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2009年11月19日 (木)

エル・ジェムの円形闘技場

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<円形闘技場>MZ-3/20mm/RVP100

スファックスで両替に手間取ったり、ここまでへの交通機関を探すのに手間取ったり、さらには渋滞もあったりして、到着したのは11:00になっていた。あたりをつけて闘技場への道を急ぐが、遠くからでもはっきりとわかる外観が迫ってくる。

チュニジア入国以来4つ目の世界遺産。ローマのコロッセオと同じく、剣闘士(グラディエーター)や猛獣の戦いの場がこの円形闘技場である。かなり大きいものに感じたが、規模の上ではコロッセオにはわずかに及ばないようだ。それでも大きい。

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<外観>MZ-3/50mm/RVP100

入場料7.0ディナール、カメラチケット1.0ディナール。相当の規模だが、エル・ジェムはやや辺鄙な場所にあるためか、観光客は少ない。その分落ち着いて見ることができる。それでは内部へ。

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<楕円形の内部>MZ-3/20mm/RVP100

実はローマのコロッセオは何度もその前を歩いているのだが、入ったことがない。コロッセオが一般公開されるようになったのは比較的最近のことだ。それは、血なまぐさい戦いがスペクタクルとしては人気がなくなってからというもの、コロッセオは格好の石材提供の場となっていたために、内部の状態がひどいものだったという。

それに比べるとエル・ジェムの円形闘技場はかなり整備されていると思う。だが、スタンド部分は片方に敷かなく、もう一方は現存しない。しかし、その背後にある部分が残り、ここでものが販売されたり、人々の社交場であったはずだ。きちんと階段があり、かなり上部まで上がることができた。

円形闘技場としては、エル・ジェムは比較的よい状態を保っている。フランスのアルルにある円形闘技場はさらに状態がよく、今でも闘牛が行われている。アルルの闘技場ではかすかに牛の匂いがしたほどだ。

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<地下部分>MZ-3/35mm/RVP100

闘技場のフィールド部分に金網で覆われたところがあるが、そこが剣闘士や猛獣の待機場所になっている。ここには降りていくことができるが、もちろん獣の匂いはしない。ただし、人がいたことを証明する痕跡は残っていた。

それにしても、大きな建築物だった。Sigmaの20mmレンズを多用したことでその大きさがわかってもらえるだろうか。1枚目の写真は実は最初に訪れた時のものではない。出てきて食事をしていた時のものだ。

たまたま、遺跡を見渡せる食堂があり、その前に観光用のラクダが飼われていた。「これは絵になる」と思い、カメラを構えていたら、以下にもチュニジアという服装の女性が通りかかり、近づくのを待ってシャッターを押したもの。自分としてはその時満足のいくものではあったが、ぎりぎりで食堂の観葉植物が写り込んでしまった。ま、椅子に座ったままという安直な姿勢だったので、しょうがないともいえるが。

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コメント

 おお、すごい!。大きな円形闘技場ですねー。内部の写真もすごいです。3枚目のは、階段の上の方に上がって撮られたのかな。大きさがよく分かります。
 さすが、世界遺産ですね。

投稿: マサエ。 | 2009年11月20日 (金) 20時38分

マサエ。さん、こんにちは。
やはりここは、ドゥッガと並んでチュニジアを代表する世界遺産ですね。大きさに圧倒されます。
3枚目の写真は、左の方から続くところに階段を上がり、身を乗り出して撮影したものです。楕円形であることがよくわかりますね。
ただ大きいだけなんですが、ここには2時間くらいいました。
その後の情報では、午後になってとんびさんがやってきたらしいです。遭遇はしていません。わかっていたらなあ。

投稿: ヒョウちゃん | 2009年11月20日 (金) 21時45分

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