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2010年8月31日 (火)

旧バタビア、コタ地区を歩く

人口900万人ともいわれるインドネシアの首都、ジャカルタ。すさまじいエネルギーに満ちたところでした。

泊まっていたのはジャラン・ジャクサ地区。安宿が集中している場所で比較的便利なところでしょうか。到着翌日つまり、初日の朝は近くにあるゴンダンディア駅に行き、終点のコタ駅まで行ってみました。料金1,000ルピアとなんと日本円にしてわずか10円。料金表を読み間違えていて10,000ルピア札で払いチケットを受け取って改札に向かおうとすると、しばらくたって9,000ルピアの釣り銭が差し出されました。

さて、コタ駅を出ると、クルマの大洪水で、その合間を縫ってバイクが続々と隙間を見つけては突入してくる始末で、すぐそばのファタヒラ広場にどうやって行こうかと金縛り状態にしばしなってしまいました。

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<ファタヒラ広場>K-7/Sigma20

何とか、クルマとバイクの隙間を見つけ、渡りきったファタヒラ広場は、クルマがシャットアウトされた閑静な場所。喧噪とはうってかわったところ。上の写真は現在ジャカルタ歴史博物館ですが、歴史は古く1627年に市庁舎として建てられたもの。

そして、このあたりはこうした古い建物がずらりと並んでいます。このファタヒラ広場は、ジャカルタがバタビアと呼ばれた時代の中心地で、オランダ東インド会社が進出してきたところで拠点となったところ。

ヨーロッパ列強のアジア進出では、オランダは覇権を握ることはなかったが、アジアでは唯一現在のインドネシア共和国の領土に匹敵するオランダ領東インドは、日本軍が進出するまで続くことになった。

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<跳ね橋>K-7/Sigma20

コタ地区の北のはずれには、跳ね橋があります。川にかかっているということですが、流れのほとんど途絶えた運河のような、ところで、匂いもさることながら、周辺は人家も少なく、ミニバスの駐車場になっていたり、使われていない倉庫の多いあたり。跳ね橋はこれひとつで、川沿いの道を進むとここに到達します。

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<モノクロヴァージョン>GR1s/GR28/Neopan Acros

今回の旅には、RICHO GR1sもバッグにしのばせて行きました。モノクロとリバーサル2本ずつ持参したものの、1本ずつ使ったのみ。バリ島でリバーサルを使うだろうとの予測の元、最初に詰めたのはNeopan Acros。今度は対岸に移って撮ってみた。結構いい描写していると思いませんか?画素数では圧倒的にK-7なのですが、最小限の大きさのフィルムスキャンをしても、いい感じですよね。

ちなみに、ブログ上では、720pixelX480pixelくらいに縮小し、それでもデータが大きいので、鑑賞に堪えうるくらいまで、画像加工ソフトで10%程度まで圧縮をかけています。ネガやポジフィルムのスキャンでは正確にこの大きさにはならないことが多いので(周辺部のギザギザがどうしても出るので、その部分をカットするため)、なるべくその数値に近いところでスキャンし、高さを480pixelにそろえるようにしています。

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<花と跳ね橋>K-7/Sigma20

ちなみに、この橋の向こう側には、クルマが通れる道路橋と、鉄道があり、すでに船の運航は不可能になっています。そして、跳ね橋自体も形骸化していて、跳ね上がることはなさそうです。

ダイヤモンド社から出ているガイドブックにはこの風景をゴッホの風景にたとえる文が載っていたのですが、それはどうかなあ。川からは悪臭が漂ってくるし、スラムの住民はいるし、天気は曇っているしでオランダの低湿地やフランスのプロヴァンスみたいな感じはしなかった。

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<自転車>K-7/Sigma20

ただ、この跳ね橋のひとつ手前の橋にはこんな風にチェーンでくくられた自転車が止めてあって、この写真だけ見せれば、アムステルダムの一角ですよと偽れるかも知れないけど。

さて、ブログの記事が遅くなってしまったのは、画像のレタッチをしていたからです。あと、モノクロのスキャンも。特に、デジイチ用の現像ソフトがアップデートされ、「リバーサル写真」というモードが加わりました。すべてをレタッチしているわけではありませんが、「これ」というものは、どぎつい発色をしていることがあるかも知れません。

また、データ表記も少し変えました。今までは(左)カメラ名、(中)レンズの焦点距離、(右)使用フィルムなどを付け加えていましたが、(中)の表記をレンズ名としました。ちなみに、GR1sは、レンズ交換できませんが、GR28としてます。数字は焦点距離と思っていただいてよいでしょう。シグマのレンズは特にレンズ名がないので、Sigma20とさせてもらってます。ま、それしか持って行っていないけど。

なので、今後はDA15、FA35、FA50なども登場予定。そそ、ついでにここで報告しますが、あまりにも、K-7とSigma20のセットが重すぎるため(あわせて1.5kgくらいもある)、旅から帰って数日後、DA21Limitedというレンズを購入しました。これで行動範囲が広がるかどうか。とにかく、このレンズで撮った画像は当分ここでのアップはないと思います。

そんな感じで、カメラの使用感なども時折は差し挟んでいこうかと思います。

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2010年8月28日 (土)

食べるお茶をもらったよ

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<ラペットゥ>GR DIGITAL

この夏、ミャンマーに行ってきた人からの頂き物。「ラペットゥ」、食べるお茶です。自分がミャンマーに行ってきた時も、これを置いてあるところがあって、つまんだりしていました。今回のこの土産は自分からのリクエスト。

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<中身>GR DIGITAL

左から、パッケージ、豆などの穀物、茶葉となっています。ラペットゥはミャンマーでいただける気軽なスナックで、お茶請けからビールのつまみにまで、子供から老人まで楽しめるものです。

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<混ぜる前>GR DIGITAL

豆はピーナッツ、ソラマメ、ひよこ豆などで、から煎りしているのか揚げてあるのか、生の状態ではありません。袋に入った状態で若干の油を混入してあるようです。上にのっているのが茶葉。こちらは、発酵させているようで、なおかつ油漬けにしてある。

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<完成状態>GR DIGITAL

これをぐちゃぐちゃに混ぜて完成です。先ほどはビールのつまみと書きましたが、わたしゃ、ワインのつまみにしてみました。

食べてみると、ほのかに柑橘類の風味も。油ばかりでなくレモンかタイでいうマナーオの絞り汁も混ぜてあったようです。茶の部分は結構苦い。豆類と茶葉がなかなかなじまないので、しばらく放置させておいた方が、より美味しくいただけるのではないでしょうか。

これ、結構量があって、カロリーもかなりあるんじゃないでしょうか。でも美味しい。先日、成城石井を覗いてみましたが、サンバルやニョクマム、ナンプラーは置いてあっても、ラペットゥはなかったです。

こうして出会う3年ぶりくらいになるミャンマーの味。たまにはいいかも。ミャンマーに行く人があったら、是非頼むといいかも。お手軽で安いし。

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2010年8月25日 (水)

ガルーダ搭乗記

あまりこういうことは書かないのですが、たまにはスクムビットさんの真似でもして、書いてみようと思います。

今回利用したのは、ガルーダ・インドネシア航空。前回はキャセイだったので、もちろん初めてとなります。キャセイの場合は香港で乗り継ぎ。そのときはキャセイのシステムがダウンしていて、搭乗券をもらうまで2時間もかかってしまった始末で、もちろん、香港での乗り継ぎも大幅に遅れ、到着が深夜に及んだものです。

ガルーダはインドネシアのナショナルキャリアなのに、全便がデンパサール経由。とりあえず作ってもらったチケットは、成田-ジャカルタ/デンパサール-成田なので、帰りの便のジャカルタ-デンパサールをパスした形になります。と、いうことで直行便ながら時間がかかります。

ところで、ガルーダのカウンターでチェックインを済ますと、そのはずれにあったのが、ビザのプリペイドカウンター。インドネシアは30日間25USドルでビザを発行する(写真不要)。もちろん、現地の空港で取れるのだが、ここでやっておく方が楽なのだという。なので、支払い、レシートと控えをもらう。

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<はじめの機内食>GR DIGITAL

ま、格安航空券で決してアップグレードしたわけではないので、ガルーダに乗った場合のごくふつうの機内食。選択肢は鶏肉か魚か。やはりムスリムの国でハラル食しかないのだろう。魚を希望したが、すでに鶏肉は売り切れたあとである。魚のカレー風味ご飯。成田の仕込みだが、何となくインドネシアっぽい。でも、飲み物はビンタンをリクエスト。きちんと置いてあるのが、エジプト航空やパキスタン航空と違うところ。

さて、このあとです。出入国カードと税関申告書が配られ、なんと、機内でイミグレーションの係員が現れて、入国審査が行われました。パスポートと書類を提出。先ほどもらったビザ代のレシートも一緒。

レシートを提出した客には、小さな二等辺三角形のシールがパスポートに貼られ、入国スタンプとともにパスポートが返却されました。以前の空港で取るビザは同じ値段なものの、まるまる1ページを使用したでかいシール。何でもこのサービスはガルーダだけで、今年始まったのだそうで。これを済ませた人には、各国語で「入国審査官にはこのカードを提出してください」という旨のことが書かれた青いプラスチック製のカードが渡されました。

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<デザート>GR DIGITAL

書類提出のあとはご苦労様ということか、食後のアイスクリームが。これ以外にも和菓子のようなものもありました。

あとは眠ったり、本を読んだり、はたまた手持ちの音楽を聴いたりしつつ、最終目的地となるはずのバリ島、グラライ国際空港に到着。機内からは出され、空港内をうろつく。大半の客はここでいなくなった。

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<機内食の2回目>GR DIGITAL

バリからジャカルタまでは2時間のフライト。大半の客が降りたはずだが、バリから新たな客がまた乗ってくる。国内線扱いになったのかどうか。

以前タイ航空でプーケット経由でバンコクまで行ったことがありますが、その時はプーケットで入国審査を行い、バンコク到着時には、成田から乗ってきた客のために、係員が荷物のターンテーブルまで、特殊なルートを案内されましたが、ジャカルタではそれはなかった。

さて、機内食ですが、先ほど食べられなかった鶏肉をチョイス。肉にかかっているのはピーナッツソース。これが意外に合うんです。

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<サンバル>GR DIGITAL

これですよ。インドネシア料理やマレー料理になくてはならない調味料、サンバル。全部をかけると相当なものでしょうが。唐辛子を中心とするペースト状のものです。タイ料理のプリッキヌーほど激辛ではないので、お腹にくることもないです。

ちなみに、自分用ではありませんが、土産に1瓶購入しました。しっかりした瓶のやつがよかろうと思ったら、デルモンテ製だったけどさ。進呈しましたが、その人は早速昼飯に振りかけていました。久々に喜ばれた土産だったようです。

ええ、一応、旅行当初の数日分は画像の縮小や加工が終わっているのですが、まだモノクロームとリバーサルの現像が仕上がってきていません。それと数日前にわかったのですが、ペンタックス用のデジタル画像現像ソフトのシルキーパックがアップデートされ、「リバーサル写真」風に加工できるモードがついてきました。なので、画像の加工と縮小をやり直そうと思います。本格的なレポートは今しばらくお待ちください。

ま、その間に別件でこの旅行以外の記事を書こうと思います。ネタは仕込んである!食べ物好きな皆さん、期待していてくださいませ。

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2010年8月21日 (土)

インドネシア旅の概要

今朝の便でインドネシアから帰国しました。

今年の夏の旅はやや短かったですが、かなり満足した旅だったと思います。そして、今回、PENTAX K-7という、デジタル一眼レフを主武器にして旅の断片を切り取ってきました。マニュアル(恐ろしいことに326ページもある)持参でしたが、夜に必要な項目だけ読むくらいにしましたが、まあ使いこなせたかなと思います。

重さにも慣れたです。ただ、今回メインのレンズとなったシグマの20mm(約30mmに相当)をつけると、1.2~1,3kgにもなり、カメラにつけていなくても、バッグにかなりの重みを感じました。こりゃしんどいので、ペンタックスから出ているDA21Limitedを買っちゃおうかなあと思います。

カメラの話が出たので、続けますが、メインがK-7。サブにGR DIGITAL、フィルム用としてGR1sを持参。レンズはDA15Limited、Sigma20mm、FA35、FA50を持参。使用頻度は、20mm、35mm、15mm、50mmの順ですが、あまりにもシグマが重いため、後半からは20mmであらかた撮ったら、翌日からは宿に置いておき(といっても、スーツケースの中です)、別のレンズを積極的に使用した感じです。一応、順番はつけておきましたが、比較的まんべんなく使ったような感じですね。フィルム換算でデジタルは1.5倍。MZ-3の時のFA35がとてもいい感じだったのですが、これ、デジタルでもいい味出します。また、重さ対策として、レンズは4本ではなく3本でもいいかなと。長旅になるほどしんどくなってくるし、初めての国じゃないしで、そう割り切ろうかなあと思います。そうなると、手持ちのレンズFA77Limitedを含めてデジタルの場合6本くらい手持ちがあるので、どれにするか迷うところですね。

でも、最近ではかなりいい写真が撮れたと自負している、2008年のタイ・ラオス・中国の旅では3本のみで行きましたから、大丈夫でしょう。ところで、デジタル一眼レフでは、どうしてもレンズ交換時にセンサーにゴミがついてしまう恐れがあり、埃っぽいところではレンズ交換を避けたいところですが、K-7には、ダストリムーバブルという武器があるので、ゴミの付着はないようでした。旅先でアップした写真は、すべてK-7のもの。これを宿でネットブックに入れてきたAdobeのソフトで加工、縮小していたのです。荷物も重くなるわけです。

そそ、フィルムですが、モノクロ1本とリバーサル1本を撮ってきました。どんな風になっているか、楽しみではあります。

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<バリ、グラライ空港の割れ門>GR DIGITAL

さて、話が長くなりました。旅の日程などをあげておきます。

  • 08/03 成田-ジャカルタ~ジャカルタ泊(デンパサール経由、移動のみ)
  • 08/04 ジャカルタ泊(ジャカルタ観光)
  • 08/05 ジャカルタ泊(ボゴール観光)
  • 08/06 ジャカルタ-バンドン~バンドン泊(バンドン観光)
  • 08/07 バンドン泊(バンドン観光)
  • 08/08 バンドン-ジョグジャカルタ~ジョグジャカルタ泊(移動のみ)
  • 08/09 ジョグジャカルタ泊(プランバナン、ジョグジャカルタ観光)
  • 08/10 ジョグジャカルタ泊(ソロ、ジョグジャカルタ観光)
  • 08/11 ジョグジャカルタ-ボロブドゥール~ボロブドゥール泊(ボロブドゥール観光)
  • 08/12 ボロブドゥール泊(ボロブドゥール観光)
  • 08/13 ボロブドゥール-ジョグジャカルタ~ジョグジャカルタ泊(ボロブドゥール、ジョグジャカルタ観光)
  • 08/14 ジョグジャカルタ-デンパサール-ウブド~ウブド泊(ウブド観光)
  • 08/15 ウブド泊(ウブド観光)
  • 08/16 ウブド泊(ウブド観光)
  • 08/17 ウブド泊(ウブド観光)
  • 08/18 ウブド泊(ウブド観光)
  • 08/19 ウブド-デンパサール-(機内泊)
  • 08/20 -成田

ジョグジャカルタに着いてからは同じようなところをうろうろしていて、ほとんど移動がなくなりましたが、行動はアクティブだったと思います。また、ジャカルタ、バンドンという都市の交通のひどさを経験し、行くはずだったスラバヤをパス。バリ島入りを早め、しかも陸路・海路ではなく空路を使ってしまいました。できなくはないと思いましたが、深夜の到着はきついし、ガイドブックに何も載っていないも同然の空港ではないデンパサールですから、ちょっと二の足を踏みました。でも、いつかはバリ海峡渡ってみたいです。

今回は、デジタル主体だったもので、比較的早く画像をお届けできると思います。ああ、もうこんな時間になってしまった。話は、まだまだ続きます。今日はさわりということで。

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2010年8月18日 (水)

ウブド通信(3)

仮申し込みしていたツアー、バリ東部とブサキ寺院ですが、不人気だそうで催行されません。でも、いいんです。その代わりレンタサイクルを2日間借りました。これで行動範囲が少し広がります。今日は、プリアタンに行って、パッソを食べてきました。

いやあ、昨日は面白かったです。インドネシア独立記念日だったのですが、このセレモニーが行われたのが、宿から1kmも行かないくらいのサッカー場で、ここに午前と午後ずっといました。小中高生によるパレードやパフォーマンス、木登り競争、じいさんばあさんのエアロビクスとか結構盛りだくさんで、予定をまったく入れてない身としては、ホントいいもの見せてもらったという感じです。

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<国旗掲揚隊の記念撮影>K-7/35mm

詳しいことは、戻ってから書きますが、とにかく人の写真をたくさん撮れました。それも、バストアップ以上のポートレイト。アジアは写真が撮りやすいですが、これまでたやすく人の顔を撮れたというのも、珍しいです。

まだ旅はあと少しありますが、ここウブドに来てようやく本調子になってきた感じです。もうちょっと長くいてもいいんだけど、まあしょうがないです。さて、次の記事はあるのかどうか。時間と相談して書きますね。

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2010年8月17日 (火)

ウブド通信(2)

ウブド4日目です。もう1泊しますが、最終日となる19日は日付の変わる深夜にガルーダが飛ぶので、部屋のデイユースをお願いしました。あと、空港までのトランスポートも。ちなみに、バリではツーリスト用の公共交通機関がプラマ社のバスに限られているし、ウブドではタクシーがないので、ほとんどこういう手を取ることになります。

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<ジョグジャカルタ王宮の正装した係員>K-7/30mm

ウブド3日目((昨日)は、情報センターApa?(日本語が通じる)でオダランの情報を仕入れてきました。モンキーフォレストにある寺院でやっているそうで、見に行きましたが、4年前のペジェンのオダランほどではなかったですね。

そして、夜女性だけの舞踊グループの公演を見に行きました。ISO感度優先にしてストロボなしで撮影可能でしたが、内蔵ストロボも使用してます。できたら、外付けストロボがあった方が、もっとよく撮れたと思います。が、ないものはごたごたいっても仕方ないです。撮り進めるに従い、K-7の性格がだんだんわかってきました。

そして、今日はインドネシア独立記念日。かなり大がかりなセレモニーがウブドでも行われました。Apa?の情報によると、午後にも行われるとのとで、また見に行きます。

さて、今の宿はWiFiも来ているし、取っつきにくそうだった宿の人たちともだんだん打ち解けてきたし、申し分ないのですが、なんと、朝方猿が来襲するんですね。モンキーフォレストに近く、オダランの最中は寺院付近は猿が追っ払われるからでしょうか。バリの宿では部屋の外に椅子とテーブルがあり、ここにゴミ箱なども置かれているのです。昨日は、どこからか持ってきたのか、懐中電灯や哺乳瓶なども抱えて自分の部屋のドア前でたむろしているような状態です。そのたびに、宿の人が棒を持って追い払ってくれるのですが、これは毎朝現れると思っていいでしょう。

バリのヒンドゥでも、猿は神様の一部なんだから、しょうがないといえばそれまでです。

さて、一応明日はバリ東部へのツアーを仮申し込みしました。夕方どうなるか判明します。ゆるゆるやってますが、たまにはこうした観光もいいでしょう。ではまた。

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2010年8月15日 (日)

ウブド通信(1)

昨日、ジョグジャカルタから一気にバリ島にやってきました。空港のホテル予約所で取ってもらったFree WiFi付きの宿で5泊し、日本に戻ります。

で、ウブドに来てみたら、WiFiのある宿は結構たくさんあって、レストランやカフェまでそういうものもできているので、何も血眼になってこういう宿にしなくてもよかったのかなとも思います。とはいえ、昨日は日中障害かあったらしく、アクセスできず、夜から可能でした。mixiの方には、夕食のレストランでアクセスしたのですが。

ヨーロッパは安宿を除いてWiFiが普及しているみたいだし、最悪マクドナルド(ここはフリー)もかなり多い。また、アジアでもツーリストが多いところでは、こういうところが増えてきているので、これからはネットブック必携なんでしょうね。

インドや中東あたりではまだまだなんでしょうが、こうしたものの広がりは、ケータイと同じで思わぬところでどんどん広がってきますね。今回、ネットブック保護のために、バックパックではなくそのくらいの大きさのスーツケースで旅していますが、TSAロックの南京錠などもできているので、バックパックの時にもネットブック持参にしようと思いました。

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<ウブドの路上>K-7/20mm

さて、ここウブドは山の天気で、昨日は曇りくらいでしたが、ちょっと雨がぱらついたりしました。今朝は、結構な雨でしばらく宿から出られませんでしたが、10時くらいから晴れてきました。4年前8泊もした場所なので特にしゃかりきになって観光するつもりはありません。ゆるゆるやっていきます。いわゆる沈没ってやつです。

それでも面白そうなツアーやまだ見たことのない舞踊があればと、ジャランジャラン(散歩)しながら、探しているところです。今朝、ツアーを訪ね歩きましたが、バリ北部まで行くものや、クレメーション(葬式)ツアーはないのだそうです。バリ北部はほとんど希望者がいないのと、クレメーションは来週くらいでないと、ないとかで。

火曜日、まだ見たことのない舞踊団が公演を行うようなので、これをみたいなと思います。今回、外付けストロボはないので、K-7特有のISO感度優先モードを使い、いい写真が撮れたらいいなと思います。

もう数件記事をアップすると思います。反応がないと寂しいので、コメントしてくださいね。それだけが楽しみです。では。

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2010年8月13日 (金)

ジョグジャカルタ通信

こんにちは。今ジョグジャカルタです。ボロブドゥールから戻ってきました。

明日、バリに飛ぶのですが、マノハラで取ってもらったイビスがフリーWiFiのはずだったのですが、現在修復中とのことで、隣接したマリオボロ・モールの中にあるカフェでこれ書いています。スピードもかなり速く、安心してアップできます。

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<ボロブドゥールの夕陽>K-7/DA15

ボロブドゥール滞在は、2日になりました。ジョグジャカルタ到着と同時に駅のホテル予約所、インドテルでマノハラを取ってもらいました。これ、1日だけだったのですが、飛行機の予約を明日にしていたので、ジョグジャに戻っても時間が余ってしまうので、延長しました。

マノハラは全コテージ式のホテルで、部屋ではネットができませんが、ロビーで可能だったのですね。これ、気づいたのが、今日の出発時で、もう遅い。ま、そんなわけですが、11日午後は、何とか夕陽まで粘り、翌日は早朝の日の出ツアーに参加。しかし、東の空は曇っていてあまりいい写真が撮れませんでした。12日午前に周辺の遺跡2箇所を回り、昼寝の後またボロブドゥールへ。夕陽はいまいちでしたが、上の画像はそのときのものです。

今日も、午前中2時間くらい遺跡にいて、宿で呼んでもらったタクシーでジョグジャに戻りました。タクシーなんて、贅沢だと思う方もいるでしょうが、たったの25万ルピア、日本円にして2,500円です。行きは、ローカルバスで暑くて苦しい思いをしたので、これくらいいいでしょう。バンドンとジョグジャ前半の3泊は安宿でしたから、かなり反動が出たと思います。

さて、明日はバリ島。やはりウブドしかないでしょう。ここも、空港のホテル予約所でできたら、WiFiの使える宿を確保したいと思います。

話は尽きないのですが、今日はこれくらいにしておきます。では、次ウブドからアクセスできたらいいですね。

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2010年8月 5日 (木)

ジャカルタ通信

ジャカルタ3日目です。

宿で12万ルピア払い、Wi-Fiでネットにアクセスしていますが、なんか状態が今ひとつで、記事をアップしようとすると、切れてしまったりで、これが3度目のチャレンジ。画像も用意してあるんですが、こんな状態では、難しそうなので、また今度ということで、文章だけで行きます。

昨日はコタ地区、モナス、イスティクラール・モスク、カテドラルなどを見て、今日はボゴールに行ってきました。積極的に楽しんでいるのかというとそうでもなくて、近くにあるのになかなか近づけないジャカルタの道路事情や、なかなか来ないエアコン急行に邪魔され、まだインドネシアというか、ジャワの神髄に迫れない感じです。

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<バジャイ>K-7/Sigma20

とにかく首都ジャカルタは東京以上の人口を抱える割に、社会基盤の整備が日本人としてはなっていないと考えます。ナポリやホーチミン以上に道を渡るのが難しいです。で、クルマもバイクもナポリやホーチミンとは比較にならないくらい多いし、車線はたくさんあるし、そのくせ信号がないという事情。厳しいですよ。

いちお、K-7を使いこなしてはいるんですが、MZ-3のような軽快感がなく、シャッターチャンスが来ても、身体が反応しないことも。まあ、旅のはじめということが大きいんでしょう。

とにかく、ボゴールから戻ったときにわざわざガンビル駅まで行ったついでに、明日のバンドン行きのチケットを確保してきました。と、いうことなので、明日はバンドンです。

んでは。

<2010/09/05追記>

コメント欄で画像の乗り物をベチャといってしまいましたが、バジャイが正解です。どうもすいませんでした。

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2010年8月 2日 (月)

旅に出ます

とうとう8月。

3日からインドネシアに行ってきます。一応、インドネシアはこの時期は乾季らしいのですが、もしかしたら、雨にやられてしまうかも知れませんが、そのときは笑ってやり過ごすことにしたいです。

こんな歌のように。

かすてら音楽夜話Vol.24

 

この曲、「優しい雨」は小泉今日子の持ち歌で、作詞者でもありますが、このYouTubeの映像に登場する鈴木祥子が作曲者です。

Suzukishoko

鈴木祥子はここでも何度か取り上げているように、自分にとってはお気に入りのシンガー。とはいえ、彼女のソロライヴは縁がないのですが、ジョイントコンサートで数回目にしたことがあります。

佐野元春の現在のバックバンド、The Hobo King Band(松たか子の旦那、佐橋佳幸、マルチプレイヤーのDr.Kyonなどが在籍)が佐野抜きでライヴをやったことがあり、ここに鈴木祥子がゲストで呼ばれました。取り上げた映像は最近のものだと思いますが、今から10年以上前の彼女は、佐橋たちに呼ばれると、客席から登場し、「なんてことのないふつうの姉ちゃん」的な姿でドラムを叩いたものです。髪もショートカットだったなあ。

元々は原田真二のバンドでキーボードとパーカッションを担当していたとのこと。その後、小泉今日子のバンドに参加し、その後ソロデビュー。ドラムも叩く女性シンガーみたいな扱われ方が強かった気がします。

ピアノは中学から。ドラムはプロに師事し、ヤマハのEastWest地区大会でレディース部門最優秀ドラマーを取った実力。だが、その後はギターをはじめマルチプレイヤーぶりを発揮し、次第にセルフプロデュースの方向にシフトします。

ともかく彼女の曲は心にぐっとくるものが多い。映像の鈴木祥子は最近の仕上がったもので、とにかくキョンキョンと戯れていた頃のものではない。

こんな感じで雨をやり過ごしていたいものですよ。じゃあ、ちょっと早いのですが、行ってきます。

<追記>

と、まあ、いったんは旅立ち宣言をしたものの、これでいいのかと思っていたところ、インドネシアにぴったりな曲を思い出しました。

「スラバヤ通りの妹へ」

松任谷由実「スラバヤ通りの妹へ」でした。ま、自分は男性なので、このユーミンのような感じにはならないのですが、見ていく情景がこんな感じだといいなあと思います。それにしても、スラバヤには今のところ行くつもりですが、ジャワからバリへの成り行き上エアチケットが取れてしまったら、それはないなあ。

でも、「スラバヤ通り」って、インドネシア各地にありそうな気もします。それではあらためて、「行ってきます」。

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