This Is India
なかなか次に進まず、やきもきしている方もいるかも知れませんが、これでコルカタ最後です。まあ、観光らしいことはやっていないのですが、コルカタの宿のことです。
タイ航空でコルカタ到着日付が変わった午前0:45。空港の銀行とおぼしき両替所では1JPYに対するインドルピーのレートが0.5となっていました。これは最近の円高に対してもかなりレートが悪いんですが、まあ空港なんだからこんなものかと思い、両替するとそこから手数料が引かれ、11年前に来た時よりもひどいことになってしまいました。しかも、銀行なのにレシートをくれない。これもインドなんだろうなあ。
プリペイドタクシー料金を払ったものの、妙な白タクに引っかかりそいつの連れて行った宿を断るのに時間がかかり、本来の宿到着は午前2時を回っていました。門は閉められ、警備員がようやく開けてくれる。
一応部屋は狭かったものの、テレビにエアコン、冷蔵庫もあり、シャワーとトイレもきちんとしています。こんな時間に到着するので、念のためにスワンナプームでミネラルウォーターを100バーツで泣く泣く購入しましたが、フリーのミネラルウォーターも供えられていて、その横には電気式のポットもあります。まあこんな時間なので、これを翌日使用したと思ってください。
<ベッド前のスペース>GR DIGITAL
ま、こんな感じです。悪くないですよね。ところが、ポットを使おうとすると、だめなんです。
<コンセントの形状が合わない>K7/FA35
インドのコンセントはいくつか形状はあるんですが、だいたいは丸い3本の金属が突き出た形です。下二つの穴だけに二つの金属が突き出たものを差し込んで作動する場合もありますが、これは見事に形状が合わない。
部屋のコンセントはすべてこの形なのに、ポットのコンセントだけが合っていない。日本から持ってきているアダプターはあるものの、三つ又状のものってないので、まさにお手上げ状態。だからといってポットがまるっきり新品というわけでもなく、使った形跡はある。んー、まさによくわからん。これまたインドなのか。
インドにおける常識ってものは、我々日本人の想像を遙かに超えるところがあって、なんかぶっ飛んでいるんですよね。たとえば、列車のトイレですが、鍵は中から閂状のものを閉め、その上でかちっと回すダブルロックをします。しかし、これがドアの外側にもあって、回すと連動して外側のものも回ってしまう。初めて見た時にはびっくりしましたね。開けようとすると中からまた閉めるし。
また、公衆トイレは外に鍵があって中には鍵がないとか。安宿のドアは南京錠で閉めるが、外から閉じこめられる可能性があるとか、わからないことだらけでした。文章で書くとほとんど伝わらないでしょうけど、kimcafeさんなら、よくおわかりかと。
ちなみに、宿は一応WiFi無料でしたが、客室ではできずに、レストラン周辺で行う必要がありました。やや微弱で結局はネットカフェに行きましたが。そのネットカフェでも、パスポートを提示し、Webカメラで顔やパスポートの記載事項などを撮られました。こんなの初めてですが。
はい、これでコルカタ終了です。次回からはブッダガヤです。
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コメント
余裕があるときは楽しく、ない時は辛いのがThis Is Indiaですね(^^ゞ
友達とインドに来た時、デリーの空港の銀行で両替した
とき友達がカウンターの下でルピーを数えているので
「だめだよ、相手の目の前で数えなきゃ」と訳知り顔で
言ったら本当に足りなかった・・・!?(^_^;)
足りないと言うと、すぐに足りない分を放ってよこした
This Is India!
サダルストリートから空港へ向かうタクシーの運転手
普通の道で行くか?ハイウェイで行くか?と聞いてくる
ハイウェイで行かないと間に合わないぞ!100ルピー
追加しろと・・・
バカやろー!どこにハイウェイなんかあるんだよ!!
(-_-X)
This Is India!
昔のコダイカナル(南のヒル・ステーション)
ホテルは高いので客引きに連れられて民家に泊ることに
案内された部屋の山羊は外に連れ出された・・・(゚0゚)
山羊小屋かよ!?
This Is India!
投稿: kimcafe | 2011年8月28日 (日) 20時53分
kimcafeさん、こんにちは。
正直いって、コメントは難しいと思っていましたが、ありがとうございます。
やはり、いろいろな摩訶不思議な出来事を体験しますよね。
そのうち、コルカタにもハイウェイができてしまうかも知れないところがインドですが。
ちなみに、デリーとアグラの間にほんのちょっとだけハイウェイがあるんですが、高架になっていないため、平気で自転車などが入り込んでくるんですよね。
しかも、バイクや小型のクルマは平気で逆送するし(適当なところでUターンして行きたいところに行くようです)、ホントに危なくって仕方ないです。
それに比べりゃ、バイクでノーヘル、2ケツとか、間隙を縫うように走るリキシャなど安全そのものです。
いやそれにしても、ヤギ小屋とは恐れ入りました。
スノウリの刑務所のような部屋の方が何十倍も快適だったのですね。もっと修行します。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年8月28日 (日) 22時40分