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2009年11月 3日 (火)

世界遺産ドゥッガ

遺跡ツアー後半。クルマはいよいよこの日のハイライト、ドゥッガに到着。ドライバーを待たせるという時間的制約はあるものの、約1時間半の見て歩きとなる。

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<列柱>MZ-3/20mm/RVP100

テブルスークからドゥッガにやってくると最初に目にはいるのがサターン神殿だ。だが、実際の入り口からは遠く離れているため、実際に間近で見ることのできるのはローマ劇場からとなる。

そのローマ劇場だが、自然の地形を生かし、客席は丘の斜面を利用して作られている。入場できるのはステージ側からでそこには、壁面が崩落してしまったものの大きな列柱が立ち並ぶ。これはステージの反響板の役割を果たし、中央上部には時のローマ皇帝の胸像が掲げてあったはずだ。

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<ローマ劇場>MZ-3/20mm/RVP100

ドゥッガのローマ劇場は、かなり角度の開いた半円に近い形だった。カルタゴ遺跡のローマ劇場はもっと角度が狭く、そのかわり奥行きがあった。こちらはそれほどの高さはない。収容人数からいうと、どちらも同じくらいだろうか。

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<最上部より>MZ-3/20mm/RVP100

地中海沿いの地域には巨大なローマ帝国が支配した地域が広がり、いくつものローマ劇場が点在する。そんなローマ劇場の規模からいうと、シリアのボスラとフランスのオランジュのローマ劇場が双璧ではなかろうか。

ドゥッガのローマ劇場は中規模のものだが、地球の歩き方の写真ではかなり大きなものに見えてしまう。これは、おそらく一眼レフではなく中判から大判のカメラの広角レンズで撮ったからだと思うのだが。

劇場の規模にはちょっと落胆したものの、保存状態の良さには感心した。しかし、感心してばかりはいられない。ドゥッガは広範囲にわたり残り時間も限られている。次を急ごう。

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コメント

暑いなか1時間半よく歩いたものです。
あの時間であれだけ回れたのもすごいなって感じ。

投稿: とんび | 2009年11月 4日 (水) 00時09分

 いやー、けっこう大きな遺跡に見えますが、小さいと感じられたのですねー。
 私にはヒョウちゃんの写真だけでも、十分にその迫力が伝わってきます。ローマ劇場、どこも似た造りですが、よくぞこんなものを各地に造ったものだと感心します。

投稿: マサエ。 | 2009年11月 4日 (水) 09時31分

とんびさん、こんにちは。
実質初日にもかかわらず、とんだところに引きずり込んでしまったようで、申し訳なく思っています。
体調崩しませんでした?
結局、北のエリアは未踏に終わりましたが、肝心の所はほとんど見てきたと思います。
確かに暑かったですが、同時期のアンダルシアやモロッコの内陸部に比べれば、なんてことなかったような気も。
お疲れ様でした。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月 4日 (水) 22時37分

マサエ。さん、こんにちは。
ローマ劇場は見ていくといろいろなタイプがあるんですよね。
記事でも上げたボスラとオランジュのはステージ背後の反響板もきちんと残っているばかりか、欠落した部分がほとんどないんですよね。しかも、かなりの規模。収容人数でもドゥッガの倍近くあるんじゃないでしょうか。
客席も、段が倍以上あります。どちらも世界遺産。
また、トルコの明日ペンドスのも規模がかなり大きく、歩き方を読むと収容人数1.5~2万人とのこと。ちょっとしたスタジアム級です。
さらには、急角度の斜面を利用したドーム球場並みの客席というのも、アンマンやベルガマにあります。
結構見ていくと面白いですよ。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月 4日 (水) 22時44分

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