さらばエッサウィラ
エッサウィラでの2日間、いろいろなところを当てもなく歩き回る。この町に再びやってきたのは、アーメッドというちょっとファンキーな土産物屋の男に再会しようという目論見もあった。前に来たときに写真を撮り、送ろうかと思っていたところ、たった1枚だけのアラビア文字だけの名刺を写し取るようにいわれたものの、とても無理なので持参することにしたのだ。アーメッドは簡単な英語を話すことはできても、アルファベットを書くことができない。実はこういう人物はかなりいる。
<魚スークにて>MZ3/20mm/E100VS
朝から歩き回り、イスティクラール通り沿いにあるスークへ。見たこともない魚が並ぶ。人物が写るので、カメラを見せて撮っていいかと仕草できくと頷いてくれた。魚屋の兄ちゃんにはピントがきていないものの、しっかりカメラを見てますね。
<貴金属スークにて>MZ3/20mm/E100VS
魚スークの向かいにあるのが貴金属スーク。エサが豊富なんだろうか。ここにはたくさんの猫がいた。モロッコではかなり猫が多い。猫写真も結構撮っているのだが、これはあとでまとめてお見せできたらなと思う。
<土産物屋にて>MZ3/35mm/E100VS
北のスカラ近くの土産物屋。各種スパイスやハーブなどを扱う。彩りが綺麗。一番左に「バイアグラ」と書いてあるものがあるのだが、いったい何なのか。
<ビーチにて>MZ3/35mm/E100VS
港の脇にはビーチが広がる。波の荒い大西洋に面しているわけだが、スカラのある側に比べると比較的穏やか。ビーチでは海水浴のほか、ビーチサッカーに興じる人たちも多い。
<海門のスカラ>MZ3/35mm/E100VS
ようやくトワイライトの時間。手持ちで撮れるのはごく短い時間。わずかにライトアップされたスカラ。手前の少年は何を思っているのだろうか。
<ムーレイ・エル・ハッサン広場>MZ3/35mm/E100VS
夜のとばりが訪れる。明日にはいよいよ最終目的地のカサブランカに。エッサウィラともとうとうお別れである。いいところだった。
その後のアーメッドなのだが、なんと店をやめてどこかへ行ってしまったとのこと。店員にきいても、行方はわからないらしい。主に、ベルベルや砂漠の遊牧民に関係したものを売る店だったが、アーメッドのいないこの店はごくふつうの土産物屋に見えてしまった。ま、こういうこともあるさ。
…と、いうことで、ようやくエッサウィラも終わりです。次回からはいよいよ最終目的地のカサブランカとなります。だが、スキャンが進んでいないので、マラッカあたりを少し取り上げてからとなりそう。
また、お知らせとなってしまいますが、イベリア&モロッコ旅行記「サウダーデ&ラビリンス」エッサウィラの1日目、「大西洋からの風」をアップしてあります。よろしかったらお読みください。ブログとアプローチが違うので、そんなところを感じ取っていただけると、作者としては嬉しい次第です。
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