カモメ舞う町
エッサウィラの沖合いには海鳥のコロニーのような島があり、港のスカラから眺めることができる。それでなくても、かなりの漁獲高のため、おこぼれを狙ってか、カモメをいたるところで見ることができる。それもたまに飛んでいるというだけでなく、まさに乱舞なのだ。
<メディナ北側上空>MZ3/35mm/E100VS
メディナの北側は大西洋に面しているものの、高い防波堤によって町が守られている。防波堤と建物に挟まれた狭い路地を歩いてもこの通り。カモメの乱舞である。
<港のスカラ付近>MZ3/35mm/E100VS
とりわけ、港のスカラ付近は魚市場もあり、私的に魚を商う人もいたり、漁師が網繕いなどをしていることもあり、カモメが否が応でも飛び込んでくる。
<カモメ乱舞>MZ3/35mm/E100VS
このあたり、食べきらなかったものを置いて処理してもらうような人物も現れて、それを狙ってやってくるカモメもいる。まあ、エコなわけですな。ところで、元旦の画像、これでした。
<カモメ>MZ3/35mm/E100VS
こんな風にカモメに接近することも可能。とにかく、カモメと人との距離がとても近いエッサウィラなのである。ちなみに、泊まった宿も部屋の外などにカモメが来ることもあった。
年末で中断していた、イベリア&モロッコの旅行記「サウダーデ&ラビリンス」ですが、先日ようやく、マラケシュの1日目をアップしました。よろしかったら、こちらからどうぞ。早く終わらせて、次のシンガポール&マラッカに取り掛かりたいんですけどね。
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コメント
真っ青な空と、日干しレンガの乾いた土色が、何ともモロッコらしいですね。
この色合いが、僕があの国に惹かれる理由だったりして。
こういう色のイメージがあるせいか、イスラム圏は好きな国が多いです。
投稿: HARU | 2008年1月29日 (火) 23時14分
◇HARUさん、こんにちは。
エッサウィラを訪れてみると、マラケシュやフェズなどにない、一般的にイメージされるモロッコとは違っていると思います。
ただ、カサブランカからアガディールにかけての大西洋岸のモロッコは、こんな感じです。
とりわけ、エッサウィラはその中でもいいところです。
ツーリスティックでありながら、あまりそれを感じさせないところは、シャウエンにも通じるところもあって、食べ物も美味いし、見るものも魅力的だし、見所が少ない割には、できるだけ長く滞在したいと思う場所ですよ。
明日にでもまた行けといわれれば、もう喜んで行きます。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年1月30日 (水) 21時01分