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2008年12月22日 (月)

ソンテウに乗って世界遺産へ

ノーンキャウの朝。山深いためか、薄暗い感じである。前の日、ウドムサイからこちらに移動。夕食前には、やや寒気がしていた。その時は気候のせいだと思っていた。アルコールは控え、早めに眠る。ゲストハウスのレストランで食事。

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<巨大パンケーキ>GR DIGITAL

前の日からやはりルアンパバーンに行こうと思っていた。この日も移動となるため、比較的消化の良さそうなものと考え、コーヒーとパンケーキとする。しかし、でてきたのはこんなやつ。バナナ入りだが、練乳がたっぷりとかかっている。ものすごく甘い。胸焼けがしそうだ。

そのまま朝の散歩に行く。といっても、宿の前の未舗装の道を歩くだけ。

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<朝のノーンキャウ>MZ-3/35mm/RVP100

あちこちで朝餉の支度が始まっている。画像を見る限りでは閑散としているようだが、朝の活気は感じられた。

一通り歩き、引き返す。宿の前のバスチケット売り場がようやく開いていた。ルアンパバーンまでのチケットを購入。40,000キープ。出発は9:00だとか。ひとまず、部屋に戻り、支度をする。

チェックアウトし、すぐ前でバスを待つ。まだバスの姿は見えないが、声をかけられた。ドライバーらしい。ルアンパバーンに行くというと、指さされたのは、バスではなく、ソンテウであった。

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<ルアンパバーン行き「バス」>GR DIGITAL

ドライバーは、荷物を受け取ると屋根に登り、そこに荷物を置いた。まだ、数多くの荷物は載せられていないが、バックパックはブルーシートで幾重にもくるまれて、ひどいことにはならないようであった。まあ、一番大事なフィルムは、スーパーのレジ袋に包んだ上に、防水の袋に入れてある。さらには、バックパックにはやはり防水のザックカバーを掛けているので、よほどのことがない限り、ひどいことにはならないだろうなと何となく思った。

さて、次は座席である。荷台の座席では結構しんどいことになるかと思っていたが、ドライバーが指定したのは、キャビンであった。すでにルアンパバーンに行くラオス青年が先客でいたが、彼が中央に寄り、右の座席を手に入れることができた。ラッキーである。

バスならぬソンテウは、出発時間前に走り出した。だが、しばらくはノーンキャウのメインストリートを行き来するのみで、どうやら客を待っているようでもあった。ようやく出発したのは、ほぼ定刻くらい。はじめは、あまり客のいないソンテウであったが、小さな集落のはずれあたりに、ぽつぽつ乗客がいて、何度も乗り降りがあるのだが、ほぼ満席でルアンパバーンまで行くこととなった。

客が多い時には、大人は荷台の出っ張りに足をかけ、手で幌のステーを捕まりながら走る。小さな子供はキャビンの後ろに乗り込んだほどである。もう座席の余裕はないが、小さな子供だからできることである。

パークモンからは、国道1号線に別れを告げ、国道13号線へ(間違っているかもしれませんが)。この道はほとんどアップダウンがなく、カーブもきつくなかった。従って、人員満載のソンテウでも結構なスピードが出るのだ。

やがて、パークウー洞窟、バーン・サンハイなど懐かしい地名が標識に現れる。ルアンパバーンはもう近い。ルアンパバーンの北方面バスターミナルには13:00頃に到着。なんと、4時間という早さであった。

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<ルアンパバーン北方面バスターミナル>GR DIGITAL

ここから、乗り合いのトゥクトゥクで市街へ。ようやくこの旅のハイライトが訪れることとなる。

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<ルアンパバーン>MZ-3/35mm/RVP100

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