スースでシーフード
<ミネラルウォーターとシュウェップス>GR DIGITAL
スースの最後の夜はちょっと奮発して港沿いにある高級店に足を運ぶ。チュニジアなのだが、傍らでは紳士淑女が和やかにワインなどを傾けている店である。こちらはというと、鳶さんのオフ以来アルコール断ちをしている。よって、ノンアルコールの飲み物を取る。
特に意味はないものの、せっかくラマダン近くのチュニジアに来ていることから、飲まないようにしてきた。こんなことは初めてだが、まあまあ調子はよい。これが高じて後半のフランスでもおいしいフランスワインを味わうことなく帰国してしまった。もちろん今は週末酒浸りに近い状態ですが。
<前菜>GR DIGITAL
パンとともに運ばれてきたのは、おなじみとなったハリサ、オリーブの実、ブリックである。オリーブの実はかなり小粒でちょっと敬遠した。ブリックはこれまたかなり小さめなつまみサイズである。
<タコのサラダ>GR DIGITAL
まずはタコを。海洋国の日本以外ではタコは忌み嫌われる食べ物で、それはイスラム圏でも同じこと。だが、地中海沿岸諸国ではほぼタコの料理を食べることができる。タコは日本人好みの固さはなく、柔らかく煮込んである。それをマリネしたような感じである。イタリア料理にもこんな感じのタコはあり、なかなか絶妙な味わい。自分はこれが好きだ。パンともよく合う。
<エビのオジャ>GR DIGITAL
メインはこれ。たっぷりの小エビが使われていて、適当なピリ辛さが絶妙。残ったソースもパンに付けて食べるとおいしい。
このあと、ミントティが出た。どういう訳か、チュニジアではミントをケチっているのか、モロッコで味わったようなミント茶には出会うことができなかった。ただし、こういうときには別の選択しもあるのだ。
<屋台の生ジュース>GR DIGITAL
宿にほど近い一角に、ジュースだけの屋台があり、昼夜を問わず繁盛している。1種類の果物を使ったジュースもいいのだが、ミックスジュースを頼んだ。0.7ディナールだがこちらも絶妙な味わい。繁盛している理由がわかる。
夕食は20ディナールとかなり安い。チュニスなどの観光地では倍くらいかかるかもしれない。店の名前は、Le Lido。地球の歩き方にも載っている。クレジットカードは使えないようだが、安いから許す。どちらもお勧めです。
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