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2009年6月23日 (火)

クチトンネル

ホーチミン市の北西40kmにあるクチ県。ここにあるのが、実際にベトナム戦争中に使用された南ベトナム民族解放戦線(通称ベトコン)の地下トンネルである。現在は観光客に開放された施設でもあり、疑似戦争体験ができるようになっている。

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<トンネル入り口>MZ-3/35mm/E100VS

入場後すぐに戦争関連のビデオを見せられ、ガイドに伴われて順路を見学。その途中にあったのが、トンネルへの入り口。巧妙に枯れ葉でカムフラージュされているものの、ノートパソコンくらいのふたを取ると人間ひとりがやっと入れるくらいの空間が現れる。実演しているのはここの係員。暗緑色の服はベトコン時代と同じなのかも。

ここは、観光客も体験できて特に欧米系の人には人気があった。でも、バスでオレの隣に座った優に100kgオーバーのドイツ人は無理だな。

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<トラップ>GR DIGITAL

また、カムフラージュされたトラップも各所にあり、アメリカ軍はこれに苦しんだはずである。落ちたら串刺しとなる。「ディア・ハンター」や「地獄の黙示録」、「プラトーン」を思い浮かべる。

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<ホーチミンサンダル作成中>GR DIGITAL

ホーチミンサンダルというのはタイヤから作ったサンダル。タイヤはゴムだが、触ってみるとかなりの堅さである。これは頑丈なサンダルだな。アメリカ軍が軍靴を履いていたのに対して、ベトコンはこのサンダルを履いて戦っていたのだ。サンダルでジャングルとトンネルを歩き回り、結局はアメリカに勝利した。

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<アメリカ軍の戦車>GR1s/Neopan Acros

いきなり、モノクロームですが、この日からGR1sのEBXをやめにして、メインカメラのMZ-3用に取っておくことにしたもの。そのかわりがモノクローム。この戦車は地雷で動けなくなったとか。自分たちの国のものなのに嬉々としてこの上で記念写真を撮りたがるアメリカ人の多さには参った。

ツアーは順路のトラップやジオラマなどを見学したあと、体験版のトンネルへ。だが、狭く迷路状態なので最初からギブアップする人も多い。一応体験しましたが、写真はお見せできるような代物ではありません。その後、ベトコンが食べていたというタピオカ芋の試食などをしここをあとにしたのである。ちなみに、キムトラベルのガイドは実際に戦争を体験したと思われる年代の男性であった。

希望者には別料金で射撃試射なんてものも用意されています。我々のツアーではそれはなしであった。ともかく、ここは現在ベトナムでもっとも戦争疑似体験のできるところであると思ってよい。とはいえ、かなり風化してしまった感もあるけど。

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コメント

 クチトンネルですか、入り口狭いですねー。でもこれを掘るだけでも大変だったのでしょうね。
 壊れかけた戦車、その古さがモノクロームの写真に合っていますね。ここは、やはりあえてモノクロームに拘られたのかと。

投稿: マサエ。 | 2009年6月24日 (水) 12時23分

マサエ。さん、こんにちは。
お断りしておきますが、最初の写真の入り口は通常のところではありません。こういうところからゲリラ的に出撃していったのではないかと。
掘るのは大変だったでしょうね。これは執念のようなものですね。
久しぶりにGR1sにリバーサルを詰めていったのですが、出来としてはモノクロームの方がいいですね。
最初からそうすればよかったかも。
たぶん、次回はそうなるでしょう。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年6月24日 (水) 20時22分

トンネルの小ささ、さり気なさにリアリティを感じます。ゲリラ戦での機動力こそ武器劣勢のベトコンの道でしたからね。
モノクロの戦車、良い感じです。
人を殺す武器をカッコイイと思うのは不謹慎かもですが、やはり自分も男の子でした。

投稿: lastsmile | 2009年6月25日 (木) 06時22分

lastsmileさん、こんにちは。
トンネルの中は蒸し暑くて、狭くて、明かりも乏しくて手探りで前の人の後をついて脱出した感じです。
ま、これまで戦車や戦闘機にレンズを向けたというのも、変な意味「憧れ」みたいなものもあったのかもしれませんね。
とはいえ、我が国でこういうものを見たくありませんけど。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年6月25日 (木) 20時37分

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