ハジャイの海鮮料理
ソンクラーからハジャイに戻り、夜はまだオフが続く。ハジャイはどちらかというと観光客向けの店が少なく、考えたあげく、華僑のやっている海鮮料理店にする。
<ビアシン>GR DIGITAL
まずはビアシンでチャイヨー。メニューは漢字が使われていて、想像しやすい。それに写真までついていた。
<空芯菜炒め>GR DIGITAL
まずは中華系タイ料理の定番空芯菜炒め。普通はまったく辛さを気にしなくていいこの料理にも、たっぷりと唐辛子が使われている。さすがはタイ南部である。マレーシアの料理もサンバルという、唐辛子ペーストをベースにしていて、ある程度の辛みがあるが、タイ料理はやはりそれを上回る辛さだ。辛さのレベルがまったく違うし、辛いだけじゃなくて、味が複雑に絡み合っている。
<アサリ炒め>GR DIGITAL
頼んだものの、箸が出てこない。指でじゃんけんのチョキの形を作ったものの、理解されず、置いてあったスプーンとフォークを逆に持ち、箸の仕草を見せることでようやく理解された。
この貝の料理もひときわ辛い。普通は豆板醤のようなもので下味を付けるのだろうが、この色を見てもらえば、辛いことも理解できよう。
<鍋>GR DIGITAL
暑いタイで、鍋である。ハフハフいって食べる。こういう熱々の料理はあまり辛くない。
この店は、フカヒレとツバメの巣を売り物にしているようだったが、そこまでは手が回らなかった。そして、店の作りは入口側がどーんと開いたアジアによくあるスタイル。はじめ、奥に座ろうとしたが、ファンが回っているものの暑く、入口に面したテーブルにしたのだ。
そうした作りでは、子供の物乞いがやたらとやってくるのだが、意外に身なりがよく、何も与えなかった。対応していたらきりがない。
<ハタの姿煮>GR DIGITAL
これまた辛くない料理。一見、できあがったものをそのままプレートで出されたように見えるかも知れない。だが、このプレートの下には、火がついているのだ。
こうした料理はやはり中国人の調理法だろうか。タイのオリジナルとしては、シーフードを小さく切って、野菜とともに和えるか煮込むか焼くかだろうと思う。そこにプリッキヌーや各種調味料が合わさり、絶妙のハーモニーが生まれると思うのだが。
<調理の兄ちゃん>K7/DA21
二人で900バーツしなかったくらいなので、やはりフカヒレの小さいのくらいは頼んでも良かったかも。これにてオフ終了。
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コメント
私は海外で中華を食べるときは、なるべく魚を頼みます。日本では高級中華料理店は別にして、あまり中華では魚は食べませんからね。
日本料理の魚は、焼く、煮る、さしみが主流ですが、中華は揚げるか、煮込む(煮魚と言う言い方は適当じゃない気がします)で、日本料理とはまた違った味わい方が出来ますね。
投稿: スクムビット | 2011年3月27日 (日) 20時58分
中華で一番美味しかった魚は、香港で勧められたイシモチをアレンジしたものです。
甘酢あんかけとはまったく違う、魚の身で野菜をくるんだ料理でして、今思い出してもまた食べたいです。
とはいえ、こうした魚料理を食べることができたのも、ひとりじゃなかったからで、ひとり旅に出ていても食事は複数に限りますかねえ。
あと、美味かった海外での魚料理といえば、ポルトガルでのアンコウ料理とかバリのジンバランの豪快なバーベキューでしょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年3月27日 (日) 22時48分