シンガポールの「がっかり」

通常、マーライオンのことをそういわれますね。「世界三大がっかり」というカテゴリーもあって、あとの二つは、コペンハーゲンの人魚像とブリュッセルの小便小僧だそうで。

ま、そんなこともあって、あまり期待しないでマーライオンを見に行きました。フラトン・ホテルの前にある横断歩道を渡り、階段を下りるとそこが、マーライオン・パーク。

＜マーライオン＞MZ3/50mm/RVP F

この奇妙な像は、シンガポールの象徴として造られたらしい。1972年当時の首相、リー・クアン・ユーの呼びかけらしい。上半身がライオン。下半身は魚というのが定説である。海とシンガポールの名前の元となったライオンを合体させたもの。

建設当時は違う場所にあったらしいが、2002年に現在の場所に移転されたらしい。「がっかり」だったのは、ポンプの故障で水を吹き出さなくなったからという。だが、現在の場所に移転してからは、故障も直して水を吐くようになった。この周辺はかなりの数の観光客である。しかも、中国人が多く、彼らは写真好きなので、ひっきりなしに記念撮影が行われている。

＜高層ビルをバックにしたマーライオン＞MZ3/20mm/RVP F

水しぶきも相当なもので、近くに長い時間とどまっているとずぶぬれになるくらい。上の画像だと、かなり離れた感じに見えるものの、超広角なのでそれほど距離は離れていません。水しぶきも相当かかります。

＜マーライオン・モノクロヴァージョン＞GR1s/28mm/Neopan Acros

こちらは背後から。しぶきの向こうに見える橋が観光客がたまっているところ。

＜ミニマーライオン＞MZ3/50mm/RVP F

なぜかミニチュア版のマーライオンもあります。かつてはこちらも水を吐き出していたというものの、それはなし。まあ、それほどがっかりはしなかったです。

ちなみに、シンガポールには、セントーサ島のマーライオンタワーを含め、大小５つのマーライオンがあるとのこと。ま、がっかりはしなかったものの、ここだけ見れば、もう十分なような。

＜おまけ＞Ixy Digital 500

なんだかわかりますか。マーライオンの形をしたチョコレート。チャンギ空港で買えます。中身は、シンガポール・スリングの味のリキュール（？）入り。まあまあ美味しかったです。