チュニジア人もディズニー好き
残りの40本のリバーサルは、明日仕上がってきます。なので、新たなストックはなく、本日はGR1sで撮ってきたスナップの中から、記事を上げます。カルタゴ遺跡の続きはまた後日ということで。
<タクシーフォンの看板>GR1s/28mm/Neopan Acros
チュニジアにはもちろん、公衆電話がありますが、「タクシーフォン」と呼ばれる、電話屋からかけることが多いようです。タクシーの語源はTAXから来ているようです。つまりは、課金する電話という意味。モロッコでは同じような店は、テレブティックと呼ばれるのですが。
とはいえ、チュニジアでももちろん携帯電話はほとんどの人が持っていますが、町を歩けばタクシーフォンがかなりの数あるということなので、需要があるのでしょう。今回は現地で利用できる携帯電話を持っていたので、利用することはありませんでしたが、モロッコのテレブティックは使ったことがあります。こういう店では海外にかけることも可能なのです。
まあ、タクシーフォンも至る所にあるのですが、ディズニーのキャラクターを使ったところは、この看板の店のみ。場所は、スースのメディナ。表側ではなく、カスバのあるあたりで、すぐそばの門をくぐれば、メディナが終わってしまうところ。メディナを縦断してきたことになります。
<あまり似てないドナルド>GR1s/28mm/Neopan Acros
その看板の裏側も、ディズニーのキャラでした。ミニーマウスとドナルド・ダック。以前モロッコでも、偶然ディズニーのキャラクターを拝借したものを目撃したのですが、チュニジアはモロッコよりも都会的に思えました。
地方に行くと遊牧民のようなスタイルのおばちゃんも見かけるのですが、都市部を歩く男性は、暑いせいかかなりハーフパンツ姿も多い。ムスリムの国というイメージもちょっと薄れがち。人々はピザを好んで食べるようだし、ビールやワインも比較的おおっぴらに飲まれている。
かなり戒律が緩いんじゃないかと思った次第です。とはいえ、このすぐあとにラマダン入りすることになるのですが。ま、自分はラマダンに入る前にフランスに飛んでしまっているのですけどね。
もうしばらく、モノクロームまたは、デジタル画像が続く可能性があります。
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「200908 Tunisia/France」カテゴリの記事
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コメント
TAXIPHONE、タクシーを呼ぶ専用電話のことかと思いました。もし私が見てもTAXとは思いつかなかったでしょうね。
ところで看板にニョロニョロと書いてあるのは何語ですか?
アラビア語のように見えましたが。
スクムビット
投稿: スクムビット | 2009年9月 8日 (火) 22時53分
タクシーを呼ぶ専用電話みたいなものは、シンガポールにありますね。コールすると付近のタクシーが来るってシステムです。
いちお、タクシーの語源を調べましたです。
看板の文字は、アラビア語です。
チュニジアはフランス語がかなり通用するのですが、話されているのはアラビア語です。といっても、アラビア半島のアラビア語ではなく、チュニジア方言とでもいいますか、とにかく、「旅の指さし会話帳」には、チュニジア編がございます。
まあ、文字の場合は話し言葉とは異なるようですけどね。<アラビア語
投稿: ヒョウちゃん | 2009年9月 9日 (水) 00時17分
ミニーがなんとなく色っぽく見えちゃうのは気のせい?
モノクロ画像だから一層渋みがまして、街角の雰囲気が出て良い感じですね。
石畳と石の家にはモノクロの世界が似合うなぁ。
投稿: lastsmile | 2009年9月10日 (木) 05時31分
見返り美人のミニーです。
今回、モノクロームはどうやって撮ろうかと悩んでいたのですが、旅の中盤くらいからモノクロにふさわしそうな被写体が出てきて、撮れるようになってきました。
当初は、カメラ3台は持て余し気味だったのですが。
チュニジアは夏でもあり、カラフルな世界なんですけどね。こういうのもありでしょう。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年9月10日 (木) 21時15分