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2008年9月 7日 (日)

セーン・セープ運河

今回の旅の玄関口である、バンコクで宿泊したのは、Bangkok City Inn。最寄り駅でいうと、BTSのチットロム。近くには伊勢丹とZENを従えるセントラル・ワールド(旧ワールド・トレーディング・センター。セントラル・ワールド・プラザより再改称)があり、その向かいにあるスーパー、BIG Cの裏手あたりである。ここには、おそらくタイで最も両替率のよい、SUPER RICHという両替商があり、なかなか便利である。ちなみに、この店は路地を挟むようにして2軒あるが、何でも兄弟が仲違いして別々に店を出したものらしい。ちなみに両替率は同じである。

そんな便利な場所なので、いささか古びてはいるものの、この宿をアップルワールドで予約したのである。

また、ここはプラトゥーナム市場にも近く、バンコクの庶民の香りのする場所でもあった。かつてのバンコクでは、運河が巡らされていて、東洋のヴェネツィア(このようなたとえはあまり好きではありません)ともいわれたことがあったが、都市の発達とともに運河は埋め立てられ、セーン・セープ運河くらいが残る程度だろうか。

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<セーン・セープ運河>MZ-3/35mm/RVP100

宿からちょっと歩いたところにこの運河があり、橋の上からは行き交うボート乗り場も見えた。朝夕のラッシュ時には満載の人を乗せるという。ちなみに、眺めただけで、乗ってません。

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<橋の上>MZ-3/35mm/RVP100

乾燥させた肉のようなものが並び、その向こうでは、歌を聴かせることで生活している親子がいた。父親がオルガンを弾き、盲目の娘が歌をうたう。この橋は先ほどの船着き場から1本奥に入った橋。表通りと違い、行き交う人は少ない。ここで、歌うたいの生活をしていても、何とかやっていけるんだろうなあ。

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<路上生活者の少年>MZ-3/35mm/RVP100

さらに厳しい生活をしている人たちも。バンコクをはじめタイは、かなり生活が豊かになったと思うが、やはりこういう人はいます。BTSの走る中心部、スクムビット通りにも。

さて、リバーサル40本とモノクローム3本の現像が終わりました。現在、それぞれ1本ずつのスキャンを終わらせたところなので、思うように記事が書けないでいますが、まあ頑張ります。

また、ココログがよくわからないメンテナンスを行っていて、画像が書き手の意志と関係なく表示されるようになってしまったかもしれません。それは、画像の幅です。現在、この本文がある部分は500ピクセルで表示されているはずですが、横長の画像は、500ピクセルをデフォルトとしています。縦長の画像は、今までは333ピクセルで表示させていました。任意の幅が選べたのですが、どうもそうではなくなってきたようです。なので、妙にでかくなる縦長画像となるかもしれません。その点はご容赦を。

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コメント

運河の深い土色とのコントラストがいいですね。
バンコクの生活音と息づかいが聞こえそうです。
老人と少女、そして少年。
その日を生きていることのリアリティ。

「少年よ大志を抱け」

投稿: lastsmile | 2008年9月 7日 (日) 09時16分

lastsmileさん、再びどうもです。
以前、プラトゥーナム近くの宿に泊まったことがありましたが、この時に、セーン・セープ運河を意識するようになりました。「ここは撮れるな」と。
結構エネルギッシュなところで、排気ガスの充満する中、路上のテーブルで食事する人たちも多いです。
わたしゃ、このあたりでも食事してもよかったんですが、到着直後でタイ人たちのパワーについて行けませんでした。
日和って、セントラル・ワールドとかBIG Cのこぎれいなレストランに流れてしまいました。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年9月 7日 (日) 13時41分

 眺めただけで「撮ってません」ということがないことを願っています(笑)。
 私が船で上下したマラッカ川は運河じゃないからなぁ。

投稿: 伊 謄 | 2008年9月 7日 (日) 19時44分

伊 謄さん、こんにちは。
「眺めただけ」ってのは、ないだろうと思っています。
まあ、大丈夫でしょう。
川なら、チャオプラヤー川とメコンで船に乗りましたよ。

投稿: ヒョウちゃん | 2008年9月 7日 (日) 19時59分

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