むことができた。ハリラとはモロッコの定番スープで、ひよこ豆などでとろみをつけているらしい。トマトベースでもあり、個人的にはとても好き。ラ・シュミネーのハリラは、米が入っていた。
レモンを搾り入れ、まず一口。モロッコパンが進む。さらには、オリーブなどもあると、かなり腹が満ちてくる。朝食としても完成品です。それにしても、ティトアンとシャウエンではハリラはメニューにあっても、「今日はできない」などといわれたのだが、夏場のものではないのだろうか。
そして、メインはタジン。
<鶏肉とシトロンのタジン>GRD
鶏の足がごろっとひとつ。シトロンとあるので、オレンジもともに煮込まれている。オレンジの味が染みていて美味。鶏肉はナイフも不要。フォークだけですっと切れる。まだ若そうなオリーブの実も入っていて、爽やかな酸味がある。
<ケフタと卵のタジン>GRD
鶏肉のタジンは1日目に頼んだもの。2回目に来た時には、トマトサラダと個人的に大好きなケフタと卵のタジンとする。ここのタジンは卵とケフタがあまり絡まっていない。卵はあまり形を崩さず煮込まれている。これもそれなりに美味しかった。
<ガス入りミネラルウォーター>GRD
モロッコでの水の定番はSidi Aliで決まりですが、この発泡性の水もなかなか食欲をそそる。実は、ラ・シュミネーではワインをはじめとするアルコール類も置いてあるという、少数派なのだが、アルコールは抜くことにした。やはり日中暑かったからか、美味しい水を飲みたい欲求が自然と出たのかも。
このあと、デザートも頼んだが、まあまあの味か。料金はちょっと高め。ハリラ30DH(庶民的なところではこんなにしない)。トマトサラダ25DH。鶏肉のタジン70DH。ケフタと卵のタジン75DH。ミネラルウォーター500ml(ガス入りも)15DH。ミント茶15DH。アイスクリーム35DH。といったところ。さらに、会計時に税金と思われるチャージが付きます。およそ、10%くらい。
店内が暗いため、GR-DigitalのISO感度を思い切って800くらいに設定し、ノーフラッシュで撮っていたのですが、どうにも限界があり、結局は料理写真はISO設定オートで発光させて撮りました。食事を楽しむものなので、むやみにフラッシュは使いたくないのですが、今回は仕方ないです。なお、客がいないか少ない時は、フラッシュ作動させることも。
後編ではまた別のタジンを紹介します。
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コメント
食事の写真を撮るときは、できるだけさりげなく、速やかに撮りたいし、フラッシュもできるだけ避けたいと思うのですが、必要なときが多いですね。
食事専用でも良いから明るくてコンパクトなデジカメが欲しい。
投稿: 04mat | 2007年11月23日 (金) 00時58分
◇04matさん、こんにちは。
ま、客がいようがいまいが、結局は撮ることになるのですが。
今までで撮ることができなかったのは、カメラ忘れを除いて、隣に日本人が食事していた時です。
今なら、躊躇することはないと思いますが。
食事写真はやはりデジカメがいいですね。確認できるし。
以前GR1sで撮っていたこともありますが、マクロがないし、どうも今ひとつでしたから。
その点では、GR-Digitalは、単焦点の明るいレンズなので、食事には向いていると思います。
投稿: ヒョウちゃん | 2007年11月23日 (金) 11時48分