バンコク到着後日談
ボロバスに揺られて、8時間、ようやくバンコクの南バスターミナルに到着した。ここからタクシーでスクムビット通り近くにある宿に向かう。乗ったタクシーの運ちゃんは、なんと宿の場所を知らなかった。一応、団体客も多く比較的名の通った宿のはずなんだが。そういうこともあるのか。
<バンコクの屋台>K7/DA21
ざっと荷物整理し、行きつけのローカル食堂に向かう。ところがなんと、更地になっていた。仕方がないので、近くにあった日系のラーメン店で遅い昼食とする。
行きつけの食堂がなくなってしまったことの理由はよくわからないが、こんなケースもある。チットロムにある、BIG C上階のやよい亭という、日本料理店にロッブリーから戻った時に行こうと思っていた。チットロムでBTSを降り、BIG Cに向かう。建物は見えている。だが、BIG Cは、閉店していた。全面改修中らしい。はじめは意味がわからなかったのだが、どうやら、昨年春のバンコクの騒動で建物がやられてしまったからのようだった。向かいに見えるセントラル・ワールドも建物の形は残しているが、ここはひどくやられ廃墟のようである。いつも通りだったら、ここの入口近くにはビール会社が競い合うようにしてビアガーデンを開いているというのに。
夜も更けゆく頃、遅い夕食に出かけた。
<日本料理店>K7/DA21
宿の近くにある居酒屋うづき。今までにも何度か利用したことがある。スクムビット通り付近にかなりある日本料理店では、駐在員向けなのか、かなり高い値段設定のところがあるが、ここは、メニュー通りの値段でVATという税金が入っていない。
<ビールをピッチャーで>GR DIGITAL
久しぶりの生ビール。ピッチャーで注文すると、ちょっとびっくりされた。アサヒスーパードライというのが難点だが、やはり美味い。うまく撮れていないが、お通しは豚の角煮。
<たこ酢>GR DIGITAL
新鮮な海の幸に飢えていた。できるだけ生に近いものを食いたい。
<揚げ出し豆腐>GR DIGITAL
もうほとんど食事というよりも、チャイヨーみたいな注文の仕方。マレーシアもタイも華人が多く、豆腐を食べる文化圏に入ると思うが、こうした豆腐料理はなかなか食べることはできないだろう。
<ハンバーグ定食>GR DIGITAL
締めでやっと食事。大根おろしのたっぷりかかったハンバーグ。こういう定食屋のメニューもバンコクでは気軽に食べることができる。ご飯の上にごまがかかっているというのが、日本の定食屋とちょっと違うところか。これ、ボリュームたっぷりです。
久しぶりに満腹した。いや、かなりカロリーオーバーか。このあと、宿にたどり着いたものの、ビールのピッチャーが効いて、ベッドに倒れ込むと気づいたのは朝でした。総額530バーツ。
一応、この日食べたものを紹介しましたが、居酒屋うづきで是非食べてもらいたいものは、こちらです。
<こってりネギラーメン>GR DIGITAL
脂たっぷりのスープ。やや太めの麺。ネギにチャーシュー。これだけですが、美味いし満腹しました。今回、値段を総額でしかメモしてきませんでしたので、単品価格は不明ですが、街のラーメン屋の単品価格より若干高いくらいじゃないでしょうか。ま、それとは別に飲み物代が加算されてしまいますが、これお勧めです。
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コメント
ははあ、ヒョウちゃんの定宿はこのあたりですか。
やっぱり日本食食べますよねえ。
特にバンコクでしたら、気取らない安い日本食が食べられますから。
今度バンコク行ったらうづき行ってみます。
ところでそろそろ次の旅の予定が決まっている頃では?
投稿: スクムビット | 2011年5月 5日 (木) 19時37分
スクムビットさん、こんにちは。
定宿じゃないんです。
できるだけスクムビット通りに近くて(BTSに近い)、ネットができて快適なところならば、定宿にしたいくらいなんですが、旅の中でも報告したとおり、「アンバサダー」はネットにアクセスできても、記事や画像のアップロードができないので、もう二度と泊まることはないと思います。
定宿にしたいのは、2009年末に泊まったCenterpointってところなんですけどね。やや、BTSからは離れていましたが、系列の宿もBTS近くにあるようでした。
うづきはSoi11ですよ。ナナの反対側。
ここも、たまにビール会社派遣の姉ちゃんがいたりします。また、オ○マのウェイトレスもいたりしますね。
次の予定はまだなかなかです。
インドかはたまたヨーロッパか、あるいは東南アジアの国境越えかなんてところですが。
スクムビットさんは?
そそ、ブログのソムタム屋台、知識としては知っていましたよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年5月 5日 (木) 20時34分
こんにちは♪
ヒョウちゃんが沢木耕太郎さんの深夜特急を追いかけていらっしゃったので本を読み始めました
※実はタイ検定がひと月遅れたのと観音霊場めぐりがあっ たので遅くなってしまいました
今シンガポールからインドに移るところです
面白い本です、ご紹介下さりありがとうございました
ところでスーパードライの味は日本と一緒でしたか?
ワタクシは長く旅をする余裕がなく出かけた国のお酒ばかりを味わうもので外国で日本のものを口にするチャンスがあまりないのです
スーパーなドライののど越しって確かに暑い国では合うのかも?
投稿: trintrin | 2011年5月 7日 (土) 13時04分
trintrinさん、こんにちは。
「深夜特急」はつい読んでしまうんですよね。
現在のアジアやヨーロッパと異なる30年前の世界ですが、何となくその当時のことが今でも残されている場所を訪れると、その感慨はまたひとしおとなります。
スーパードライはタイでも生産しているようです。味はやはり日本の企業ですから、日本のスーパードライそのものだと思います。
タイでの現地酒というとメコンになるかな。
ビールだと、ビアシンやビアチャーンなどですか。
廉価版のビアリーオなども味わったことがあります。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年5月 7日 (土) 22時01分
ここ、7月に行こうとしたら閉店でした。
真似して済みません。
この手前のザンジバル(シャー大佐、尊敬)
までは足を運ぶんですけどね。
参考までに私の知人が、チュラ大でランチ出来たのを
うれしく語っていたのは???判らんでした2006年頃。
師匠も成功しているんですが、沢木大沢に
興味のなかった頃の自分には珍分でした。
さてバーびあとか、GOGOのビールは全部
lEOですよ、(G大記者と私に拠る)
投稿: TAKA | 2016年9月 5日 (月) 00時43分
TAKAさん、こんにちは。
8月には閉店どころか「卯月」のあたりの建物が取り壊されていて、影も形もなかったです。
いい店だったんだけどなあ。
ちなみにすぐそばのサービスアパートメントの建物内にあったようで、妙なところから入ってくる客がたくさんいました。
えー、チュラ大もタマ大もまだ学食には入ってないんですね。
チュラ大は沢木氏、タマ大は大沢たかおがロケで使いました。
リオはそういう需要もあったんですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2016年9月 5日 (月) 20時56分