« 二つのトライショー | トップページ | マレーを代表する中華系B級料理 »

2011年2月 3日 (木)

ネカって誰?

ウブド滞在最終日、ちょっと離れたネカ美術館に出かけた。ウブド6日目ともなると、やることも少なくなってきていた。この前日から自転車を借りていたので、出かける気になっていたのだ。

Jb1854

<ネカ美術館>K7/Sigma20

ネカ美術館はウブドから5kmほど離れたところにある。しかし、かなりきつい上り坂である。はっきりいって、もう少し離れたところにある、プリアタンという村に行く方が楽である。いくらギアがたくさんついているマウンテンバイクでも、メンテナンスが悪く、ほとんど使えないギアばかりなので、きつくなったら、自転車を降りて押す。何もオリンピック選手じゃないし。

Jb1855

<スケッチする案内人>K7/Sigma20

ようやくたどり着いたネカ美術館。ところで、ネカとは、人物の名前である。バリの絵画コレクター、ステジャ・ネカという人物が作った私設美術館である。ウブドのメインストリートには、ネカ・ギャラリーがある。

館内にはもちろん美術品も多数あるのだが、なぜかネカ氏のフィギュアのようなものが置いてある。出たがりなんだろうか。

Jb1868

<ネカ氏のフィギュア>K7/Sigma20

この他にも、ネカ氏が来日した時の写真、海外のVIPがここを訪れた時にネカ氏と握手をしている写真など多数が飾られている。

ま、それはいいとして、バリの美術館はここの他にもいくつかあるが、展示館は東南アジアの建物っぽく、屋根と柱だけだったり、窓が大きく開いていてあまり空調も効かせていなかったりという状態のところも。美術品が傷まないのか。

ところで、個人的な趣味では旅先ではあまり美術館や博物館には入ることはない。時間がもったいないこともあるが、要は写真を撮っていたいのである。このようなミュージアムではショルダーバッグやリュックは持ち込めないこともよくあるし、とにかく不自由なのである。

なので、いつしかこうしたところへはあまり行かなくなってしまった。パリを複数回訪れているものの、ついぞルーブルもオルセーも訪れたことはない。まあ、混雑していることもあるけど。

一応、バリの美術館では荷物チェックや荷物預けはないです。ネカ美術館では、絵画よりも展示室IIIのロバート・A・コークという人のモノクローム写真が気に入りました。20世紀中頃のバリが紹介されていて、人々は西洋文明とは無縁状態な頃の写真です。

| |

« 二つのトライショー | トップページ | マレーを代表する中華系B級料理 »

201008 Jawa & Bali」カテゴリの記事

コメント

 私もツァーでネカ美術館へ行きました。バスで行ったので、坂道には気が付かなかったけど。
 写真や彫刻、絵画、いろんな作品がありましたね。日本で行なわれたバリ美術展のポスターまであったのには驚きました。

投稿: マサエ。 | 2011年2月 4日 (金) 10時44分

マサエ。さん、こんにちは。
ツアーで訪れるんですね、ここ。
確かに大きな駐車場もあるから、候補地のひとつなんでしょうねえ。
ウブドあたりは今でも大型バスが乗り入れにくいところですが、中国人の団体が結構います。
ネカ美術館までの道のり、かなりの坂ですよ。
バスでもかなり低いギアを使うはずですが、気づかなかったかぁ。
ウブドあたりでは、日本と関係の深いところは、そんなポスターを残してあるところが多いです。自慢のひとつなのではと思います。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年2月 5日 (土) 00時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネカって誰?:

« 二つのトライショー | トップページ | マレーを代表する中華系B級料理 »