ハジャイの屋台
<ハジャイの繁華街>K7/DA21
ハジャイはタイ南部の中心地で、実は外務省から渡航自粛の注意喚起が出ているところである。このあたりでは日本で報道されないテロが頻発していて、街中にも軍と警察が出て警備に当たっていた。
たまたま到着した日が大晦日にあたり、街中はかなりの人手だったのだが、テロの雰囲気はみじんも感じられなかった。
<果物屋台>K7/DA21
マレー半島にあるハジャイは当然マレー系住民も多く、この屋台もイスラム教徒の女性が営業していた。このあたりでテロを起こしているのは、タイからの分離独立を企てているイスラム教徒である。だが、この写真のように買い手がタイ人だったりもするので、ごく普通の人たちにとっては、分離独立などはあまり関係ない感じもする。
<スルメ屋台>K7/DA21
この屋台はマレー語で看板が出ていた。ペナンとハジャイの間に定期的に運行する交通機関があるように、ハジャイにもマレー人が多くやってくるのだろう。
<蟹入りバミー>GR DIGITAL
そんな中でバミー屋台を見つけた。ここはタイ人の営業する屋台だったが、ちゃんと漢字で蟹と出ているのだ。国境を越え、タイに入ったが、インド人がいなくなったくらいで、マレー人、華人との共存状態はマレーシアと変わらない。
バミーの蟹肉は味わえるほどたくさん入っていなかったが、とんびさんとのオフ会でたくさん飲んだあとだったため、いわば、「飲んだあとのラーメン」みたいな感じで、至福のひとときを過ごすことができた。
<アイスカチャン>GR DIGITAL
翌日もオフは続き、この時はやはりマレー風かき氷のアイスカチャンを食べた。かき氷の中には色鮮やかなゼリーとナッツなどが入っている。
ところで、バミーもアイスカチャンも一律50バーツ。どの屋台もそんな感じだった。ただ、麺類は店で食べた方が若干安く、30バーツくらい。
<闘魚>K7/DA21
中にはこんな屋台もあった。瓶に入れられた、ベタという熱帯魚である。これは色鮮やかな魚だが、観賞用だけでなく、闘魚としても使われる。闘魚は賭の対象にもなっているのだ。
さらにオフ会は続く。
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コメント
ヒョウちゃん
行ったことがないのですがなぜかハジャイという発音が記憶から消えません。英語表記ではHat Yaiなんですよね。
この英語表記ではどうしてもハジャイとは読めないんです。
アイスカチャンもかわいい感じがします。
ハジャイの続き待ってますよ。
投稿: スクムビット | 2011年3月 8日 (火) 20時46分
スクムビットさん、こんにちは。
正しいタイ語では「ハート・ヤイ」なのだと思います。
が、「ハジャイ」は南部訛りなんでしょうね。
ペナンでチケットを買う時にも、ハジャイで通用しました。まったくハジャイで問題ないと思います。
タイ語をアルファベット表記すると、Lで終わる言葉がN(ン)で発音されますし、このあたりになってくると素人の自分にはわかりません。
ハジャイ自体は軍と警察がたくさん出ていてやや重苦しい雰囲気ですが、見た目にはタイの地方都市という感じしかしません。ロビンソンもあります。
日本資本の「八番ラーメン」も進出していますし、マクドナルドもあります。
ただ、市内はまったく観光的要素はありません。
続き、頑張ります。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年3月 9日 (水) 00時33分