薬局で購入?
世界のミネラルウォーターVol.3
ローテーションの谷間だなんだと、言い続けてきましたが、早くも三連発。今や、先発にリリーフにと大車輪の活躍。まあ、ネタが他にないんだから、しょうがないですよね。まあ、もう少しすれば、姿を見せなくなると思いますのでしばらくの我慢。
あのミネラルウォーターに出会ったのは、今から8年くらい前のカンボジアのシェムリアップでのこと。アジアのホテルの例に漏れず、部屋に2本置いてあったのですね。でも、我々の認識するミネラルウォーターのものとは違う形状でした。
でも、それにはかなり見覚えがあって、その昔、初めてソフトコンタクトレンズを使用したときには市販の保存液なんてものはなくて、専用の顆粒状の薬品(たぶん塩化ナトリウム)を蒸留水で溶いて保存液にしていました。そう、その蒸留水のボトルがカンボジアのミネラルウォーターのボトルに使用されていたのですね。
<シェムリアップのミネラルウォーター>IXY DIGITAL 500
まあ、これなんですが、中身がきちんとした水であるにもかかわらず、積極的に手を伸ばして飲む感じはしませんね。まあ、気のせいなんでしょうけど。とはいえ、こういうタイプの飲料水をタイやカンボジアで使われていることは実は知っていました。それはバックパッカー漫画の「アジアのディープな歩き方」での描写とか、「劇的紀行・深夜特急」で大沢たかおがこの水を飲んでいたのですね。
当時すでに21世紀に入っていたし、ネットの世界も広がりつつあり、もちろん、コンタクトレンズの保存液も蒸留水を必要としませんでした。つまりは前世紀の遺物。それにここで出会ってしまった。
とはいえ、もったいないから、歯磨きとか湯沸かしにとか使わせていただきました。
当時はまだあまりタイにも詳しくなくて、その後タイのコンビニを訪ねると、ミネラルウォーターーの片隅にひっそりと置かれていました。おそらく一番安く購入できるミネラルウォーターですね。その後、チェンラーイの日本人が経営するゲストハウスに泊まったら、この水を冷蔵庫から出して、頂きましたねえ。今でも需要はあるだろうなあ。こんな水を持って旅をしている人がいたら、相当な長期旅行者か現地沈没組ではないでしょうか。
<遺跡の飲み物売り>GR DIGITAL
もちろん当時のカンボジアでも、ごく普通のペットボトルに入ったミネラルウォーターは販売していました。
2年前のシェムリアップでも氷ではなくて、冷蔵庫で冷やしたドリンクを売る子供たちがたくさんいました。8年前は日本人っぽい旅行者への呼びかけは年齢関係なく「オニイサン、オネエサン」だったのですが、「ミスター、マダム」に変わっていましたね。
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コメント
いつも安いミネラルウォーターしか買わない自分はこの一番安いペットボトルを愛用しています(笑)。
投稿: おりんぴあ | 2012年7月 3日 (火) 00時49分
チェンラーイのあと、ラオスに入国し、フアイサイで泊まったときにも、このボトルが置いてありました。
でも、自分で購入したことがありません。
ミャンマーでは見なかったです。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年7月 3日 (火) 21時44分
こんにちは♪
お水のよこっちょに
おーいお茶
がぁ~
ってことはこのお写真は
日本を旅立って早い時期に撮られたものでしょうか?
はたまキョウビのシェリムアップには
伊藤園がごく普通に売られている?
投稿: trintrin | 2012年7月 7日 (土) 11時10分
いい視点です。
そうです。日本を発って、2日目。
まずはバンコクにトランジットホテルで泊まり、翌朝シェムリアップに向かい、そのときの写真ですね。
いやあ、あのときはまだ機内に液体物を持ち込むことをとがめられなかった時代ですね。
もちろんシェムリアップにはまだ伊藤園は進出していないと思います。
タイあたりではOISHIというメーカーが日本茶、それも砂糖の入っていないやつ、を販売しているので、こちらがある可能性もありますね。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年7月 7日 (土) 21時14分