ラッフルズ・ホテルであの味を
シンガポールの代名詞ともいえるのが、ラッフルズ・ホテルである。アルメニア人のサーキーズ兄弟によって創業されたコロニアルホテルで、サマーセット・モームをはじめ数多くのセレブたちが利用してきたホテル。宿泊するには高額な滞在費をはじめ、いろいろと難関があるのだが、ホテル内の施設ならば大手を振って利用できる。なので、何でも興味ありの観光客はやはり行ってみたくなったのである。
<ラッフルズ・ホテル>MZ3/35mm/RVP F
入り口にはリムジンが乗り付けられ、恭しい態度で出迎えるホテルの従業員。それを尻目に、にわか利用者はそそくさと内部へ。
<ラッフルズ・コートヤード>MZ3/35mm/RVP F
中庭は飲食もできるスペース。それにしても、非常に数多い観光客。誰もがあこがれなんだろうな。ちなみに、外来者は客室には近づけないようになっているので、どこをほっつき歩いても怪しまれることはなさそうである。オレの目指す場所は…。
<シンガポール・スリング>GRD
ロング・バー。カウンターに落ち着き、噂のシンガポール・スリングをオーダー。淡いピンクのカクテル。あとで気になって調べてみたら、ジンがベースらしい。飲みやすく、いい味だが、空きっ腹には結構効いた。
このバーは、イギリスのパブをよく再現している。…というか、イギリス植民地時代からやっているところなので、パブそのものをシンガポールにそのまま持ってきたといった方がいいか。それにてはかなりの値段設定で、このカクテル1杯が税込みで24.7SGDとかなりの値段である。もちろん、カードも使えるがそんな無粋なことはしなかった。
カウンターには殻つきの落花生が無造作に容器に入れられ、これだけはフリー。床は落花生の殻やたばこの吸い殻などが散乱している。客層が本国イギリスよりも若干おとなしいものの、これはまさにパブ。
さすがに、ここでは食事をすることができず、これ1杯だけでやむなく退散することになったのだが。まあ、味は記憶にとどめておこうか。いつか泊まれる日が来るまで。ちなみに、上画像には、Sigmaの20mmレンズをつけたメインカメラのPentax MZ-3を入れて記念撮影とした。なかなかでかいレンズでしょ。これがまた重い。
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コメント
ラッフルズホテル、前のシンガ訪問では忙しくてたちよる間がありませんでした。今度は行こうかな。シンガポール・スリング、結構な値段ですね。でも、ここへ行ったからにゃ、試してみたいです。
投稿: とんび | 2008年4月29日 (火) 07時49分
とんびさん、こんにちは。
このカクテルはラッフルズ・ホテル内にある他のバーでも提供されるそうですが、やはりロング・バーで味わいたいものです。
もう、ラッフルズ・ホテルは観光客だらけで、ひとつの観光名所でもあるようです。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年4月29日 (火) 12時54分