クイティウとマンゴーシェイク
シェムリアップまではバンコクエアウェイズでわずかに1時間。実際の飛行時間は35分というから、はっきりいってチェンマイよりも近い距離にある。6年前も直接バンコクからシェムリアップに飛んだが、そのときもバンコクエアウェイズであった。ただ、そのときにはATR72という、双発のプロペラ機だったのだが、今やこのルートもエアバスが飛んでいる。その飛行機だが、一昨年利用した「サムイ号」であった。
ま、1時間といっても、宿を出たのは早朝だし、アライバルビザの手続きや荷物のピックアップなども含め、宿に到着したのは11:00頃。荷物を整理し、少し足を伸ばしてオールドマーケットに行き、ミネラルウォーターを仕入れ、昼食もそこで取る。
オールドマーケットの周辺はかなりの変貌ぶりで、旅行者向けのおしゃれなレストランもできているが、利用したのは地元民も利用するローカル食堂である。マンゴーシェイクと鶏肉のクイティウをオーダー。
<マンゴーシェイク>GR DIGITAL
かなりのシロップを使ったシェイクである。元々マンゴーは甘いものだが、この甘みがさらにトロピカルな雰囲気を盛り上げてくれそうだ。暑いところではこうした飲み物はそれほど苦にならない。しばらくたつとクイティウが運ばれてきた。
<鶏肉入りクイティウ>GR DIGITAL
クイティウというのは、単に「地球の歩き方」の表記を借りてきただけのものである。タイではクァイティアオとなり、要するに中国の影響を受けた米から作った麺料理ということになる。タイではスープのあるなしや具の指定が客の好みで受けすれられるが、カンボジアではスープ麺がデフォルトのようである。
また、タイでは麺料理ににんじんやレタスなどの野菜を使うことはほとんどないが、カンボジアではどんな料理にも野菜が多めに使われているという印象が強い。メインの具は鶏肉だが、エビも入っていた。これは、トンレサップ湖でとれたものだろう。そして、スープはあまり癖がなくタイと異なり化学調味料がほとんど使われていないと感じた。
麺は細めのものだがややコシがある。テーブルにはトゥック・トレイという、魚醤が置かれていたので、その他の調味料を適宜入れてみた。割とコクのある味になる。
6年前は遺跡エリアなどで昼食に麺料理を食べたりしたが、あまりクイティウは見かけなかった。あるのは、インスタントラーメンを使ったこんな感じの麺料理ばかりだった。
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コメント
鶏肉入りクイティウ・・細麺なのですね。いいですね♪
バクチー系の香りのものは無さそうですね。透明感ある白濁スープはあっさり味な感じで魚醤とかで加味していくのでしょうか。鶏肉のさっぱり感が美味しそうです!
投稿: lastsmile | 2010年1月20日 (水) 14時43分
lastsmileさん、こんにちは。
米でできた蕎麦のような太さです。これでおわかりになるでしょうか。
そう、パクチーは入っていませんでした。においの強いものとしては、セロリが入っていたと思います。
スープは比較的あっさりですが、カンボジアはスープがひとつの料理のバリエーションでして、これがベースとなっているような気もします。
スープについては、また後日書きますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年1月20日 (水) 23時18分