カフェ・バタビア
旧バタビア地区は、歴史的建造物が建ち並ぶと書きましたが、その中のひとつにカフェ・バタビアがあります。
<カフェ・バタビア>K-7/Sigma20
入口には1800年代に建てられた建造物を改築してカフェにしたとあります。実は、到着初日にもかかわらず体調を崩していたのですね。ファタヒラ広場の博物館に入り、トイレを探したのですが、見つからずここで一休みすることにしました。
<アイスレモンティ>GR DIGITAL
トイレに行きすっきりして席に戻ると、頼んだものが届いていました。しかし、この画像は失敗。お茶の部分とレモンの部分が見事に分離したシロモノです。外装が19世紀の造りであまりぱっとしないものの、空調はいい感じで効いています。もちろん、トイレもきれいで日本と遜色ありません。いや、むしろ洒落ている方でしょうか。
<カウンター>K-7/Sigma20
店は、外観の通り二階建てでどちらのフロアでも食事と喫茶が楽しめます。自分は二階のテーブル席にしました。バーカウンターもあり、インドネシアでは滅多に飲めないと思われる生ビールのサーバーまでもがあります。ここでは昼間からビールを飲んだわけではないので確かめていませんが、インドネシア産のビンタンではなく、オランダ仕込みのハイネケンなのでしょうか。
一階席にはステージがあり、ライヴなども楽しめるようです。そして、歴史的建造物らしく、次々と観光客がやってきては食事や喫茶などを楽しんでいます。中には、ガイドに連れられてすぐに帰ってしまう人も。しかし、共通しているのは、皆店内の壁を凝視してはそれをカメラに納めていることかも。
<壁のポスターと写真>K-7/Sigma20
壁には一面にクラシックなポスターと写真が飾られていました。近くに壁のある場所には必ずといっていいほどこういうものが。模写かコピーとは思うものの、印象派の絵画などもありました。トイレの中もこれがあります。インドネシアを訪れた有名人もここには立ち寄るようで、オランダのベアトリックス女王の写真もあったと思います。
外のジャカルタの価格とは隔絶の感のある値段設定ですが、東京中心部の喫茶店より半分から1/3程度。内装はこんな具合で、ジャカルタのお休み処としては、ここははずせません。ただ、コタ地区にあるので、そうそう気軽に来るわけにも行かず、これきりでしたが、オススメです。
カウンターの写真とポスターの写真はK-7の感度優先モードでISO3200で撮影。もちろんストロボの発光はなし。手持ちで十分に撮れます。ノイズの発生もありません。
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コメント
壁一面に飾られた絵画、良い感じですね。こういう雰囲気は好きです。
あまりテーマがあるよりも、雑多な方がいいです。そして出来たら場違いなBGMが流れてくれると。
非日常的不自然さの中に、妙に居心地の良さを感じる瞬間かも。
投稿: lastsmile | 2010年9月 4日 (土) 08時42分
ほー、ジャカルタにもこういうところがあるのですね。この壁、いいなー。絶対に写真が撮りたくなりますね。
こういうところで、のんびりも旅の醍醐味ですねー。
投稿: マサエ。 | 2010年9月 4日 (土) 12時25分
lastsmileさん、こんにちは。
今回、ジャワとバリを回ってみましたが、バリ島は当然のこととして、ジャワにもいい感じの店が結構あることがわかりました。
喫茶店とかカフェのカテゴリーだけなら、タイ以上に店があると思います。
おそらく、コーヒーやお茶を作っているかどうかに関係しそうです。あと、かつて西欧諸国の植民地とされたことも関係ありますね。
インドネシアは意外に音楽が盛んみたいで、必ずしもインドネシアのドメスティックな音楽だけを流すわけでもなさそうでした。流しのギター弾きなんかもいます。
この店ではあまり音楽というものを意識しませんでしたが。定番の60年代~70年代のポップス/ロックだったんじゃないかなと思います。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年9月 4日 (土) 14時00分
マサエ。さん、こんにちは。
壁のポスターや写真、やはり圧倒されますよね。
トイレにも、ジェームス・ディーンとかいたりするんですよ。
今回の旅はそれほどあくせくしたわけではないので、観光的な情報よりはこうした情報の方が多くなりそうな感じもします。
投稿: ヒョウちゃん | 2010年9月 4日 (土) 14時02分