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2009年10月 2日 (金)

俺たちを撮ってくれないか

夕食に出たところで、夕日に映えた黄色いドアが目に付いた。フィルムは有り余るほどあるので、撮っておく。どうやら、ここはホテルのドアだ。

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<黄色いドア>MZ-3/50mm/RVP100

マグレブのドアはシンプルながらもいろいろなデザインが施されていて、見てみて飽きない。シディ・ブ・サイドのドアが青なら、タバルカは黄色か。ドアの色も地域ごとに比較的統一感が取れているのも、マグレブならではである。

その時いきなり、「やあ、どこから来たんだ?いい写真は撮れたか?俺たちも撮ってくれないか?」という声がかかる。振り向くとこの宿に泊まっているのか男性の三人組がいた。チュニジアに来てから人物写真というものをほとんど撮っていなかったので、喜んで撮させてもらう。

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<チュニジア人男性>MZ-3/50mm/RVP100

やあ、盛り上がってますね。しかも、アルコールではなくてコーラで。満面の笑顔で出迎えてくれるチュニジア人男性三人組であった。それにしても、年齢構成はばらばらだなあ。共通点のなさそうな組み合わせで、結構意外にもこの日知り合ったばかりだったりして。いちお、暗かったので、内蔵フラッシュを使いました。ドアの写真はノーフラッシュで手持ちです。ちなみに、今回は外付けストロボは持って行っていません。

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<デジタルヴァージョン>GR DIGITAL

そのまま立ち去るのは惜しいので、もう1枚ということで、GRDにて撮ってみました。もちろんモニターを見せると大喜び。単純に喜んでもらえてこちらも嬉しいです。とにかく、チュニジア人はかなりフレンドリーですね。

アラブ圏では比較的写真に抵抗のある人も多い。それがマグレブではやや緩くなるようです。とはいえ、モロッコではフレンドリーであっても撮影料を要求する人もいたり、スークなどでものを買えば満面の笑みだったりというケースも。チュニジアでは撮ってもらいたいと感じる場合はたいてい許してくれましたね。人物写真もぼちぼち入れていきます。

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コメント

たしかに風景だけじゃなくて、そこにいる人の写真、笑顔や姿が見られると写真も映えますね。
ただ嫌悪感を持つ人もいるので、その辺りは誤解の無いようにしていきたいです。
でも三人の笑顔、いいですね!

投稿: lastsmile | 2009年10月 4日 (日) 09時06分

lastsmileさん、こんにちは。
そうなんですよ。風景だけでは写真の魅力も半減というところです。できるだけ、人物は入れるよう、ここ数年努力しているのですが、アジアや北アフリカはいいとしても、ヨーロッパではなかなか難しいですね。

ま、モロッコとかチュニジアでは、「撮ってくれ」という意思表示をする人が少なからずいるので、比較的楽です。
このあと、自分からお願いして撮った人物写真もありますけど、また後日ということで。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年10月 4日 (日) 14時32分

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