ガルーダ搭乗記
あまりこういうことは書かないのですが、たまにはスクムビットさんの真似でもして、書いてみようと思います。
今回利用したのは、ガルーダ・インドネシア航空。前回はキャセイだったので、もちろん初めてとなります。キャセイの場合は香港で乗り継ぎ。そのときはキャセイのシステムがダウンしていて、搭乗券をもらうまで2時間もかかってしまった始末で、もちろん、香港での乗り継ぎも大幅に遅れ、到着が深夜に及んだものです。
ガルーダはインドネシアのナショナルキャリアなのに、全便がデンパサール経由。とりあえず作ってもらったチケットは、成田-ジャカルタ/デンパサール-成田なので、帰りの便のジャカルタ-デンパサールをパスした形になります。と、いうことで直行便ながら時間がかかります。
ところで、ガルーダのカウンターでチェックインを済ますと、そのはずれにあったのが、ビザのプリペイドカウンター。インドネシアは30日間25USドルでビザを発行する(写真不要)。もちろん、現地の空港で取れるのだが、ここでやっておく方が楽なのだという。なので、支払い、レシートと控えをもらう。
<はじめの機内食>GR DIGITAL
ま、格安航空券で決してアップグレードしたわけではないので、ガルーダに乗った場合のごくふつうの機内食。選択肢は鶏肉か魚か。やはりムスリムの国でハラル食しかないのだろう。魚を希望したが、すでに鶏肉は売り切れたあとである。魚のカレー風味ご飯。成田の仕込みだが、何となくインドネシアっぽい。でも、飲み物はビンタンをリクエスト。きちんと置いてあるのが、エジプト航空やパキスタン航空と違うところ。
さて、このあとです。出入国カードと税関申告書が配られ、なんと、機内でイミグレーションの係員が現れて、入国審査が行われました。パスポートと書類を提出。先ほどもらったビザ代のレシートも一緒。
レシートを提出した客には、小さな二等辺三角形のシールがパスポートに貼られ、入国スタンプとともにパスポートが返却されました。以前の空港で取るビザは同じ値段なものの、まるまる1ページを使用したでかいシール。何でもこのサービスはガルーダだけで、今年始まったのだそうで。これを済ませた人には、各国語で「入国審査官にはこのカードを提出してください」という旨のことが書かれた青いプラスチック製のカードが渡されました。
<デザート>GR DIGITAL
書類提出のあとはご苦労様ということか、食後のアイスクリームが。これ以外にも和菓子のようなものもありました。
あとは眠ったり、本を読んだり、はたまた手持ちの音楽を聴いたりしつつ、最終目的地となるはずのバリ島、グラライ国際空港に到着。機内からは出され、空港内をうろつく。大半の客はここでいなくなった。
<機内食の2回目>GR DIGITAL
バリからジャカルタまでは2時間のフライト。大半の客が降りたはずだが、バリから新たな客がまた乗ってくる。国内線扱いになったのかどうか。
以前タイ航空でプーケット経由でバンコクまで行ったことがありますが、その時はプーケットで入国審査を行い、バンコク到着時には、成田から乗ってきた客のために、係員が荷物のターンテーブルまで、特殊なルートを案内されましたが、ジャカルタではそれはなかった。
さて、機内食ですが、先ほど食べられなかった鶏肉をチョイス。肉にかかっているのはピーナッツソース。これが意外に合うんです。
<サンバル>GR DIGITAL
これですよ。インドネシア料理やマレー料理になくてはならない調味料、サンバル。全部をかけると相当なものでしょうが。唐辛子を中心とするペースト状のものです。タイ料理のプリッキヌーほど激辛ではないので、お腹にくることもないです。
ちなみに、自分用ではありませんが、土産に1瓶購入しました。しっかりした瓶のやつがよかろうと思ったら、デルモンテ製だったけどさ。進呈しましたが、その人は早速昼飯に振りかけていました。久々に喜ばれた土産だったようです。
ええ、一応、旅行当初の数日分は画像の縮小や加工が終わっているのですが、まだモノクロームとリバーサルの現像が仕上がってきていません。それと数日前にわかったのですが、ペンタックス用のデジタル画像現像ソフトのシルキーパックがアップデートされ、「リバーサル写真」風に加工できるモードがついてきました。なので、画像の加工と縮小をやり直そうと思います。本格的なレポートは今しばらくお待ちください。
ま、その間に別件でこの旅行以外の記事を書こうと思います。ネタは仕込んである!食べ物好きな皆さん、期待していてくださいませ。
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コメント
ガルーダの機内入国審査が再開したのですね。
最初にジャカルタに行った時は、機内でパスポートと入国カードを回収され、程なくしてスタンプが押されて戻ってきました。
入国審査は特になしで、ビザも不要でした。成田出国時に入国税みたいなビザが取れると便利ですね。
当時行きのルートは成田・ジャカルタ・デンパサール、帰りはデンパサール・ジャカルタ・成田だったと記憶しています。
機内で入国審査が終わると、デンパサールから先は国内線と言えなくもないですね。
帰りの便では夕食はデンパサール・ジャカルタ間で出るらしく、ジャカルタから搭乗するとろくなものが出なかったきがします。
今行きのルートは成田・デンパサール・ジャカルタですか。でも帰りはデンパサール・ジャカルタ・成田ですよね。
たぶんジャカルタで一回下ろされて、夜中なので行き所がなく仕方なくお土産やで、つい買ってしまうパターンじゃないですか。
インドネシアのサンバル、好きです。
投稿: 04mat | 2010年8月26日 (木) 20時12分
04matさん、こんにちは。
なんと、成田からのガルーダは、全便デンパサール経由です。
なので、帰りはジャカルタに寄らず、途中から乗り込んだことになります。
04matさんもお書きになっているように、夕食が出てしまったあとなので、朝まで眠るしかなかったです。
サンバル、すでに瓶の1/5くらいがなくなっています。1瓶じゃ足りなかったか。
また行く機会があったら、購入してきます。
今度は大瓶で。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年8月26日 (木) 21時57分
機内でイミグレーションの係員が現れるサービスがあるなんてまったく知りませんでした。
こりゃいいですね。
日本も「Yokoso」なんて口ばかりじゃなくてこういうの真似すればいいのに。
成田に到着した日本国籍以外の人たちの長い列を見るたびに、日本は本当に外国人に来てもらいたいんだろうか?と疑問になりますもの。
投稿: スクムビット | 2010年8月28日 (土) 20時00分
スクムビットさん、こんにちは。
手続きが早いというのは、このことだったようです。
いいシステムなんですが、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港であまりにもするするとターンテーブルまでたどり着き、これでいいのかなあと不安な気持ちにもなってしまったりして。
04matさんも、書いていらっしゃいますが、数年ぶりでこのシステムが復活したらしいです。
成田からジャカルタまではデンパサールを経由せずに日本航空が飛んでいるのですが、このサービスはないらしいですよ。
それにしても、びっくりしました。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年8月28日 (土) 20時39分
ここんとこ、個人的には鎖国状態継続中な自分ですので、こんなサービスにびっくり!!でも航空会社も限られてるんですね。時間をもてあます飛行機の中で、こんな手続をしてくれるのはとっても良いので、全航空会社と各国で導入してくれればいいのに。
(とは言っても鎖国状態はしばらくは続きそうですが・・会社の景気がねぇ(>_<))
投稿: lastsmile | 2010年8月29日 (日) 05時34分
lastsmileさん、こんにちは。
探せば、まだこんな航空会社もあるかも知れません。
ちなみに、帰りの便には日本のイミグレーションの職員は乗っていません。
成田便でないガルーダの国際路線はどうなっているのか興味あるところです。
鎖国状態、痛み入ります。
香港あたりで、ぱーっと憂さ晴らしというのもだめでしょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年8月29日 (日) 09時27分
おはようございます♪
ワタクシのファーストバリはガルーダでございました
かれこれ25年も昔です
四国のあたりで雷が飛行機の下で光り
花火のようできれいだったことと
虫の駆除で到着前にスプレー缶をシューっと
まかれてびっくりしたのを覚えています
あの頃はクタに着くまで信号一つもなかった
投稿: trintrin | 2010年9月 2日 (木) 11時22分
trintrinさん、こんにちは。
25年前ですか。わたしゃまだ、海外デビューしてませんでした。
到着と同時に殺虫剤を散布するのは、インドでは未だにやってますね。
あと、モロッコですね。パリ・カサブランカだけかも知れませんが、到着時と出発時にやらかしてくれます。
クタは素通りなんですが、今では考えられませんね。
ちなみに、ウブドも郊外に信号がひとつあるだけですね。ルアンパバーンもそんな感じです。
ちょっと前までのシェムリアップも信号ひとつだけでしたが、今はかなり増えました。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年9月 2日 (木) 20時41分