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2011年11月20日 (日)

グリーンラインでカトマンズへ

ポカラのラブリーマウントという宿に泊まったのは、前にも書いたが、カトマンズまで運行するグリーンラインというバスのオフィスと発着所があるからだった。

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<グリーンライン>K7/FA35

カトマンズまで18USドル。13年前にもこのバスを利用し、1200ネパールルピー、当時のレートで2,400円したので実質的に値下がりしたことになる。当時と違い、カトマンズとポカラを往復するツーリストバスはゴールデントラベルという新興会社も運行していて、その他旅行会社のミニバンやローカル向けツーリストバス、公共バスと選択肢はかなりある。もちろん、たった30分という航空機もある。

だが、ここまでグリーンラインにこだわったのは、ゴールデントラベルをはじめとする他のバスが公共バスパークまたは、ツーリストバスパークというポカラの中心部からしか出発しないからなのである。すなわち、ラブリーマウント+グリーンラインは苦労せずにカトマンズまで移動できるのである。

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<車内>K7/FA35

この旅で乗った最も大きなバスで、運転席と客室は見事に区切られている。インドでツアー客が乗るようなバスはこういうタイプである。そして、乗客は見事に外国人ばかり。たまに、インド人もいるが、乗務員以外にはネパール人はいない。

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<水のサービス>GR DIGITAL

発車してしばらくすると、ミネラルウォーターが配られた。何気ないサービスだが嬉しいものである。もちろん水は持っていたが、ありがたく頂いておく。ちなみにこのペットボトルホルダーは、ポカラで購入したもので、100ネパールルピー。ネット状になったものもあったが、購入したものはそうではなく、やや見劣りしたものの、冷やして結露したボトルをバッグに入れておく時などに結露した水を吸い取るために、バッグの中が濡れなくてよろしい。

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<1度目の休憩>K7/FA35

8:00の出発で、1時間あまりして最初の休憩。ここには、ゴールデントラベルをはじめとして3台のツーリストバスが集まっていた。なんということはない、街道沿いのホテルのようなところだった。

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<マンゴードリンク>GR DIGITAL

スライスというインド製マンゴージュースを買って飲んだ。50ネパールルピーで、飲食物はインドよりも高く感じる。だが、ほとんど何も添加物のないマンゴーを搾っただけのジュースはかなり美味しい。他にも製品はあるようだが、これはどれを選んでも当たりはずれがないと思う。

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<つり橋と川>K7/FA35

ポカラとカトマンズを結ぶ道は、次第に山間部に入っていく。このような川が現れ、バスはつり橋を渡る。この道はわずかに200km程度だが、直線部分が少なく8時間弱かかる。もっとも、休憩時間も含まれるわけで、グリーンラインにはトイレが付いていないので、2時間ごとくらいに定期的に止まってくれるのだ。

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<途中の食事>GR DIGITAL

グリーンラインには食事が含まれる。ちょうどポカラとカトマンズの中間あたりでリゾートホテル(Riverside Spring Resort)と契約しているらしく、そこのビュフェが食事となる。13年前もここで食事をした。ただし、その時はビュフェではなく、トーストと飲み物だけだったが。ここではダルバートではなく食べやすいものにしておいた。11:00と食事には早い時間だったが、この日の朝食はスノウリから移動した時に購入した食べかけのクッキーだけだったので、ありがたく頂く。

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<プール>K7/FA35

食事をしたあと、敷地内を歩いてみる。近くにはナラヤニ川が流れるが、雨季の今はかなりの激流で川原がなくなっていた。プールがあり、まばらな人数が泳いでいた。おそらく裕福なネパール人ではないだろうか。

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<集結したグリーンラインバス>K7/FA35

実はこの休憩は、バスの乗り換えにも利用されるのである。グリーンラインはカトマンズからポカラ行きとチトワン行きがあり、チトワンへ行く場合、ここで乗り換えるのである。カトマンズからもポカラからも、ここで休憩を取り、チトワンへ行く場合ここで乗り換える。今はシーズンではないのか、チトワン行きはワゴン車だったが、少なくともヴァラナシーのポールトラベルのミニバンよりは乗り心地がいいだろう。

このあとバスは13:00頃にトイレ休憩を取る。あとはノンストップでカトマンズを目指すのだが、カトマンズ直前の峠道で渋滞にはまる。かなり標高が高く、天気が悪く視界もよくない。峠を抜けるとカトマンズであった。

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<カトマンズ到着>K7/FA35

15:45カトマンズ到着。タメル地区に接近したグリーンラインの駐車場に到着。やはり他のツーリストバスはこんな便利な場所には到着しない。荷物を受け取り、その足でホテルへ。5分後には部屋を確保していた。

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コメント

「運転席と客室は見事に区切られている」
私もインドのゴアでこの仕切られバスに乗りました。
ですからこのコトバだけですぐイメージできましたよ。
現物を見たことが無いと、このコトバの意味がよくわからないでしょうねえ。

投稿: スクムビット | 2011年11月21日 (月) 09時29分

18ドルですか、円高で助かりますね(^^ゞ
途中のプールが気になる・・寒そうですが

投稿: kimcafe | 2011年11月21日 (月) 21時23分

スクムビットさん、こんにちは。
わかりますよね。
もうちょっと解説すると、運転席と助手が乗るバスの最前部が、窓付きの壁で仕切られているんですね。
なんか、あっちの方が乗り心地もよくて、空調もよかったりといらぬことを思ってしまいますよね。

ちなみに、アジア横断をバスで行った下川裕治は空席がなく、運転手の後ろに放り込まれたそうです。
あまり快適ではなかったとありました。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年11月21日 (月) 23時18分

kimcafeさん、こんにちは。
調べ直してみると、13年前は往復で1200ネパールルピーで、片道1200円でした。
わずかに値上がりしていました。でも、物価を考えるとあまり変わらない感じですね。
途中は半袖で通しましたが、涼しい感じでしたね。
13年前は冬でしたが、エアコン完備とあるのに、少しも暖かくなく、毛布が用意されていました。
今回は、やや湿度があり、それでもエアコンかけてました。バスの所要時間がもう少しあると、「寒い」となったと思います。
もちろん、プールは寒いでしょうが、こういうところに来て遊ぶのがひとつのステータスなんでしょうねえ。

投稿: ヒョウちゃん | 2011年11月21日 (月) 23時23分

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