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2012年5月29日 (火)

閑話休題

新しい環境になって、ブログもかなり更新できるものと思っていましたが、毎日戻るとひどく疲れています。

だからといって、ここを放置するのは忍びないので、つなぎの記事です。

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<ガンガー>K7/DA21

*写真と記事は関係ありません。

そろそろ夏の行き先を決めてきたいのですが、まだ今ひとつ決定的ではありません。とりあえず中国雲南省あたりのガイドブックは購入してきたのですが、これも昆明あたりで入って、大理や麗江を回った後、景洪に出て、そのままラオス、タイに出るという案。

もう一つは、バンコク基点でウボーン・ラチャタニーあたりまで出て、ラオス南部を周り、また戻ってきて、イサーンをバスで回ってバンコクに戻るという案。

前者はたぶん、バンコク往復チケット、プラスバンコク-昆明のチケットとなりそうなので、タイ航空利用で代理店に行く必要がありそうです。

後者だとネットで購入できるんですけど。

まあもうちょっと調べます。いずれにしても、「これ」という観光地がなく、のんびりとした旅になりそう。そして、ここに立ちはだかる障害として、未だに夏の予定がよくわからないことですね。もちろん仕事がらみ。でも何とか、来週中くらいまでには決めてきたいです。

とりあえずご報告。そのあと気が変わるかもしれませんが。どちらにせよ、タイを絡めたアジアでしょう。

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2012年5月20日 (日)

トラステヴェレと路面電車

イタリア最終日、最後の最後でトラステヴェレ地区にやって来たのは特に意味はありませんでした。強いていえば、午前中ティヴォリに出かけ、その戻りで乗り換えも面倒だから、そのままコロッセオまで乗って、あとは手頃なところに歩いて出たといったところ。

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<ティベリーナ島>K7/DA21

それにしても天気が悪いです。傘を取り出すほどではありませんが、たまにぽつぽつ来ます。せっかくここまで歩いてきているのだから、降り込められるのはごめんです。

テヴェレ川の中州である、ティベリーナ島。パリなら、セーヌ川にあるシテ島やサンルイ島なんでしょうが、それよりはぐっと規模が小さくなります。ここから対岸のトラステヴェレ地区に歩いていくとき、後方から双子の赤ちゃんをベビーカーに乗せた老人が歩いてきたのですが、残念ながら写真に撮れませんでした。

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<橋と南京錠>K7/DA21

その代わりといってはなんですが、こんなものを発見しました。おそらく永遠の愛を誓うカップルが、その証として鍵をかけてしまう。こうしたものは、ここだけでなく、スクムビットさんのブログでも取り上げられているように、スイスのルツェルンにもあるようですし、下川裕治氏の「世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ」という著書にもロシアのボルガ川がカスピ海に注ぐアストラハンという都市の橋にもあるようです。

あちらじゃ、このようなものがはやりなのかもしれません。

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<モグリ絵はがき>K7/DA21

トラステヴェレに渡ってみても、特に興味を引くようなものはなく、教会前の広場ではオードリー・ペップバーンとグレゴリー・ペックのスチール写真が土産物屋にありました。

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<路面電車の内部>GR DIGITAL

特にやることもなく、どうしようかと思いましたが、この目の前に市電の停留所があり、終点まで乗ってみることにしました。1日乗車券があるのでこの点は問題ありません。

しかし、日本でもっとも売れていると思われるガイドブックにはメトロやバスの路線は詳しく乗っているものの、市電についてはまったく触れられていません。せめてルートくらい載せればいいのに。

停留所はかなり頻繁にあり、20分くらいは乗っていたように思います。到着したのは、カステッロという城壁のあるあたりで、おそらくバチカンの裏側あたりなのではないかと。

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<車両基地>K7/DA21

ここには車両基地がありましたが、仕方ないので、戻りの電車でまたトラステヴェレに戻りました。

この記事、スクムビットさんの「橋にかかる愛の鍵に妄想する」にトラックバックさせてもらいます。

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2012年5月15日 (火)

代々木でタイを感じるとき

この間の土日、東京ではタイフェスティバル2012が代々木公園で開催されました。昨年は震災のため自粛となり、2年ぶりの開催です。ワタクシもヤムの会のメンバーからお誘いを受けたので、行ってきました。

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<3月の寂しいイベント会場>K7/DA21

実は3月末にもソンクラン・フェスティバルという、やはりタイ関係諸機関によるイベントがあり、この時にも出かけてきたのですが、半分は雨ということもあって、自動的に水掛け祭りだし、ステージ部分から半分はなぜかパキスタン関係のイベントが入っていて、そりゃもう寂しいものでした。

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<代々木でタイ寺院>GR DIGITAL

それが今回はピーカンとは行かないものの、寒くも暑くもない絶好のイベント日和。わたしゃ、東京メトロ代々木公園駅から歩いてやってきたのですが、いかにもタイフェスに行くみたいな怪しげなおじさんなども同じ電車に乗っていたりして、気分は高揚していきました。

到着したのは13:00を回ったあたりで、もらったメールによれば、お寺の裏に場所を確保したとのこと。あれ、代々木公園に寺院などあったっけと、ともかくはシートを構えた人たちのあたりを歩いてみましたが、先乗り隊の姿はなく、場所を代えて探していると、偶然にもスクムビットさんに遭遇。

「お寺ってどこでしたっけねえ」という話をしているうちに、このテントに遭遇し、そこでタンブンしている怪しげな男女を目撃。trintrinさんkimcafeさんでした。

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<チャイヨーの嵐>GR DIGITAL

タイワインとビアリーオ&ビアチャーンで何度チャイヨーしたことか。随時購入してきたつまみも美味かったです。

スクムビットさん、海外に出る機会はあっても、なかなか好きなタイに足を伸ばせないと仰っていましたが、単身赴任も楽しんでおられるようで、次は名古屋オフかもという話も。そそ、タイフェスは名古屋でも開かれるんですよね。

trintrinさん、このあと関西遠征を控えておられましたが、なんとこの日のうちにブログを更新していて、お寺巡りも頑張られたことでしょう。それにしてもすごい行動力です。見習わなくては。

kimcafeさん、朝早くから場所取りありがとうございました。撤収時にブルーシートごとあとから来た人に場所を譲るなんざ、さりげないかっこよさです。やはり教祖たるものこうでなくちゃ。

何書いているかよくわからないだろうけど、詳細は各自のブログをご参考に。

そして、今回参加できなかった、お二人、またの機会でお会いしましょう。

そして、今回深くタイを感じることのできたワタクシは、やはり次回の行き先はタイがらみで考えようかなと。なので昨日のことですが、歩き方の某地域の最新版を購入してきました。そこに行くかどうかは「神のみそ汁」なんですけど。まだ、夏の予定がはっきりしないんですね。でも、もう少ししたら決めて来ちゃいます。

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2012年5月 4日 (金)

ローマで見つけた格安レストラン

いずれにしても、ヨーロッパで食事をするとかなりの額がかかる。もちろんローマでも例外ではない。

10年以上前にローマを訪れたときに、Il Santiという、安いが味のしっかりしたカジュアルレストランに通ったことがあり、その後も何回か利用したことがある。店主兼カメリエーレの老人がかなりの高齢だったこともあり、まだやっているか気になっていたのだが、ローマに戻ったときにまだやっているか確認しに行った。

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<ローマの市電>K7/DA21

そこは、テルミニ駅に到着する市電が通る一方通行の道に面したところで、安宿街にも近い。そこでいったん安心して、再び夜に出かけた。

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<水とワイン>GR DIGITAL

今回はシーフードを食べるということもあったので、白ワインにしてみた。ここは、ハウスワインではなく、ハーフボトルを持ってくる。とはいえ、375mlではなく、500mlのカステッリ・ロマーニであった。ローマは、白のカステッリ・ロマーニが有名なのである。

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<ムール貝>GR DIGITAL

卵スープとムール貝。デザートにはなかなか美味いジェラートを頼む。これで、23.5ユーロ。安い。

もちろん、翌日も通う。最後の晩餐なので、フルコースである。

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<今夜は赤>GR DIGITAL

赤のカステッリ・ロマーニ。これまた、500mlのサイズ。残念ながら、コルクで栓をしたものではなく、スクリューキャップだったが、新鮮なうちに出回るのだろうから、あまり関係ない。

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<ローマ風前菜>GR DIGITAL

アンティパスト・ミスタ。ミスタとはミックスの意味だが、この店ではこれが出てきた。野菜を軽くソテーして、オリーブ油で和えたもの。なす、ズッキーニ、トマト、タマネギ、ジャガイモと嬉しいことにポルチーニがひとつ。シンプルな料理だが、これがまた美味い。ローマでは前菜は野菜だったり、揚げ物が前菜の定番なのだが、特に夏は野菜が多くなる。

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<スパゲッテイ・ポモドーロ>GR DIGITAL

定番中の定番、スパゲッティ・ポモドーロ。どこで食べても大きなはずれはないというのは、沢木耕太郎の時代からも変わっていない。

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<アバッキオ・アロースト>GR DIGITAL

第2皿。アバッキオとは仔羊のローマ風の呼び名。臭みもないといわれているが、自分がこれを頼んだときにはやはりどこか羊という香りがした。イスラムの国を思い出す。

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<エスプレッソ入りジェラート>GR DIGITAL

ジェラート・アフォガートという、エスプレッソ入りのジェラートをこの日も頼む。これだけ頼んで、28ユーロ。釣りの2.0ユーロは店主にチップとして渡す。

この店は、店主とその夫人のような女性、その子供らしき女性の3人が店内で働き、調理人は別にいるようだ。テーブルは狭い店内にぎっしりと並べられ、19:00頃にはもう満員。いつの間にか行列もできているので、なるべく早めに行くことがよいかも。

ここに、イタリアに初めて来たような新婚旅行らしいカップルが来ていて、まだものを知らないものだから、メニューを広げてみても、迷いに迷って、二人でひとり分をシェアみたいな頼み方をしていたのですが、彼らが払ったのはたったの10ユーロ。店主もかなり歳をとっているので、頼んだものを忘れていたり、勘定もかなりアバウトなところがあります。

メニューはおそらく日本人旅行者が協力していったような日本語併記なのですが、彼らはまったくわからないと思われます。また、入口には小さな黒板でその日のツーリストメニューが記してあり、これが15ユーロだったかと思います。一応フルコースでです。飲み物を付けても20ユーロくらいでしょう。

Santi
Addres:Vie Daniele Manin 55/57
Tel:06-4820651
Time:12:00~15:00/18:00~23:00 Monday to Saturday

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