ルアンパバーンのナイトマーケット
シーサワンウォン通りはルアンパバーンのメインストリートではあるが、さほど広い通りではない。朝から夕方までは、この狭い通りはもちろん、車やバイクなども行き交うのである。そして、太陽が山陰に隠れる頃になると、テントが組み立てられ始める。その範囲は、モン族のマーケットあたりから、国立博物館あたりまで。ちょうどプーシーの丘の麓あたりである。これが、ルアンパバーンのナイトマーケットである。
<開店準備中>MZ-3/35mm/RVP100
実は、昼間から歩道の部分では細々と観光客が喜びそうな土産物が売られている。テントが完成すると、この道は完全に車やバイクはシャットアウトされ、人がやっとすれ違うことのできる狭い道が2筋と、それに面した4つの店が延々とできあがる。
<売りながら制作中>MZ-3/35mm/RVP100
売られているものは、生活雑貨といったところか。特に刺繍や布はインテリアにもぴったりだと思う。もちろん、手作りなので、寸暇を惜しんで作り続けている人も。また、ハンドメイドではないものの、定番となったビアラオTシャツや、キャップ、果ては民族衣装までそろう。
<スリッパ>MZ-3/50mm/RVP100
ただの布や刺繍では用途が限られてしまうからか、上の写真みたいに二次加工を施したものもあった。ほとんどの店は少数民族がやっているのだと思うが、商品開発にも創意工夫が見られる。
<ランプシェード>MZ-3/50mm/RVP100
<傘>MZ-3/50mm/RVP100
ランプシェードや傘。ルアンパバーンは手漉きの紙の産地でもあり、これまたワット・シェントーンの近くにいくつかの工房がある。
チェンマイのナイトバザールでも、ランプシェードなどを取り上げたが、チェンマイ近郊のボー・サーンというところで紙が作られている。その紙を二次加工して、傘やランプシェードが作られているのだが、このあたりは産地こそ違え、内容にそれほどの差はないか。
このあたりは完全な製品なので、工房がここに臨時の店を開いたものなのかもしれない。
ところで、ナイトマーケットだが、たいていのものは値引きに応じてくれる。自分は、ビアラオTシャツを購入したのだが、たくさん並べられたものは、色や素材、サイズまで様々。Tシャツに関しては、S、M、L、XLと表示があるが、日本のものよりもワンサイズ小さいと考えてよいのでは。コットン100%から化繊混紡といろいろあるので、自分の目で確かめた方がよい。
とにかく、朝が托鉢だとしたら、夜はこのマーケット。とにかく、道が狭く、誰か買い物していると通り抜けられないような感じもするが、雑貨好きは外せないな。
Postscript これにて、ルアンパバーンのエントリーは終了します。まだまだ、ネタはありますが、ともかく前に進むことにします。次回は、バンビエン。
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コメント
こんにちは。以前メールしましたtadaです。
ナイトマーケットかなり楽しそうですね。
ランプシェードや傘は1つ買ってきて欲しかったくらいです。(*^_^*)
投稿: あこ | 2009年1月30日 (金) 20時58分
あこさん、こんにちは。
こちらでは初めまして。ようこそいらっしゃいませ。
店を冷やかすだけでも楽しいですよ。
個人的には、旅の途中では大きなものは買いません。
ランプシェードや傘となるとかなり大物ですよね。
しかも壊れやすいし。
「これぞ」というものは、買うこともあります。
一番のお土産(自分への)は、撮ってきた写真です。
まだまだ、この旅レポは続きますので、一言ありましたら、またコメントつけてください。お気軽に。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年1月30日 (金) 21時54分