メコンの夕陽・ヴィエンチャン編
この旅の最中、ヴィエンチャンでも、メコンの水位上昇が危惧されていた。ま、それはあとになって知ったことなのだが、かなり深刻なものだったらしい。
タートルアンからトゥクトゥクで戻り、メコンのほとりへ。そろそろ夕陽の時刻である。1日に1回訪れる美しい時間。幸い、いい天気であった。急げ。
<土嚢>MZ-3/20mm/RVP100
メコン沿いはビールを飲ませる店があったり、屋台があったりとヴィエンチャン市民の憩いの場のようでもある。だが、水位上昇に備えたためか、ここでは土嚢が1メートルくらいの高さに積まれ、これをまたいで岸辺に出ることになった。上の写真の土嚢の向こうはなぜか夕方から始まる、一般市民のエアロビクス。今から3年前のヴィエンチャンでも、同じところで行われていた。まだ続いていたのであった。
<ビアラオ船>MZ-3/20mm/RVP100
3年前の時には見なかった船が何艘か停泊している。船体の文字はビアラオと読める。水上レストランかあるいはビアホールなのか。クルージングしているという様子はなかった。メコンの水量はたっぷりとあり、川幅は2キロくらいあるようにも見える。この上流のルアンパバーンやフアイサイ、景洪とはまるで異なる眺めである。向かいに見える岸はタイである。
メコンの水があふれてしまうことはどうやら免れたらしいが、メコンの水に触れようと岸辺に降りることは今はできない。メコンの岸辺は急激に落ち込み、水分をたっぷりと含んだ土壌が近づくことを阻む。乾季ならば可能なことなのだが。明らかに表情の違うメコンである。
<水上レストラン>MZ-3/50mm/RVP100
よりよい場所を確保しようと散策を続ける。だんだんと日が陰ってくる。3年前はあのエアロビクスを行っていた場所のあたりでタイ側に沈む夕陽が眺められたのだが、この季節の日没地点はだいぶ変化していた。季節のマジック。日没地点はラオス側に移っていた。
<メコンのトワイライト>MZ-3/50mm/RVP100
残念なことに雲がかかってしまっていた。わずかにメコンが太陽の残照を映し出すのみ。この季節はメコンに沈む夕陽とはいかず、ヴィエンチャンから夕陽を眺めるにはあまりいい時期ではないようだ。残念だが、仕方ない。チャンスはもう1度あるのだ。そちらに期待しよう。
いや、まったく、太陽の軌道というものは計算外でした。10月11月くらいならば、メコン上流方面に沈む夕陽が眺められそう。完全に乾季に入ると、タイのシーチェンマイ(対岸)あたりに夕陽が沈みます。
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コメント
へー、確かに季節によって日が沈む場所はずれていくのですが、ふだんはそんなこと全然気にしないで生活していますものね。
夕日の写真を撮るのも、けっこう難しいのですね。
投稿: マサエ。 | 2009年2月21日 (土) 17時00分
普通は意識しませんよね。
まあ、メコンの流れが、東西方向ではなくて、微妙にずれているからですね。
ヴィエンチャンのメコンのほとりでビアラオを飲みながら夕陽を見るって行為は、「アジアのディープな歩き方」というコミックで紹介されていました。
これがやりたくて、ヴィエンチャンでは3年前、メコンのほとりでビールを飲みつつ、夕陽を撮影しました。
綺麗な夕陽でしたよ。
旅行記の方にあります。そちらもよろしくお願いします。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年2月21日 (土) 17時36分