« メコンの中州 | トップページ | ヴィクトリア・カントー・リゾート »

2009年4月27日 (月)

前江クルージング

ツアーは工場見学のあと昼食を挟んだものの、メコンの前江と巨大な中州にある航行可能なクリークを突き進んだ。メコンはプノンペン付近で二つに分かれ、ヴィンロン付近を流れる前江とカントー付近を流れる後江の大きな支流となる。その他にも、幾多の河川が流れ、巨大な三角州を形作っているのだ。これがメコンデルタなのである。

Md0298

<カイベ付近>MZ-3/50mm/E100VS

カイベは水上マーケットがあり、絶えず船が行き交っている。船も様々で眺めているだけで飽きがこない。さすがにメコンの最下流までくると川の流れが緩やかで、どちらが上流かわからなくなるほどである。また、この時は乾季ではあったのだが、とてつもないような水量は景洪やフアイサイ、ルアンパバーン、ヴィエンチャン及びノーンカイで眺めたメコンとはまるで様相が異なる。

Md0306

<クリーク>MZ-3/50mm/E100VS

前江から巨大な中州にあるクリークへ。我が観光用のボートはもちろん航行可能だが、大型の船舶は航行できなくなる。だが、この中州にもかなりの人が住んでいて、頼りとなるのはもちろん船である。だが、中州の生活に欠かせないのはバイクであり、そのバイクを運ぶ小さなフェリーもあったほどだ。ここらの船は水深が浅いためか平べったい形が増えてくる。また、どんな船にも舳先には顔が描かれていた。

Md0309

<中州の教会>MZ-3/50mm/E100VS

ベトナムぽいなと思ったのは、このような中州にもかなり立派なカトリック教会があったことである。かなりベトナムではカトリックが浸透しているようだ。

Md0311

<ツアーメシ>GR DIGITAL

クリークを進むと、シンカフェ御用達のレストランに到着した。シンカフェのツアーはだいたい食事込みのようである。あてがいぶちの定食だが、ムスリム用の特別食にも対応できる模様。飲み物は別料金。なお、キムトラベルは食事は利用者払いのようだ。

Md0312

<ワニ>MZ-3/50mm/E100VS

なんとここにはワニがいた。観賞用ではなく、えさをつけた釣り竿を振りかざしワニ釣りをするのだという。んー、ベトナム人の考えることはよくわからん。

食事をするとやることがなくなってしまったのだが、ツアーはまだ出発しない。しばらくすると、民族音楽をやり出した。もちろん生演奏。すると、自分たちの一行以外にも、別の集団が集まってきた。なんのことはない、彼らもシンカフェのツアーであり、似たようなところを回るんだろう。日数などが異なるのかもしれない。そういえば、ファングーラオ通りで見た顔があった。

この後、ヴィンロンまでそのままボートで進み、元のバスでカントーへ。途中メコンの後江をフェリーで渡った。ツアー終了はカントーの契約ホテルにて。自分以外のメンバーはツアーがさらに続くため、バスの乗り換え、宿の振り分けなどの手続きがあった。自分はこれでフリーである。

| |

« メコンの中州 | トップページ | ヴィクトリア・カントー・リゾート »

Vehicle/Airplane/Ships」カテゴリの記事

200812 Mekong Delta」カテゴリの記事

コメント

ワニ、鰐、わに・・!
これは。
ワニ釣りなんてしてたら、逆に人間釣られちゃいますよ。
コワっ!

写真の食事は夜ごはん?
「・・工場見学のあと昼食を挟んだものの、・・・クリークを突き進んだ・・」
ということは、昼食の後→クリーク→もう一度写真の食事が付いたんですか?
クリークを進んだ後のレストランの食事と書かれてるんで・・。
(夜ごはんとしても早すぎるような気も・・。)

そうするとなかなかに豪華ですねぇ、このツアー。

投稿: lastsmile | 2009年4月28日 (火) 07時56分

lastsmileさん、こんにちは。
すいませんわかりにくくて。
昼食は1回です。
なぜか冒頭に食事のことを書いてしまいましたが、メコン~クリーク(昼食)クリーク~メコンという感じです。

んで、そのレストランにいたのがワニです。
ま、メコンデルタにはいるんでしょうね。
だからといって、頻繁に野生種を見かけることはないのですが。
シェムリアップ近くのトンレサップ湖にある、レストハウス(川や湖の中にある)なども、床下にたくさんのワニを飼っているんですよ。そりゃ、不気味です。
でも、どうするんだろうな。ワニ。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年4月28日 (火) 21時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 前江クルージング:

« メコンの中州 | トップページ | ヴィクトリア・カントー・リゾート »