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2009年3月17日 (火)

ヒンドゥ&ムスリムinバンコク

いよいよ帰国日。朝宿をチェックアウトし、荷物を預ける。帰国便を夜にしてしまったので、またどこかで時間をつぶさなくてはならない。さすがにバンコクはもう、行き尽くした感じがする。さて、どこに行こうかということになって、今まで取りこぼしていたところをピックアップしてみる。

2年前、ミャンマーを訪れその帰りにバンコクでストップオーバーした。到着した日の夕刻、スラサックにあるワット・マハー・ウマ・デヴィというヒンドゥ寺院に行こうとしたことがある。だが、たどり着けなかった。ガイドブックも持っていたというのに、これはどういうことか。あとで調べてみたらガイドブックの地図が間違っていたのである。すぐ近くに行っていたというのに、なんてこった。そのリベンジをしよう。

ということで、BTSに乗り込み、スラサックへ。一度来たことがあるので最後にガイドブックを確かめるだけである。

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<ゴプラム>MZ-3/35mm/RVP100

このゴプラムは色彩も豊かで、作りも精巧だ。マレーシアで見たヒンドゥ寺院よりも立派な気がする。ただし、ここは内部での写真撮影禁止の但し書きがあったため、外から眺めることにとどめる。

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<隣の花屋>MZ-3/35mm/RVP100

ただし、すぐ隣にはインド人御用達の花屋があった。マリゴールドのレイはヒンドゥの神々に捧げるもの。

タイとヒンドゥの関係。現在のチャクリー王朝では、国王をラーマ9世などと呼ぶが、これもヒンドゥ文化ラーマヤーナ物語からいただいたものだし、ワット・プラケーオなどにある想像上の動物、ガルーダやキンナラなどもヒンドゥからタイに根付いたものである。また、以前も書いたが、エラワンの守り神もブラフマー神である。

現在のインドとタイの文化はまったく異なるものであるが、タイを構成する要素として少なからずヒンドゥが影響しているといってよいであろう。事実、タイにはインド人も数多く居住している。まあ、商人の中にはヒンドゥと関係のないシーク教徒もかなり多いが。

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<モスク>MZ-3/35mm/RVP100

ヒンドゥ寺院から少し離れた場所にはモスクがあった。タイのムスリム人口は約4%である。ただし、タイ南部すなわちマレー半島にあるマレー系住民はほとんどがムスリムであり、近年この地域は政府との折り合いが悪いようである。

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<ドネル・ケバブ屋>MZ-3/35mm/RVP100

もちろんムスリムは豚肉を食べないし、それ以外の肉も独特の処理を施されたものしか食べることはできない。このエリアのように(上座部)仏教徒、ヒンドゥ教徒、ムスリムが混在したところでは、安心して食べられる肉は鶏肉か羊肉くらいだろう。もっともタイではあまり羊を見かけることはないので、鶏肉だけかもしれない。

ちなみに、ドネル・ケバブの写真はスクムビット通りに近いところで撮った。この界隈にはアラブ人が非常に多いエリアがあるのだ。アラブ人は居住しているわけではなく、ツーリストか仕事でやってきた人たちだろう。

タイを構成する要素としては、中国も欠かせない。バンコクに限るが中国系タイ人はかなりの数である。チャイナタウンも忘れることはできない。

バンコクから北に行くほど、中国人やインド人の影響が薄れ、元来のタイの姿が見えてくるような気もする。逆に南に行けばマレー系、ムスリム色が強くなる。ま、どこの国境地帯も隣接する国の民族が混在しているようだが。

タイは微妙に地域で異なるのである。

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