ポルトガル人の末裔
16世紀にポルトガルがマラッカにやってきて、マラッカはポルトガルの東洋進出の拠点とされることになる。だが、そのポルトガルも国力の衰えとともに、マラッカを手放し、その後はオランダ東インド会社がマラッカを統治した。
さて、ポルトガルはマラッカから出て行ったものの、ポルトガル人もマラッカに定住し次第に現地化されていく。現在、マラッカの東に通称ポルトガル村というものがあり、彼らが暮らしているのである。
<ポルトガル村入口>MZ3/35mm/RVP F
宿からは徒歩で行ってみた。歩く距離はあまりたいしたことはないものの、歩道もないような交通量の激しい道を注意しつつ歩くので、大変時間がかかってしまった。まったく、ポルトガルという言葉には弱いので、引きつけられたようなものだ。この1年春はマカオへ、夏は本国ポルトガルから旅をしたくらいで。
<民家>MZ3/35mm/RVP F
なんか新興住宅地みたいな雰囲気ではあるが、明らかにマレー人や中国人の家屋とは違う趣。決定的なのは、どの家にも飾られたクリスマスの飾りである。上の画像ではサンタクロースがいます。
たまに、人とすれ違う。ほとんどは肌の色濃く、マレー人とさほど変わらないのだが、ごくたまに、ポルトガルでもよくいるタイプの顔立ちの人も。さらに道を進むと、海に出た。
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