ネパールで出会った人々
約5ヶ月にわたってお送りしてきた、夏のインド・ネパールレポート、これにて最終回です。
<幼稚園児>K7/FA35
夏のポカラは山も見えず、滞在するといっても町をぶらぶらするのみ。町といっても、メインストリートはレストラン、ホテル、土産物屋ばかりで、人々の生活は裏通りにある。なので、裏通りも歩くことにしたが、これという被写体がないのですね。
ようやく見つけたのが公園のような囲いのあるところ。子供たちが少数の大人に混じって戯れていた。託児所なのか幼稚園なのかよくわからないが、覗いていたら近づいてきたのがこの子たち。思わずシャッターを押したが、奥の子供はインド系の顔つきだが、手前の子供はいかにも東洋系。
以前は突然ガンジャ・ショップが現れ、その後日本に昔いたような自転車に乗った豆腐売りみたいな感じのおじさんが登場し、その自転車の荷台を覗かせてもらうと、茶色いブツが転がっていたりしたものでした。今回はそんなものはいっさい見つけられず、ポカラも健全な観光都市に生まれ変わったようです。
でも、カトマンズのダルバール広場では「ハッパ」と囁く怪しい人がちょっといた。インドでも、コルカタとヴァラナシーではいましたねえ。
<青空市場>K7/DA21
雨上がりのカトマンズ。売っている品物は不明。カメラを向けるときちんと見てくれる人も多いが、視線をそらす人も。
インドほどはカメラが圧倒的な人気ではないようですが、カメラに対する圧倒的な拒否感は少ないと思います。
イタリアはどこに行っても、カメラに納めたくなってしまうような景色が飛び込んできますが、人物はというとなかなかカメラに納めるところまで行かないような感じがします。理由なく人物写真を撮るという行為を取りにくい。
一方あまりツーリスティックではないアジアでは、撮るものが少ないこともあり、足は自然と市場に向いたりして、そこで働く人を撮ったりしますね。
シャッターを切る回数は圧倒的にヨーロッパだろうと思いますが、印象に残る写真はアジアの方が多いような気もします。このあたりの壁を越えて、どこに行っても、人物写真を多く撮れるようになるといいのですが。また修行せねば。
では、以降はイタリアに専念します。
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コメント
確かにアジアのほうが欧州より人物の写真を撮りやすい気がしますね。例外はイスラム圏でしょうか?
ではでは(^^)/~~~
投稿: おりんぴあ | 2012年1月29日 (日) 01時00分
おりんぴあさん、こんにちは。
イスラム圏は比較的人物を撮りやすいですが、老人の中には拒否までは行かないものの、視線をそらす人も結構います。
もちろん女性の写真は撮りにくいです。
人物写真を撮りやすいのは、インド、インドネシア、ラオスあたりでしょうか。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年1月29日 (日) 14時35分