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2008年7月16日 (水)

菩提樹の下

ミレニアムの年インドに行った。仲間内でのツアーだったのだが、自分は短期のイギリスから戻り、2日後再び成田へ。しかし、エア・インディアは未曾有のディレイを起こし、成田に1泊してもまだ姿を現さず、何とか交渉の結果、シンガポール航空で深夜のデリーへ。その翌日、パトナに飛び、ラージギルの日系かつ仏教系ホテルで1泊。翌日、聖地ヴァラナシーにバスで向かうが、途中ブッダガヤに立ち寄った。

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<マハボーディ寺院>EOS1000s/28-105mmZoom

本来なら、ここも1泊する予定だったのだが、あのディレイですべてがぶちこわしになり、短時間の観光となった。

さて、ここは、釈迦が悟りを開いた地ともされている。この寺院の裏手には、菩提樹があり、その下で悟りを開いたのだそうだ。2,000年以上前のことなので、ここにある菩提樹はスリランカから株分けされた3代目だという。それでも、接ぎ木などをして菩提樹は大切にされてきたようである。この時も、スリランカからの巡礼がやってきていた。

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<3代目菩提樹>EOS1000s/28-105mmZoom

根本のあたりは、大切に囲われていてよからぬ考えを持つものを遠ざけるようになっている。まあ、それだけでなくて、この菩提樹の小さな実から作った数珠やアクセサリーが日本人には飛ぶように売れている。物売りや土産物屋の主人はもちろん日本語が話せる。ちょっときいたところでは、日本語だけでなく、韓国語やイタリア語も話すとかで。

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<菩提樹の下にて>EOS1000s/28-105mmZoom

これは、8年ほど前の記念撮影。菩提樹の下にはくつろげるスペースもあって、名前を聞けば外国人でもわかる、日本人でかつてのカルト宗教指導者、現在は収監中のあの人もここで瞑想したとか。

ツアーであるとか、ズームレンズだけであるとか、ネガフィルムであるとかで、現在とはまったく撮影スタイルが違う写真が並ぶ。しばらくは我慢してくださいませ。

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