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2010年2月12日 (金)

暁の寺へ

年末年始の旅で撮してきたプロビア100F(RDPIII)を1本だけスキャンできました。今回の記事はその中から。

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<ワット・アルンへ>MZ-3/50mm/RDPIII

バンコクではチャオプラヤー川に挨拶しに行くのが慣例のようになってしまった。アンコール遺跡に行く前日、今回が初となるプロビア100Fの撮影はテストも兼ねて、ワット・アルンにしようと思った。しばらく訪れていないし、リバーサルで撮るのも実は初めてだからだ。

BTSでサパーン・タクシンへ。サートゥーンの船着き場でエクスプレス・ボートに乗り換え、ター・ティアンへ。そこでチャオプラヤー川を横断するさらに小さなボートに乗り換える。料金はわずかに3バーツ。確か初めて訪れたときには2バーツだったように思う。

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<ワット・アルン>MZ-3/20mm/RDPIII

ワット・アルンは三島由紀夫の「暁の寺」で知られる。個人的に三島は好きじゃないので読んだことはない。バンコクというよりはタイを代表する寺院であるワット・プラケーオと比べると黄金のきらめきもなく地味だ。ワット・プラケーオやワット・ポーとはチャオプラヤー川を挟んだ対岸にあるためか、今ひとつメジャーではない感じもする。ま、その分観光客が少なく、落ち着いて観光ができるともいえるが。

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<装飾に使われる陶器>MZ-3/35mm/RDPIII

ワット・プラケーオが金属をふんだんに使った寺院なのに対して、ワット・アルンはコンクリート製の寺だ。ところどころには陶器の破片が埋め込まれ、装飾として使われている。近くに寄ってみるとこんな具合である。

以前ここで、日本人相手のツアーガイドが話していたのが聞こえたが、この陶器はチャオプラヤー川に沈んだ船から引き上げたものらしい。もちろん中国からはるばる運ばれたものである。

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<ヤック>MZ-3/35mm/RDPIII

タイの寺院には架空の動物がいる。ヤックと呼ばれる精霊が屋台骨を支えているようにも見える。ヤックは日本に伝わると夜叉となったとも聞くが。このヤックの乗っているステージ下に陶器が使われている。

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<女神のレリーフ>MZ-3/35mm/RDPIII

ワット・アルンにはその他に女神のレリーフが施されている。女神と書いたが、たたずまいはタイ風であるものの、アンコール遺跡に数多く彫られているアプサラやデバターに近いものを感じた。

ワット・アルンはいつの間にか入場料が50バーツもするようになっていた。だが、以前は登ることのできなかった中央の仏塔に半分くらいまで行くことができるようになっていた。これはかなりの急階段で、アンコール遺跡での足慣らしともなった。その部分で上の写真を撮ったのだが、なぜかチベット仏教で見かける、タルチョという旗がかけられていた。このあたりはよくわからないし、タイでは初めて見かけた。

さて、初めてのプロビア100F。ベルビアやE100VSのようなどぎつい発色ではないものの、好感触を得た気がする。個人的にはヤックの画像が気に入っている。ああいう色の出方もいいですねえ。

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コメント

ワットアルンはたしか、20代で訪れた時には上までよじ登った記憶していました。再訪した時にはダメでしたが。そのあと工事とかしてましたよね。
あの天にそびえ立つかのような姿はけっこうお気に入りなんです。特に川向こうから見えるシルエットは素晴らしいと思います。

投稿: lastsmile | 2010年2月15日 (月) 23時02分

lastsmileさん、こんにちは。
やはり、以前訪れたときに、日本人観光客が「以前はずっと上まで登れた」ということを行っていた記憶があります。
なので、以前と同じように戻ったということなんでしょうね。
チャオプラヤー川を船で行き来していると、美しいシルエットだなと感じますよね。
アユタヤにもやはりコンクリート製の仏塔、ワット・プー・カオ・トーンがあり、なかなかのシルエットです。しかも白いところも似ている。
そちらは、歩いていくのは不可能で、トゥクトゥクをチャーターしましたが。

投稿: ヒョウちゃん | 2010年2月16日 (火) 00時36分

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