コピー天国中国
曼聴公園でスコールに遭遇。1時間ほど雨宿りした。すさまじい雨であった。そのおかげで翌日の行動には影響が出ることになるのだが。
曼聴公園の昼間の入場料は40元である。だが、夕方からは、タイ族の舞踊ショーつきディナーが行われ、入場料の桁が変わってしまうというところである。それ以外はまあどうということのない公園なのだが、園内にはちゃんとした寺院がある。もちろん、タイやラオスで信仰される上座部仏教の寺院だ。
<曼飛龍白塔のレプリカ>MZ-3/35mm/RVP100
曼飛龍(マンフェイロン)仏塔とは景洪の南、ミャンマー国境付近の大勐龍(ダーモンロン)にある、シーサンパンナのシンボルともいえる仏塔である。以前ツアーで訪れたが、今回も行きたかったものの、道が工事中らしく、行けそうもなかった。これは、寸分違わぬ忠実なレプリカである。だが、ありがたみは薄れますね。
<景真八角亭のレプリカ>MZ-3/35mm/RVP100
そして、もう一つあったのが、やはりレプリカのこれ。こちらは、勐海という、景洪の西にある町の郊外に建つ、不思議な形の宗教施設。31面32角、高さ20m。もちろん、寸分変わらぬ大きさです。こちらも、以前訪れてますが、今回はやはりあきらめました。
以前の印象といえば、やはり雨季であまり色鮮やかでなかったような気がする。それでも、ツアーバスではあるものの、遠路はるばる見に行ったので、少しは感動したもの。やはりコピーというだけで、ちょっとがっかりです。
こうしたもののコピーといえば、愛知県犬山市にあるリトルワールドとか、バンコクのワット・プラケーオにあるアンコールワットのミニチュアなどがありますね。でも、大きさまでも忠実に再現してしまう神経の図太さは中国ならではできないことなのかも。
Postscript あまりにも、話題がありすぎて、連日のアップです。旅行記ですが、実は意図的に遅らせています。まあ、アップするときにはどかんとやるかもしれませんので、よろしくです。
<追記>
曼聴公園にある寺院ですが、総佛寺という名前のちゃんとした寺です。ガイドブックによれば、シーサンパンナの仏教総本山とでもいえる寺だそうです。もちろん、僧侶もいます。
その総佛寺に入る手前のスペースに、2つのレプリカがあります。実際には総佛寺と関係はないのでしょうが、レプリカのメンテナンスなどはここの僧侶が携わっているのかもしれません。
記事の本文ではややわかりにくく、追記で説明させていただきました。悪しからず。
| 固定リンク | 0
« 景洪と周恩来 | トップページ | 衝撃のタイ族料理 »
「Temple/Church」カテゴリの記事
- タイ最大の大聖堂+初詣(2024.01.03)
- チェンマイの中心と3人の王(2023.12.21)
- 地味ながら素晴らしい寺院(2023.12.16)
- ランプーンの素晴らしい寺院とランタン祭り(2023.12.10)
- チェンマイで最も格式のある寺院(2023.12.03)
「200808 Mekong」カテゴリの記事
- バンコク点描(2009.03.26)
- 屋台禁止と魚売り(2009.03.25)
- バーミーとラーメン(2009.03.22)
- 東南アジアのウルトラマン(2009.03.21)
- チャイナタウン(2009.03.19)
コメント
ヒョウちゃん、こんばんは。
中国や東南アジアのコピーぶりは、笑っちゃうほどですよね。そこまでやれるんやったら、もうやればと言いたくなるような。。。(苦笑)
ブランド物のかばんはともかく、コピー寺院、地元の人のニーズはあるんでしょうかね。
投稿: Gina | 2008年11月10日 (月) 23時37分
Ginaさん、こんにちは。
ここにレプリカがあるということを「悪い」と思っていないような気がしますね。
「遠くにあるものをここで見ることができるからいいだろ」みたいな感じもしますね。
ここを訪れるのは、雲南省内外からの観光客でしょうが、ここで見ることができてよかったなくらいの感覚なのかもしれません。
極端な話、トレビの泉と真実の口が並んでいるようなものかもしれませんね。
投稿: ヒョウちゃん | 2008年11月11日 (火) 20時24分