ラッフルズ卿上陸地点
宿に荷物を置き、早速観光に出かける。シンガポールには2泊するが、3日目には早朝日本に向かうことになるため、残された時間が少ない。
<ヴィクトリア・コンサートホール&シアター>MZ3/35mm/RVP F
シンガポールも天気がいまいち。シンガポールはイギリス人のトーマス・スタンフォード・ラッフルズがジョホール王国から割譲しイギリス領としたもの。あの、ラッフルズ・ホテルも彼の名にちなんでつけられた。
シティ・コートにあるこの建物前にラッフルズ像がある。比較的地味な感じだが。ラッフルズは、ボロブドゥール遺跡を発見したり、ラフレシアも発見するなど、功績は大きい。
<ラッフルズ像>MZ3/50mm/RVP F
こちらのラッフルズ像は石造りか。ここにラッフルズが上陸したといわれる。シンガポール川ボート・クルーズなども行われる場所に近い。
<ラッフルズ像・モノクロヴァージョン>GR1s/28mm/Neopan Acros
シンガポールをイギリスの手に導いたラッフルズだが、高層ビルをバックにし、今このようなシンガポールの姿を想像することがあったであろうか。
いちお、このあたりは、高層ビルもあるものの、同じイギリス領だった香港と違い、その数はぐっと少ない。また、人口密度もそれほどではないと思った。香港が雑踏の中のエネルギッシュな都市なのだとしたら、シンガポールは、整然とした中にわずかに残る人々の匂いといったところか。それは、香港が95%中国人社会なのに対して、シンガポールには、マレー、インドなどのコミュニティが残っているからだと思う。それらについては、また後日触れることにする。
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