メコン東西回廊
1週間のご無沙汰でございました。まあ、仕事などいろいろありますわ。
ナコーン・パノムから南にバスで3時間。やはりメコン沿いにムクダーハンまでやって来た。元々ここから、対岸のサワナケートに渡るつもりだったので、そのゲートウェイとしてのみというだけだったのだが、意外によかった。
<メコン>K7/DA21
バスターミナルから最初に向かった宿は満室だった。そこで紹介してもらった宿は、やはりメコンを眼下に見下ろすシチュエーションである。そして、やはりWiFiが使える。
やや中心から離れた場所だが、メコンへは近い。前日昼食と夕食を抜き、朝食も軽めで済ませたので腹が空いた。
<フー>GR DIGITAL
宿の向かいにあった食堂にはいる。麺だけの店で、「バーミー?」ときくとクイッティオだけの店らしい。具は「ムー」といっていたから、豚肉だなとわかる。ともかく腹を満たすことが必要だ。
テーブルに着くと運ばれてきたのは、こんな料理だった。クイッティオといってしまえば、何となく納得するが、量がちょっと多く、生野菜とハーブも運ばれてくる。この時は実はクイッティオと思っていたが、これは、ラオス移民がやっている、フーの店なのではないかと思った。
フーはラオスでは当たり前に食べることのできる麺料理で、そのルーツはベトナムのフォーであるようだ。タイでも田舎の方に行くと、生野菜を別皿で提供するが、ここのものはフーであると強引に結論する。
<市場の商品>K7/DA21
市場を歩いてみると、タイ製品のみならず、ベトナムや中国製品も目立つ。中央のライスペーパーは明らかに、ベトナムの文字が使われている。
そういえば、ムクダーハンタワーに登ったときに、タイ・ラオス第二友好橋が完成し、ベトナム・ラオス・タイの東西回廊が陸路で結ばれたというような展示物もあった。ベトナムのフエからラオスのサワナケート、タイのムクダーハン、さらにはコーンケン、ピッサヌローク経由でミャンマー国境のメーソート。さらにミャンマーへと続く。
まあ、アジアハイウェーの一部でもあるのだが、ベトナム、ラオス、タイにとってはかなり重要なことらしい。実際ベトナムまで行けてしまうバスもあるくらいなので、またこのエリアを訪れることもあるかもしれない。
<朝食の麺>GR DIGITAL
体調不良で絶食あけの朝食はこんな感じだった。これまた、ベトナム風のスープ麺。名前はわからないが、ホーチミンの宿でこんな朝食も選べたな。ナコーン・パノムもまたベトナムからの移民が多いところで、ベトナム時計塔というものまであるくらい。
ラオスとベトナムが開放政策を取ったことで、ツーリストにとってはいろいろな可能性が広がることになった。
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コメント
メコン巡りの旅いいですね(^^ゞ
どうしても今まで行ったことない国を選ぶので、イサーン
とかはなかなか行けないんです
正月にでも1週間行きたいです
イサーン料理とカラオケの旅・・・(^^)v
イサーン料理もベトナム料理も生野菜が付いてくるのが
いいですね
投稿: kimcafe | 2012年9月30日 (日) 12時03分
タイのメコン沿いの町はいくつか訪れたのですが、ムクダーハンはノーンカイの次くらいによかったです。
ワタクシの場合、同じようなところに何回も出かけるのですが、いちお、テーマを持ってやっていますので、何度目であっても、そんなに退屈ではありません。
でも、毎月タイに行けといわれたら、飽きちゃうでしょうけど。
タイの料理+生野菜という組み合わせは、アユタヤで春雨スープみたいなのを頼んだときについていたのが初めですね。実はこれ、Noodleとあったので、失敗なんですが。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年9月30日 (日) 20時37分