壁面アート・イン・チュニジア
<アイン・ドラハムにて>MZ-3/35mm/RVP100
チュニジアは紛れもなくムスリムの国である。とはいえ、アラビア半島にある国よりはその戒律が緩いようだが。イスラム教は偶像崇拝禁止。従って宗教画などは存在しない。ただ、以前のエントリーで触れた絵の看板のようなものは結構ある。
よく見かけたのは壁面に描かれたものである。アルジェリア国境にほど近い、アイン・ドラハムで見かけたのが、上のようなコミカルなもの。元々の壁面が荒れていて、そろそろ塗料が落ちかかっているようだが、きちんと耐水性のあるペンキを使ったもののようだ。
<スファックス旧市街にて>MZ-3/50mm/RVP100
こちらは、やや意味不明だが、よりメッセージ性の強いもののようだ。「牛乳飲んで地球を救おう」ではないな。「水は大事に使いましょう」なのかどうか。絵のタッチはアイン・ドラハムのものよりも低年齢向けのコミック調か。
<スースのメディナにて>MZ-3/35mm/RVP100
もうちょっと陽の当たらない時間に撮ればよかったかもしれないが。これはレストランの宣伝。カルタゴの将軍が進軍する図にかけてあちらにレストランがあるよと。こちらは当然大人向けの描き方。
モロッコでも壁面のアートはよく見た。マグレブまで来るとこういうものも、よく見かけるようになるのかもしれない。
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コメント
よく気づきましたね。
自分も見ていたかもしれないけど、注意していなかったからでしょうか、そんなのあったかなって感じです。
投稿: とんび | 2009年12月 7日 (月) 06時47分
とんびさん、こんにちは。
場所はスースのメディナ、フィンガ門からガルヒ門にかけてのあたりです。
2日もいたわりには、さほどくまなく歩いたわけではありませんけど、こういうのにばったり遭遇しましたね。
投稿: ヒョウちゃん | 2009年12月 7日 (月) 23時31分