スースのパイレーツ
スースは3つのエリアに分かれるといってよいだろう。ひとつは旧市街のメディナ。2つ目はビーチエリアでツーリスティック・ゾーンと呼ばれる。こちらに関してはあとで記事にする。そして最後が港エリアである。
<クルージング船>MZ-3/35mm/RVP100
港にはこのようないかにも海賊船といった木造船が数隻停泊している。もちろん現代のチュニジアに海賊がいるわけもなく、凝りに凝ったクルージング船なのである。
<船首部分>MZ-3/77mm/RVP100
いずれの船も微妙にデザインが異なる。ここはイスラムの国だが、船首にある飾りはヨーロッパ風だ。この夏の旅ではあまり出番のなかった、FA77mm Limitedを使ってみた。旅ではあまり出番がないのは、このところ人物撮影でも50mmくらいにとどめているから。どちらかというと、広角寄りにシフトしているということなのだが、この間のアンコール遺跡ではよく使った。
<メトロ線>MZ-3/35mm/RVP100
港エリアをさらに南に行くと、モナスティールやマハディア方面への鉄道駅がある。地元ではこれをメトロと呼んでいるようだ。スース中央駅からはここまで線路が延びているものの、実際には使われていない。この間の移動は鉄道ではできない。
だが、時刻表ではスースを経由してマハディア方面に向かう列車がある。たぶん別の経路を使うものだと思うがよくわからない。
<漁港>MZ-3/50mm/RVP100
そのメトロと港の間には漁港と魚市場があった。このあたりは魚の匂いに満ちあふれている。
<釣り人>MZ-3/35mm/RVP100
その漁港近くではのんびりと釣り糸をたれる人も多い。見た目よりは海の色がいまいちなのだが、釣果はかなりあるようだ。また、この釣り人はこちらがシャッターを切るまでポーズをとり続けてくれたことを記しておく。ツーリストへのサービス精神もある。モロッコだとモデル料を請求されたりと小うるさい場面も目につくのだが、チュニジアでは比較的寛容である。
スースの報告はまだ少し続きます。
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コメント
チェニジアの港の風景、潮騒の音が聞こえるかのような写真です。
海も人も穏やかそうですね。
投稿: lastsmile | 2010年2月 9日 (火) 10時39分
この港の中は、まったく穏やかで波がありません。
そのかわり水はいまいち。
ただ、滞在中夜雨が降って、結構荒れた感じにもなりましたが。
この他、果敢にダイビングする少年たちとかいましたよ。汚い海なのに。
この話は続きがありますので、またよろしくです。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年2月 9日 (火) 20時08分