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2009年10月27日 (火)

遺跡とカタツムリ

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<ブラ・レジア遺跡>MZ-3/35mm/RVP100

クルマはブラ・レジアに到着した。ここでいったんドライバーと別れ、遺跡を見て回ることになる。ブラ・レジアは地震によりほとんどの建物が崩壊してしまい、地上に残る遺跡はごくわずかである。だが、ここには地下に眠る美しいモザイクが有名だ。

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<ユリア・メムニアの浴場>MZ-3/50mm/RVP100

入り口から入っていくとまず現れるのが、この浴場跡。カルタゴのアントニヌスの浴場跡と異なり、崩壊している部分もあるが建物の壁がしっかりと残る。内部にはモザイクや文字のあとも確認できる。

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<ローマ劇場>MZ-3/35mm/RVP100

ローマ人がやってきたところには必ずあるのが、劇場なのだ。カルタゴ遺跡の劇場と比べると半分くらいの大きさだろうか。舞台後ろの反響板は崩れ去っていた。以上の二つが現存する主な建築物。

つまりは、ローマ人は風呂と娯楽好きということか。

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<枯れた花>MZ-3/35mm/RVP100

ローマ劇場から次の主だった遺跡までは少し離れている。ブラ・レジアの地図によればアポロン神殿、フォーラムといったところはほとんど崩れ去っていて、基礎となる部分を除けば枯れ草の草原のようであった。

そんな中に、すさまじい乾燥のために立ち枯れてしまったような花を見つけた。天然のドライフラワー。ところどころに見え隠れする白い繭玉のようなものが気になる。

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<カタツムリ>GR DIGITAL

それはまるで冬眠したかのようなカタツムリの大群なのであった。すでに次世代への子作りを終えてこのまま静かに朽ち果てていくのか、それともここに湿度が戻る時に復活するのかよくわからない。

カタツムリの大群が眠るエリアには水場があった。まるで水気のないエリアにはこれらは群生していなかった。それにしてもこのような光景は幻想的でもあった。遺跡を見るよりも貴重な体験をしたといってよい。しかも、カラカラに乾いたチュニジアの遺跡でこうしたものを見るなんて。

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コメント

石と砂漠。そして枯れかけた木とかすかな生命を感じる生き物。
いずれも儚くもこの土地とともに「在る」という存在感(プレゼンス)を感じます。
いいですね!!

投稿: lastsmile | 2009年10月27日 (火) 12時45分

lastsmileさん、こんにちは。
古代の人の営みを見に来たのに、驚異の自然を観察することにもなりました。
こういうものは滅多にないですからね。ラッキーだったと思います。
遺跡の写真よりも絵になるところが悔しくもあるんですがね。
遺跡はまだ続きます。またよろしくです。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年10月27日 (火) 21時15分

検索してビンゴ!スベイトラのローマ遺跡から拾って5個ばかり持ってきたの。
まさかカタツムリだなんて思わずに。
したらば、帰宅してびっくり@@
そして、昨日(これらはオブジェとして店舗に飾ってる)
2匹移動してた@@
サハラ砂漠の砂と一緒に置いてるんだけど、
どうやって飼育したらと思って・・・。
帰国して半月、まだ思いはチュニジアの中に。

投稿: ゴクゥママ | 2010年5月15日 (土) 15時18分

ゴクゥママさん、こんにちは&はじめまして。
チュニジア帰りですね。
あれ、持ち帰られたのですか。
しかも、日本で復活しているなんて。
ちょっと今停滞しているんですけど、チュニジアの話題もまだまだ出す予定です。
よろしかったら、またいらしてください。

投稿: ヒョウちゃん | 2010年5月15日 (土) 22時04分

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