カントーのタンアン市場
ヴィクトリア・カントー・リゾートの2日目。フォーの朝食を食べ、シャトルボートでカントー市内に向かう。到着したところは、カントーの船着き場でその近くに新しい市場があった。
<カントー市場>MZ-3/35mm/E100VS
ここでは、ホーチミンで夕方さんざんスコールに悩まされただけに、中国製の折りたたみ傘を購入したのみである。売られているものも生鮮食料品はまったくなく、衣類や土産物が目立った。そんなところだったが、米だけはあった。さすがにメコンデルタだけあって、米の種類は多い。だが、どの米が美味いとか、ベトナム人の嗜好まではわからない。
そういえば、ほとんど米の飯を食べていない。
カントーの人たちが利用するような市場はここから歩いてすぐのところにあることがわかったので、そちらに移動する。
<タンアン市場>GR DIGITAL
その名をタンアン市場。ここも、カントー川に面している。すでに、コンクリートの通路からして水で濡れている。
<果物>GR DIGITAL
入り口に面したところでは、野菜や果物が売られていた。奥に行くに従い、肉や魚が増えていく作りである。だが、ここはメコンの国である。やはり肉よりも魚が圧倒的に多い。それでは中に入ってみる。
<魚市場>GR DIGITAL
たらいに水を張り、そこに魚がどんどんと運び込まれている。川に面したところでは漁船が待ちかまえているようである。中央で魚を切り裁くおばちゃんであるが、使っているのは包丁ではなく、はさみなのであった。
<ナマズ>MZ-3/35mm/E100VS
よく見かけるのはナマズ。カントー川やメコンでは当たり前のようによくかかる魚なのだろう。網を打てば簡単に上がってきそうな感じがする。メコンの上流、タイ・ラオス国境あたりではメコンオオナマズという体長1m以上もある種類が捕れるというが、そのような大物は見かけなかった。
<エレファントフィッシュ>GR DIGITAL
珍しいものとしてはエレファントフィッシュと思われる魚があった。メコン沿いで名物料理として出されるもののひとつである。形が象の耳に似ていることから付けられた名前だろうが、果たしてベトナムでは何と呼ばれているかは不明。
ここには、比較的長くいたつもりだが、思ったほど写真が撮れていなかった。ここには屋根があり、内部が暗いことから、MZ-3ではなくGR DIGITALの出番の方が多かった。また、通路がとても狭く、次々にやってくる客のため、なかなか通路で立ち止まれない。中にはエンジンをかけたままのバイクが登場することもあったほどである。
夕方にも立ち寄ってみたが、ほとんどの店は閉まっているような状況であった。
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コメント
エレファントフィッシュ、ベトナムで食べました。現地ガイドさんがエレファントフィッシュと言っていたので、たぶんベトナムでもそう言うんじゃないかな。
から揚げにしてあって、身をライスペーパーに包んで食べました。白身の魚であっさりしていて、美味しかったです。
投稿: マサエ。 | 2009年5月10日 (日) 16時07分
こちらもツアー時にオプション料金で出ましたが、食べていません。淡泊だという話は聞いています。
ま、ガイドは英語を使うので、エレファントフィッシュと呼ぶでしょうが、絶対にベトナム語の呼び方があるはずです。
それがわかればいいのですが。
この夜、他の魚料理を食べました。
そちらはまた後で。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年5月10日 (日) 17時37分