ナイトバザールの少数民族
チェンマイのナイトバザールには、店を持たない人たちの移動販売があります。それは、少数民族が現金収入を求めて、ゲリラ的にアクセサリーなどを売り歩くものです。タイでは、少数民族は差別されています。ナイトバザールに店を出す権利がない。あるいは国籍(ID)がないなど、いろいろな問題があるようです。
<少数民族の売り子>MZ-3/50mm/RVP100
ゲリラ的に出没する売り子。以前訪れたときには、服まで民族衣装を着込んでいましたが、雨季であり、湿度も高いからか、この人は被りもののみ。中には、暑いためか被りものもなく、売り物がなければ、その辺のタイ人と変わらない姿の人もいました。
ナイトバザールに出没する、少数民族たちについては、堀田あきお氏の「アジアのディープな歩き方」(上)に記述があります。
やはりナイトバザールには場所代が高く、ナイトバザールからやや離れたあたりで、細々とものを売る。今回はそれほど歩き回ったわけではないので、目撃していませんが、前回のチェンマイではチャンクラン通りのはずれや、ナイトバザール・ビルの裏手などで道端に商品を並べた少数民族の人たちがいました。
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コメント
数年前(結構前かもしれないけど・・・)、カオサンロードの路上に現れたアカ族にはびっくりしました。でもIDなどの問題があるんですね・・・
「アジアのディープな歩き方」読んでみます。
投稿: 本人です。 | 2008年9月22日 (月) 22時50分
「アジアのディープな歩き方」では杉田君がチェンマイの山奥のリス族の村に迷い込んでしまう話です。
チェンマイのナイトバザールに現れる少数民族は衣装からすると、アカ族かなあ。
カオサンのアカ族、はるばるやってきたのですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年9月23日 (火) 15時33分
私もタイの少数民族に対する明らかな差別は感じました。
チェンライで、舗装道路につながっている非舗装のわき道はほとんどと言っていいほど少数民族部落への入り口なんです。ですから雨のときに少数民族の村に行くには、泥だらけになって行かなくてはならないんです。
しかしですよ、タイはIDを発行してあげない少数民族も完全に追い払おうとはしないないんですよね。
国民と認めないけど、住んでてもいいよ。
このへんの緩さが好きです。
投稿: スクムビット | 2008年9月23日 (火) 19時39分
なるほど。チェンマイでドイ・ステープへのツアーに参加しましたが、これにメオ族の村に行くものも含まれていました。
確かに、道が悪かったですね。
少数民族も今や山岳民族かというくらい山に住んでいますが、これも、追いつめられてどんどん山に逃げた結果だとかで。
タイって、スクムビットさんが仰るように、ある面では緩いところもありますよね。
ま、このあともぽつぽつと少数民族の話は出てくると思いますので、また来てください。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年9月23日 (火) 20時07分