タムマークフン
バンビエン最後の夜は、生ビールにつられてSakura Cafeという店に入る。ちょっと期待したものの、生ビールはビアラオではなくタイガーであった。
<生タイガー>GR DIGITAL
幻の生ビアラオ。もしかして、飲めるんじゃないかと思い、バンコクのラオス料理店に足を運んだこともあった(嗚呼幻のビアラオ参照)。世界中の酔っぱらいたちが集まるバンビエンなら、ビアラオの生を堪能できるのではと思っていたが、ちょっと甘かった。だが、バンコク以来久々の生ビールでもある。生ビールは残念だったが、まだチャンスはあると思い、その機会を虎視眈々とねらうことにする。
このSakura Cafeという店は、奥の方にビリヤード台があり、入り口近くではバーカウンターがあった。料理の方も、日本料理もどきがメニューに並ぶちょっと無国籍風の店なのである。そんな中に、タムマークフンの名前を見つける。
<スパイシー・タムマークフン>GR DIGITAL
タムマークフンとはタイのソムタムと同じものと考えてよい。完熟前のパパイヤを千切りにし、塩漬けにした魚のエキスとともに和えた料理である。場合によっては、川ガニも入るらしい。タイのソムタムは、イサーン料理ではあるが、今やどこでも食べることができる。バンコクなどではかなりマイルドな味付けだが、日本人にとってはスパイシーな料理に入る。
ここでは、辛くするかどうかきかれ、スパイシーな方を選ぶ。確かに結構辛みが効いている。美味い。
<付け合わせの野菜>GR DIGITAL
タムマークフンには付け合わせの野菜が付いた。キャベツ、白菜、キュウリなどである。辛く感じたら、こちらの野菜を囓るとやや中和するような感じだ。タムマークフンは旅行者の舌にはスパイシーに感じたが、やはり家庭で作る味とはほど遠いものなのかもしれない。本物はもっとスパイシーだろう。
Sakura Cafe Tel 020-6502547 営業時間8:00~24:00 「地球の歩き方」に掲載されてます。こちらもゲストハウス街の一角にあるので、すぐにわかるかと。
これで、バンビエンのエントリーは終了します。次回からは、ヴィエンチャンへ。
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コメント
ソムタム!!
大好きですよ、けっこう辛いですよね。
パパイヤが良い味出してます。
赤唐辛子は入っていないんすか??
ソムタムとビールだとグイグイいっちゃうんだろうなぁ。
あとコレに空芯菜炒めがあれば完璧。
羨ましい組み合わせ。
投稿: lastsmile | 2009年2月12日 (木) 01時31分
lastsmileさん、連投ありがとうございます。
本文には書き忘れましたが、ソムタムもタムマークフンも唐辛子が入ります。
ただし、乾燥唐辛子ではなくて、緑色の極小唐辛子、プリッキヌー(タイ語でネズミの糞)ですね。
唐辛子と他の素材をすりこぎなどでつぶすようにします。辛さの段階はプリッキヌーの量で決まります。
またまた本文には書いていませんが、このときの料理の組み合わせは、タムマークフンとオムライスでした。
オムライスは卵のふっくら具合がいまいちでしたが、ああオムライスだなという味で、合格つけたいです。
とにかく、ラオスではビアラオ以外のビールはこのときだけでした。
すぐさま料理の話を書きますよ。…と、予告しておきます。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年2月12日 (木) 21時14分