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2010年6月19日 (土)

ケロアン観光

ケロアン観光は共通入場券を利用するということはすでに書いたが、結局これで回ることができたのは、グラン・モスク、アグラブ朝の貯水池、シディ・サハブ霊廟のみであった。他に共通入場券に含まれているのは、ガリアーニ霊廟、アバダ霊廟、ラッカダ博物館があるのだが、ラッカダ博物館はケロアンの南6kmということから、はじめから行くのをあきらめた。

ガリアーニ霊廟は付近まで行ったものの、ついに見つけることができなかった。すでに営業時間を過ぎていたようで、門が閉ざされていたようだ。アバダ霊廟も行ってみると午前中のみの開館時間で悔しい思いをした。

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<アグラブ朝の貯水池>MZ-3/50mm/RVP100

ケロアンの観光で非常に不便なのは、この共通入場券システムである。単独の入場券はなく、この共通入場券もグラン・モスク、アグラブ朝の貯水池に接する観光案内所くらいでしか購入できない。

アグラブ朝の貯水池は入場してみたものの、はっきり言ってつまらない。観光案内所の屋上に上れば、点在するいくつかの巨大な貯水池が一望できてしまうのだ。何だかなあ、と思いつつ、シディ・サハブ霊廟に向かう。

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<シディ・サハブ霊廟>MZ-3/35mm/RVP100

シディ・サハブ霊廟はメディナではなく新市街にある。内部は美しいタイルと透かし彫りの壁面が見事である。

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<巡礼者か>MZ-3/50mm/RVP100

内部に入り、階段を上がったところは、パティオのような作りになっていた。所々に水場があり、水が用意されていた。観光客ではない一団がいて、その中の若い男性が水を飲んでいたので、それにならい水を飲む。冷たくてうまそうに見えたのだが、実際はぬるかった。

階段と対角にある壁面では、絨毯が敷かれ、多くの人たちが休んでいた。もしかすると巡礼者かもしれない。

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<シャンデリア>MZ-3/35mm/RVP100

階段はドーム上になった作りで、見事なシャンデリアが吊されていた。GR DIGITALでも撮ったものの、ノーフラッシュのリバーサルがいいできだったので、こちらをアップする。

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コメント

確かにシャンデリアの造形は目を引きますね。ドーム天井の、壁の飾り細工とのコントラストは印象的。
絨毯とその手前に無造作に脱ぎ捨てられたサンダルもまた生活感満々。

投稿: lastsmile | 2010年6月21日 (月) 00時26分

lastsmileさん、こんにちは。
ここ、もっとたくさん写真を撮ったつもりだったのですが、ちょっと今ひとつのものが多くて、良さをあまり伝えられてないと思っています。
その一つがあのシャンデリアと巡礼みたいな人たちだったわけですが。
ま、そんなわけで、あまりケロアンではいい写真がないような気がします。

投稿: ヒョウちゃん | 2010年6月21日 (月) 23時00分

もしもーし、
お元気ですか。
ずいぶん長いオヤスミですが、もう出発しちゃったのかな?
もうインドネシアにいらしゃるんでしょうか。

投稿: スクムビット | 2010年7月23日 (金) 21時51分

スクムビットさん、こんにちは。
いやあ、本当にごめんなさいです。
スキャンができない→モチベーションが上がらないと考えていただいて結構ですが。
いちお、記事には書きましたが、インドネシアは来週ですよ。
今週すごく暑かったので、いい予習ができたかも知れません。

投稿: ヒョウちゃん | 2010年7月30日 (金) 00時51分

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