ルンビニ、各国の寺院
<ドイツ寺>K7/DA15
ルンビニには各国の仏教寺院がある。妙法寺の次に連れて行かれたのは、この寺院だが、初めはチベットの寺院なのだなと思っていたら、ドイツが建てた寺院なのであった。
<巨大マニ車>K7/DA15
こんなマニ車もあるし、本堂の中にはタンカのような壁画もあるので、そう思いこんでしまっていた。果たしてドイツに仏教徒がどのくらいいるかわからないが、どうやらチベット仏教の様式を忠実に再現したもののようである。
<タイ寺院>K7/DA21
こちらはタイの寺院。でかい造りの割には観光客が中に入るスペースは少ない。敷地の入口近くにはタイ航空のステッカーが貼ってあり、予約ができるようなことが書いてあったが、果たして本当かどうか。
<ミャンマー寺院>K7/DA15
これは寺院というより、寺院付属のパゴダ、またはパヤーなのだが。一目でミャンマーのものだということがわかる。ここは裸足になる必要があり、焼けた石の上を苦行のようにして歩くことになる。だが、訪れていたインド系の女性はサンダルのまま歩いていたな。それにしても、本堂はどこにあるのか。
<ネパール尼僧院>K7/DA21
ミャンマー寺院の隣。あまりにも目立たないので見過ごすところだった。右側の建物は宿坊で旅行者を受け入れるらしい。妙法寺で泊まるよりは環境は良さそうだが、周りには売店くらいしかなく、やはりちゃんとしたゲストハウスやホテルのあるエリアで泊まった方がよさそう。妙法寺にしてもここにしても、夜出歩けませんよ。真っ暗だろうし。
<中華寺>K7/DA21
なんだよ、中国かと思っていたものの、雰囲気はよかった。入っていくと、僧侶と話していた中国人の観光客から話しかけられた。中国人に間違えられたらしい。「我是日本人」と断って、それ以上お話ができない。
ここはトイレがあったので利用。この向かいには韓国寺院。ただし、造りかけ。
他にも、フランス寺院とかベトナム寺院とかあるらしいが、すべて回らなくても、十分堪能できました。次は、いよいよ、ブッダ生誕の地へ。
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コメント
ルンビニと聞くとどこかにあった幼稚園の名前を思い出します。
なぜ各国の寺院があるのかなと思って調べてみると、1978年に日本の建築家丹下健三が「ルンビニ釈尊生誕地聖域計画」というマスタープランを作成して、現在もこの計画に基づき整備が進められているようですね。
日本、中国、韓国、タイ、ベトナム、がすでにあるということはおそらくこれからも、豊かになってきたアジアの国々が寺を建設していくのでしょう。
次に作りそうなのは、マレーシア、インドネシア、フィリピン、モンゴルあたりかな。
しかしいずれも仏教徒が少なそうですね。
投稿: スクムビット | 2011年10月16日 (日) 07時47分
あとスリランカ、ラオス、カンボジアは絶対お寺造るでしょう(^^ゞ
しかし、ドイツ寺は不思議ですね
投稿: kimcafe | 2011年10月16日 (日) 18時10分
丹下健三だったんですか。
いちお、上で紹介した寺院は、寺院地区に集められています。聖園地区ではありません。
ま、寺院地区も聖園地区もかなりがら空きの状態なので、いろいろ進出するかもしれませんね。
ありそうでないのが、インドの寺です。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月16日 (日) 19時43分
実は、スリランカ寺院はあるんですね。
奥まったところらしく、連れて行ってもらえませんでした。
ラオスとカンボジアは経済状態がそこまで行っていないような感じですね。
ミャンマーはあんな経済状態なのに、頑張っているなあと思います。
ドイツ寺院の他、オーストリアも進出していました。
果たしてなんのためにと訝ってしまいますが。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月16日 (日) 19時46分
ひとつ前の記事で日本寺のお釈迦様も
ドイツ寺のお釈迦様も同じポーズですね
「天上天下唯我独尊」のお言葉のポーズではありあませんか?
日本に伝来した仏教ともまた違う南方上座仏教ではこのポーズと座像で右手で地面を抑えるポーズをよく見かけます
高野山など密教系は手の形も持ち物も派手で多様ですが
上座仏教はシンプルで覚えやすいですね
やはり暑い地域だからアレコレと講釈は億劫になっちゃうのかな?
そちらの記事も空の色が抜群にきれいです
ところでヒョウちゃん
オムライスの無い国・・・
というコメント忘れちゃいませんよ
いったい次はどちらへ?
いえいえもとい
つぎはどちらへの発表はいつですか?
投稿: trintrin | 2011年10月18日 (火) 11時18分
ドイツ寺の仏像、変なポーズだなと思っていましたけど、天上天下唯我独尊でしたか。
妙法寺の仏像までは気づかず、trintrinさんの観察眼には敬服いたします。
ブッダはこのルンビニで生まれ、すぐに歩いて「天上天下唯我独尊」の言葉を発したのですね。
次の行き先、あと2ヶ月先に記事にします。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月18日 (火) 23時13分
いろんな寺院がありますね。ドイツ寺というのはシュールですね。
ネパールかぁ・・・・・・行ってみたいです。
投稿: おりんぴあ | 2011年10月19日 (水) 12時10分
またもや、ブログをmixiにリンクさせました。
ドイツ寺はかなり綺麗でしたよ。でも、ドイツが建てたという、証拠みたいなものがないんですよね。
ネパールは冬行くとけっこう感動しますよ。
やはりヒマラヤが見えると崇高な気分になります。
是非、行かれてくださいませ。
投稿: ヒョウちゃん | 2011年10月19日 (水) 22時34分
古い話で恐縮ですが、平成7年ころに各国寺の建設時に「日本寺」の建立があったと聞いたことがありましたが、その後の情勢を知りたいのです。
御知りの方がおりましたら是非お願いします。
投稿: 佐藤 | 2014年1月 8日 (水) 17時49分
このひとつ前の記事に「日本山妙法寺」を取り上げています。
建立の年度まではわかりませんが、ルンピニにある日本のお寺ですね。
かなり広い寺で、本堂に日本の僧侶が太鼓をたたいていましたです。
見かけた僧侶はそのひとりだけですが、ネパール人の作業を請け負う人などが数名いました。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年1月 8日 (水) 21時53分
ヒョウちゃん様 早速のお返事を有難う。お詳しいご様子ですが、茨城県に「総教」という宗教団体があったのですが、ここが日本寺院を建てているという話はお聞きになっておりませんでしょうか。
投稿: 佐藤 | 2014年1月15日 (水) 15時18分
「日本山妙法寺」ですが、調べてみたら日蓮宗系の寺院でした。
同系の寺院はポカラにもあり、湖の対岸にあって、いい展望台になっています。
日本山妙法寺で一番有名なのが、やはり仏教の聖地である、ラージギルにあるもので、ルバング島で小野田さんとファーストコンタクトを取った鈴木紀夫という人が、世界放浪時にこの寺で居候していたことがあります。
で、ここの寺院と茨城県の宗教団体については、関係はわかりません。
もっともワタクシがルンピニにいたのはスノウリからのツアーでしたから、本当によく知らないんですよ。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年1月15日 (水) 22時57分
ヒョウちゃん様 ご面倒かけました
こちらの不明確な質問にもお返事を頂きまして有り難う。
私は仏教信者でもありませんし、特別寺院に興味を持つものでもないのですが、平成に入ってすぐのころ,いわゆる「新新宗教」と称して急速にいろんな宗教団体が勃興した頃にチョイと関わったことがあったものですから、その後の情勢を調べたくなった次第です。
それにしてもヒョウちゃん様の長年に亘っての掲載に感動しています。
また何かお調べ願うことがあるかも知れませんが。宜しく。
投稿: 佐藤 | 2014年1月16日 (木) 11時45分
レスポンスはありがたいので、また何かありましたら、投稿してくださいませ。
待ってます。
投稿: ヒョウちゃん | 2014年1月16日 (木) 20時16分
私もルンビニ寺院巡りの記事を書いてみました
広くて全部は回れないね(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2017年11月 7日 (火) 21時15分
kimcafeさん、こんにちは。
回りきれないですね。
ま、わたしゃ、スノウリから半日で回ったのでほとんど余裕がありませんでした。
やっぱり、ルンビニに泊まるのが正解だったみたいですね。
投稿: ヒョウちゃん | 2017年11月 7日 (火) 21時51分