チュニスの郊外電車
カルタゴ遺跡やシディ・ブ・サイドに行くにはTGMと呼ばれる、郊外電車が便利だ。チュニスの東はずれにある、チュニス・マリン駅からTGMは、出ている。終点のラ・マルサ駅まで1時間程度。カルタゴ遺跡までは30分弱といったところ。
<チュニス・マリン駅>MZ-3/35mm/EBX
車両は確か2両編成くらいで、車両の中を区切り1等席がわずかに作られている。だが、そんなに混んでいないので、2等で十分。チュニス・マリン駅からカルタージュ・ハンニバル駅まで0.65ディナール。
<TGM車内>GR DIGITAL
車内はノンエアコンで結構暑い。かなりくたびれた感じなのだが、これはチュニジアで唯一の電車なのである。
TGMの路線はチュニジアで初めて敷設された鉄道で標準軌を使っている。その割には速度は出ないのだが。
<カルタージュ・ハンニバル駅>MZ-3/35mm/EBX
また、日本と異なり、電車は右側通行である。この点戸惑うこともあるかもしれない。
カルタゴ遺跡、シディ・ブ・サイドの他にも大型フェリーの発着するラ・グレットや別荘地のラ・マルサなど沿線に見所もある。ラ・マルサから少し足を伸ばせば、ガマルタという、リゾート地も。
もし、チュニスに滞在することがあったら、TGMに乗って、1日過ごすことも楽しいかもしれない。
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コメント
そうか、確かに電車にも右側通行と左側通行があるんですね。
今まで何も気にしていませんでした。
その国の車の通行区分と同じということなんでしょうか。
投稿: スクムビット | 2009年9月21日 (月) 20時46分
列車の運行ですが、車の通行に合わせているようでもないですね。
もちろん、チュニジアはクルマも列車も右側通行ですが、旧宗主国フランスでは、列車は左側通行です。
台湾の鉄道は日本の植民地時代に敷設され、左側通行ですが、クルマは右側通行ですし、MRTは右側通行です。
やはり実際に乗ってみなくてはわからないことが多いですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年9月21日 (月) 22時12分
電車での移動も旅ならではですが、空調がないのが暑い時期はきついかも。空いてればそれなりですが、混んでたら大変なことですね。現地の人は馴れているんでしょうが・・。
投稿: lastsmile | 2009年9月21日 (月) 22時52分
それほど長距離の移動ではないので、そんなには辛くないです。
後日の列車移動はかなりきつかったです。
むしろ、この数週間あとに始まった、ラマダンの時はみんないらだっているんじゃないですかねえ。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年9月22日 (火) 15時37分