海外で日本食
また今週も過ぎ去っていってしまいました。相変わらずです。ブログを始めて4年目なんですが、ここまで更新できないというのも、旅行中を除き初めてです。でも忙しいことには変わりなく、落ち着いたら、またがんがん行くつもりですので、よろしくです。
…ということで、今回もつなぎの記事。ネタ切れした訳じゃありませんが、昔のものから。
ところで、皆さんは海外を旅行中日本食を口にしますか?わたしゃ、食べますよ。といっても、まったく口にしなくても大丈夫なんですが。そこは値段と相談ということで。個人で旅を始めた頃には、わざわざ日本食なんてというスタンスでした。それが、食べるようになったのは、アジアのレベルの高い日本食というものを知ってから。
今でも食べ物の美味しいところではまったく現地の食事で問題なしという自信はあるのですが、やはり日本の食べ物を食べると元気回復になる場合がある。そういうことなんですね。
<ほうれん草のおひたし>GR DIGITAL
ここは、バンコクのサラディーンにある江戸屋。ガイドブックに載っているので行ってみた。このときはたまたま正月であった。のれんをくぐると和服のお姉さんが出迎える。皆タイ人ではあるが。また、ここは調理場も客席から一部覗けるのだが、いずれもタイ人の板さんたち。
ここには、日本の新聞もあれば、週刊誌もあり、利用者は日本人ばかり。突き出しはほうれん草のおひたし。かつお節もかかっていて何ら違和感はない。もちろん味の方も。
<雑煮とお屠蘇>GR DIGITAL
やがて運ばれてきたのが、雑煮とお屠蘇。正月三が日のみのサービスという。正月なんて関係ないやと思うところ、こういうのは涙が出るほど嬉しいかも。ところで、ネパールあたりにも日本食もどきを作り、かなりのレベルにある店も知っているが、お屠蘇はともかく雑煮みたいなものを日本の味と遜色なく作って客に出すことのできる店はあまりないだろうなあ。
もちろん、タイにもごく一部の日本料理なら問題なく出せるという店は結構あるでしょう。でも、江戸屋ならばこの雑煮だけで何を頼んでも日本の味ということがわかるはず。
<冷や奴>GR DIGITAL
ここからが本当に頼んだ料理。まずは冷や奴。タイには中国系の人もいるので、豆腐も問題なし。次はメイン。
<天丼>GR DIGITAL
メインは天丼でした。漬け物とみそ汁付き。タイもご飯を食べる国とはいえ、タイ米を大量に食べるということはあまりないはず。このときは特にミャンマーからの帰りだったもので、美味しくご飯をいただきました。
ま、こんな風に時には元気を出すのですが、今ではこの江戸屋には行かなくなりました。なんといっても、料金が高い。さらには、ホテルなどに入っている店のように飲食税がつくもので、これだけでも500バーツ以上はかかってしまいます。
その後も、周辺各国などへ足を伸ばしているうちに、日本料理をベースとしたかなり安い店があることがわかってきました。
ともかく、今まで食べた日本料理の店は、かなりあって、その中でもバンコクはかなりのレベルです。シェムリアップやパリにもあったなあ。そのレポはまた後日で。それにしても、つなぎの記事でこの手のものがシリーズ化するのが怖い。
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コメント
海外で食べる日本食ってのも良いですよね。え~こんな風にアレンジするんだ、とか驚きもあって興味津々で頼んじゃいそう。ほうれん草のおひたしなんて、きっと日本人以外は??って食べ物じゃないのかな。葉っぱの上に削り粉をかけてるだけだから。天丼の具は海老はタイ産のブラックタイガー?それ以外は地産地消なんでしょうか?
投稿: lastsmile | 2010年3月23日 (火) 00時28分
今の時期、忙しいでしょうねー。勤めていた頃を思い出します。
日本食、私も若い頃は全然食べなくても平気でしたが、最近は一週間以上の旅になると食べたくなりますねー。旅行社も心得ていて、ツァーでも時々日本食が出てきます。
投稿: マサエ。 | 2010年3月23日 (火) 15時42分
lastsmileさん、こんにちは。
いつかやるといっていたエントリーです。
タイの日本料理店はオーナーが日本人だったり、日系企業だったりするのですが、開店に際して日本人の板さんや料理人がきっちりと現地人を教育するのでしょうね。
しっかりした味の店が多いです。
インドより西に行くと日本料理店はかなり少なくなります。中華はしっかりあるんですが。
こういう世界に行くと、数名が日本料理の手ほどきを受けただけで、独自の世界を展開している場合もありますね。
ミャンマーのヤンゴンでは安いことと生ビールにつられて、日本料理店に行きましたが、かなり独自の展開を遂げている味でした。でも、まあまあ美味しかったです。
ネパールあたりに行くと、日本人旅行者が伝えていったショウガ焼き定食なんてものを出す店もあります。
パリも日本料理が定着したところなんですが、我々の目からすると、ちょっと奇妙な様式美があります。
ところで、一番遠くで日本食を食べたのは、モロッコのラバトです。これ、今はなくて、タイ料理店になっていますが。
そそ、江戸屋のお米はチェンマイ産だそうです。
それに、バンコクの中心部ではデパートやスーパーの上階などになにげに、歌行燈とか大戸屋とかありますよ。
お勧めはここじゃありませんけど、200バーツをぐっと下回る値段で、まともな日本食を食べられるところもあります。
今度エントリー書きましょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年3月23日 (火) 22時35分
マサエ。さん、こんにちは。
ま、年度末進行なのでうちの業界だけでなくともどこも忙しいのですが、ちょっと事情があって全体的に忙しいし、個人的にもやれといわれている仕事があるんです。
2週間以上のパッケージツアーともなると、日本食のレストランに1回は立ち寄るとか、幕の内弁当が出てくるとかありますよね。
そそ、バリ島も日本食が結構あるところですが、ま、あそこは日本料理以外にも、イタリア料理とかの店がありますね。でも、低価格ではありません。
タイでは、かなり低価格で食べることができるので、懐具合を気にすることがありませんね。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年3月23日 (火) 22時39分
忙しいようですね。
思い出しました。10数年前のこと、初海外のインドネシアの奥地で20日位すごし、ジャカルタに戻り昼にうどん屋で食べた「普通のうどん」がとてもおいしかったです。
毎日かたい肉やスパイスの効いた料理ばっかりだったので、だしの効いたうどんは最高でした。
投稿: 04mat | 2010年4月 1日 (木) 15時51分
04matさん、こんにちは。
なかなかスキャンまで手が回らないです。
インドネシアにも麺はありますが、二十日ぶりに食べるうどんとは比較になりませんよね。
ま、ワタクシの場合は、せいぜい2週間ぶりとかくらいのレベルですが、やはり久しぶりの日本食は嬉しいものです。
お店じゃないんですけど、帰りの飛行機で出てくる日本蕎麦が意外に楽しみだったりしますが、最近は日系の航空会社くらいしか出てきませんよね。蕎麦アレルギーとかが関係しているのかもしれませんけど。
バンコクだったら、日本のラーメンがまったく問題なく食べることができますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年4月 1日 (木) 21時30分
ヒョウちゃん
これもしかしてタニヤプラザの大戸屋ではないでしょうか。
私はここで大戸屋というレストランを知って後から日本にたくさんお店があることを知りました。
日本ではチェーン店の日本食レストランなんですが、なかなか安くてうまい。
一人旅に疲れたら日本食に限ります。
私の場合は1日目から旅に疲れちゃったりしますが。
投稿: スクムビット | 2010年4月 4日 (日) 20時39分
スクムビットさん、こんにちは。
残念ながら、「江戸屋」です。場所はタニヤに近いですが。
一昨年のタイ・ラオス・中国の旅の初日、バンコクにへとへとになって到着し、タイ飯何を食べようかと出歩いたところ、街の食堂が軒並み閉店間近という状態で、急遽セントラル・ワールドの大戸屋で食事したことがあります。あそこも、デパートの中にある店なのか、飲食税をかなり取ります。
ワタクシも、旅から戻って自分の最寄り駅近くに大戸屋があるのを発見しました。
でも、さらに安くて飲食税なしという店を見つけてしまったのですね。次はここを紹介しましょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年4月 4日 (日) 21時30分