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2008年1月10日 (木)

エッサウィラとオーソン・ウェルズ

エッサウィラの宿は、Supratoursのバスターミナルから徒歩わずか5分程度の、Hotel des Iles(オテル・デジル)であった。夏のエッサウィラは宿の確保が難しいと聞いていたので、マラケシュから電話予約する。しかし、ことごとく「フル」または「コンプレ」の答えが返ってきて、宿の確保が難しいため、いったんは日帰り往復かとも思ったほどである。

そこで気を取り直して、ロンプラと地球の歩き方に載っている宿に片っ端から電話したところ、なんと、4つ星のここが取れてしまった。料金は歩き方のものよりもかなり高かったが、エッサウィラに泊まりたいから仕方ない。ここは腹をくくる。

Im1663

<客室>GRD

いささかくたびれているとはいえ、ちょっと上品な香り漂う客室である。ちなみに、建物は2階建てで、プールがあった。その周りにもバンガローのような部屋があるが、こちらは少し安いのかもしれない。客室にはエアコンがなかったが、大西洋から吹き付ける風の影響か、マラケシュとは比較にならないくらい涼しい。部屋はちょうどよい適温であった。

さて、エッサウィラはかつて、俳優で映画監督のオーソン・ウェルズが「オセロ」のロケを行ったところとして知られている。オテル・デジルとメディナの入り口スバア門との間には、オーソン・ウェルズ・スクエアがありここには、彼のレリーフが飾られていたりする。

実はこの宿もオーソン・ウェルズとかかわりがあるらしく、オーソン・ウェルズを記念する展示室があったりした。

Im1688

<オーソン・ウェルズ展示室>GRD 3:2mode

Im1690

<ポスターや写真>GRD 3:2mode

Im1691

<クラシックなピアノ>MZ3/35mm/E100VS

FOYERとは英語でFOCUSの意味。もうちょっと深く探りたいものですが、まあ強引に意訳して展示室みたいなものか。

ともかく、この宿に2泊してエッサウィラを歩き回ったのであった。

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コメント

 お久し振りです。
今日はちょっと宣伝に来ました。
実は 1/21 から「裸言-LAGON-」
http://lagon.jp/
というサイトを立ち上げる事にしました。
コンセプトは「言葉のエンターテイメント」です。
頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします。

投稿: 暖房 | 2008年1月10日 (木) 22時52分

 へー、オーソンウェルズの展示室があるのですか。そういうのを見ると、知らない所でもとても親しみが沸きますね。
 ちょっと高級ホテルだったのですね。

投稿: マサエ。 | 2008年1月11日 (金) 12時37分

◇暖房さん、こんにちは。
サイト、頑張ってください。
遅くなりましたが、レビューもありがとうございました。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年1月11日 (金) 23時01分

☆マサエ。さん、こんにちは。
2年ほど前にもエッサウィラを訪れているので、オーソン・ウェルズとエッサウィラのかかわりは、わかっていたのですが、実際このようなものを見ると、かなりの影響を残したんだなって思います。

宿は、かなりのホスピタリティを感じるところでした。
だてに、星の数が多いわけではないなと思いましたよ。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年1月11日 (金) 23時04分

こういう歴史あるホテル大好きです。

モロッコは、かなり気に入ったのでまた必ず行きたいと
思いました。

きっとマラケシュにも行くのでしょうが、観光地化されすぎていないところの方がこの国はいいように思ったので、
エッサウィラ(夏場は混むそうですが)にも必ずいってみたいです。

投稿: Gina | 2008年1月12日 (土) 13時51分

△Ginaさん、こんにちは。
モロッコやはり、よかったようですね。
続きのレポも期待してますよ。

エッサウィラはマラケシュほどはツーリスティックではないのですが、町の持っている雰囲気がいいからか、かなりの観光客がいますね。
そういう面では、シャウエンと似ていると思うんですよ。
見所というと、数箇所くらいですけど、行ってみたら、また訪れたくなるところですよ。
是非とも、ここは行くべきです。Ginaさん、絶対気に入ると思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年1月12日 (土) 15時28分

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