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2012年10月28日 (日)

サワナケートのコジャレレストラン&ラオスコーヒー

またまた間隔が開いてしまいました。毎日遅くまでの会議が続き、更新どころではない状況です。もうしばらくは、これが続きそうです。

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<サラダ>GR DIGITAL

夕陽を見に行ったその足で、再び歴史地区へ。ここに、けっこうコジャレたレストランがあることがわかっている。店の名前は、ダーオサワン・レストラン。歴史地区らしくフランス風料理の店である。

95,000キープのセットを選ぶ。サラダ、ステーキ、デザートの組み合わせ。それとは別にビアラオも付ける。

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<パン>GR DIGITAL

ラオスはフランスの影響もあって、パンの美味しいところとして知られている。確かに、フランス風のバゲットよりも少し小さなものをサンドイッチにしたものは美味い。とはいえ、自分の入る店ではカオニャオを頼んでしまうこともあり、あまりパンにお目にかかることはないのだ。

前にビエンチャンで入ったフレンチの店でも、こんな感じの丸いパンが出てきた。左のスライスしたものは、バゲットをトーストしたもの。フランス人がオーナーの店でも、こんな感じなので、フランス人はラオス風のバゲットをあまり評価していないのかもしれない。

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<ビーフステーキ>GR DIGITAL

肉はかなり軟らかかったものの、しっかりと筋や脂身も残るもので、やはりこういう肉はラープにした方がいいのかもしれないとも思った。だが、味はしっかりしている。付け合わせの野菜が大量すぎないのもよいと思う。

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<アイスクリーム>GR DIGITAL

締めはアイスクリーム。こんな感じなのであまりアジアっぽくないよなあと思いながらも、外はしっかりとアジアの空気が漂っている。ここはテラス席である。エアコンは効いていないが、吹き込んでくる風が心地よい。

もうひとつ気になる店があって、ここではコーヒーは頼まなかった。その店はここから徒歩3分。

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<ラオスコーヒー>GR DIGITAL

その名はリンズ・カフェ。入り口が大きな空間となっている古い民家を改装したところである。コーヒーの味はラオスのバゲット同様、こんなものかという程度である。コーヒー1杯、8,000キープ。ただし、ここでは料理も頼めるらしい。

勘定を払うと、日本人のおじさんが顔を出した。ここ在住というわけではないが、たまに手伝いに来ているらしい。上の階に、ラオスの古民家の部屋を再現しているという。よかったら見ていって欲しいとのこと。

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<二階の部屋>K7/DA21

部屋の中はこんな感じ。そのほかに、サワナケートの歴史などの展示が英文とともに記されていた。

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<トッケイのいる壁>K7/DA21

ところで、まだ両替をしていなかったので、ほとんどをバーツで支払う。ラオスもバーツ、米ドルの通用する三重貨幣の国である。まあ、これから以降もラオスキープには結局両替しなかったのだが。

次はいよいよパクセー。

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2012年10月22日 (月)

サワナケートの夕陽

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<メコンの夕陽>K7/DA21

サワナケートでは町歩きを終えると夕陽の時間になっていた。宿からメコンまで徒歩で約5分。メコン沿いに出ると、何軒ものビアレストランが続いていた。ラオスの人たちも、夕陽を見てビアラオを飲むらしい。

また、メコンの岸には夕陽を見ようと人が鈴なりに近いものがあった。昼間にほとんど人に出会わなかったというのに、これはいったい…。

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<夕焼け>K7/FA50

川があって、夕陽が沈む。そして天気はいうことない。これだけの好条件がそろうと、あとはシャッターを切るのみである。ただ、何となくシャッターを押しただけでは、うまく色が出ない。露出をどこに合わすのか、それだけわかれば問題はない。

デジタルカメラでは、かなり過剰に反応してしまって、白く飛んでしまうか、黒くつぶれるかだが、また逆にデジタルカメラは失敗が許されるから、何度もトライしていい露出を見つけることである。経験則では、夕陽に合わせて、早いシャッターを切ること。あとは個人の好みである。

何枚も撮ってしまったので、レンズを交換して空を中心に撮ってみる。サワナケートはメコンの東側にあり、夕陽を撮るのに都合がよい。なぜか業務用と思われるビデオカメラを構えた男性もいて、テレビのクルーなのかとも思ってしまう。

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<ボート競争の男たち>K7/FA50

やがて歓声が上がり、上流からボートがやってきた。エンジン付きではなく、全員が漕ぎ手のタイプである。競争でもするのだろうか。続いてもう一艘。川の流れが意外に速く、ボートはあっという間に過ぎ去ってしまう。

さてと。写真もたくさん撮ったし、夕食にでも行きますか。

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2012年10月17日 (水)

天使のいる町

サワナケートでは目を付けていた宿にチェックインの後、昼食を食べて町歩きを開始した。初めはメコン沿いを歩いていたのだが、タイ人とラオス人専用のイミグレーションあたりまで来たところで、振り返ってみると、瀟洒な教会が見えた。

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<聖テレサ教会>K7/DA21

そのあたりが歴史地区ということになっているようだった。とはいえ、ルアンパバーンのようなラオスの歴史というよりも、フランス植民地時代のコロニアル洋式の建物が集まっている地区のようである。

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<石造りの建物>K7/DA21

このあたりには中央に長方形の広場があり、その両側に植民地時代の建物が並んでいた。しかし、古いままに使われていて、リノベーションされたような感じはなかった。このままでは、やがて取り壊されてしまうか崩壊するかなのだが、ラオス政府もやがて保存に力を入れていくのかもしれない。

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<コロニアル洋式の建物>K7/DA21

おそらく、歴史地区と謳われていることと、新しい建物が隙間に浸食していないことから、ある程度保存に力を入れているのだなと想像する。あまり手が加えられていないことから、マレーシアのバトゥ・パハのような感じでもある。

しかし、タイなどは外国の支配を受けたことがないので、こうした建物はあまり見ることがなく、ちょっと新鮮な気分だった。マレーシアやベトナムではこうしたものはごろごろしているのだが。

ところで、サワナケートとはサワン(天使)の町という意味らしい。ちょっと寂しい歴史地区では会ったが、このあたりにはちょっとした店もある。夜はこのあたりで食事を取ってみようかなと思った。

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2012年10月14日 (日)

ラオス陸路入国だけど…

またまた間隔が開いてしまいました。ラオス入国とともに写真の枚数が異様に増えていることもあり、なかなか画像の加工までたどり着かなかったということで、ご勘弁を。

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<サワナケート行き国際バス>K7/DA21

ムクダーハンは1泊で切り上げる。宿のフロントでクルマを頼んだら、メータータクシーがやってきた。イサーンの田舎町にも今やメータータクシーである。余談になりますが、2005年にチェンマイを訪れたときにはほとんどメータータクシーの姿はなく、交渉タイプのタクシーばかりでした。2008年にまた訪れてみるとメータータクシーが主流になっていた。少なくとも、現在までに、地方都市であればメータータクシーがあるということになる。ただし、山間部の村などはまだだと思うけれど。

さて、第二友好橋を渡るタイ・ラオス国際バスの値段は45バーツなのだが、50バーツかかった。どうやら休日料金らしい。

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<座席>K7/DA21

国際バスとはいえ、左ハンドルのラオスのバスである。内部はこんな具合だが、そんなに長距離を走るわけではないので、別にかまわない。客層は妙に着飾った若い女性やら、タイで購入した食べ物や生き物を持ち込む家族連れまで様々。出発時にはすべての座席が埋まるこことはなかった。

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<タイ側イミグレーション>K7/DA21

バスは15分もしないうちにタイ側のイミグレーションに到着。身軽な身体でタイの出国スタンプが押される。ちなみに、この橋は自動車専用で徒歩での国境越えはできない。しかし、驚いたのはかなりの数のバスやクルマが止まり、イミグレーションには長蛇の列ができていたことである。

そして、バスを待つのだが、なぜか客が増えている。乗り込んだときには超満員。座席どころか通路に立つ客までいる始末である。

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<メコン>K7/DA21

イミグレーションを通過してようやくメコンと対面。このあたりの構造はタナーレン・ノーンカイの友好橋と同じような作りで、すでに右側通行に変わっている。

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<ラオス側イミグレーション>K7/DA21

あれだけの国境通過者が一挙にここにぶちまけられることになる。バスからは荷物が降ろされ、列に並ぶ。しかし、出入国カードが置いていない。今までのラオスへの陸路入国では、フアイサイとボーテンだったので、ほとんど人がいずに、「入国カードください」だけで事が済んでいたのだが、窓口に並び、カードをもらい、記入するという手間がかかった。おまけに、休日のオーバータイム料金まで払うことになる。

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<結局トゥクトゥクで>K7/DA21

やっとの事でイミグレーションを通過。もうバスの姿はなかった。想像するに、あのバスは確かにバスターミナルまで行くが、各方面からの乗り継ぎ便でもあったらしい。なのでチケットさえあれば自由に乗れるようなのだ。

いちいち、外国人らしい人物をチェックすることなく、行ってしまったが、荷物が手元にあるので問題ない。どうせ、バスターミナルでトゥクトゥクに乗ることになるのだから。それにしても、人が少ない。交通量もかなり減った。川を渡っただけでぐっと田舎じみてしまった。

タイ→ラオスの国境越えは今回のルートではあと二つあるのですが、パクセーまでの移動をできるだけ短時間ですむよう、こちらにしました。ウボンからも行けるのですが、同じルートを2回通るのがいやなので、やはりこのルートでしょうか。

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2012年10月 6日 (土)

WiFi宿の探し方

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<ゲストハウス客室>GR DIGITAL

今回なかなか、画像の加工が進まずつなぎの記事です。

今度の旅では図らずも、すべての宿でWiFiを利用できた。中には、どうしようもないものもあり、外の店に足を運ぶ必要があったところがひとつだけあったものの、とりあえずは宿泊したところですべて情報を現地から発信できた。旅にネットブックを持って行くようになって、3年ほどたつが、驚くべき進歩である。

旅の最初と最後の宿はAgodaで予約していった。もちろん、WiFi可能なところを選んでいったのである。また、最新版の「地球の歩き方・タイ」には、WiFiの有無が表記されていたのが助かった。それに加え、どうしても引っかからないところでは、Agodaのページから検索して(予約はしない)、たどり着いたところもある。

上の画像は、ピッサヌロークのリタイ・ゲストハウスの客室である。1泊350バーツでエアコン・テレビ・朝食付き。どの部屋でもWiFi可能なようだが、もう1ランク安くなるエアコンなしの部屋では朝食が付かないらしい。これに加えて、机もあるのだから、十分であろう。

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<リタイの朝食>GR DIGITAL

朝食は4種類くらいの中から選ぶことができた。ここはゲストハウスでもあるが、実は長期契約用のサービスアパートメントの一部をゲストハウスとして貸し出しているようで、きちんと制服を着た従業員がいる。結構掘り出し物の宿なのである。

一応、ガイドブックとAgodaで事が足りたが、たどり着いて満足することなく、部屋は事前に見せてもらっている。その上で宿泊した。

また、Agodaの検索は、たとえばムクダーハンなどで選んでいくと、ムクダーハン近郊ということで、サワナケートの宿まで出てきてしまう。また、ウボンラチャタニーでは、タイ・ラオス国境近くのチョーンメックまで出てきてしまうので、注意が必要である。Agodaについている宿近辺の地図はGoogle Earthから持ってきたものだから、あまり便利とはいえない。市内であっても、中心部からえらく遠かったりする場合もあるので、やはり気を付けたい。

11箇所宿泊し、10箇所が部屋でネットにつなぐことができた。あとのひとつはフロント付近に限られた。とはいえ、無線LANの機械を設置するだけなので、宿側としても工事やメンテナンスがいらずに、こうした宿はこれからもどんどん増えていくことだと思う。特に、タイは進んでいる。それも、安い宿が。

昔からあるちょっと有名な宿も、この流れに乗っているようだが、有料でかなり高く、不要なセキュリティがかかっている場合があるので、これも注意が必要である。こんな流れのためか、インターネットカフェというものをあまり見かけなくなってしまった。カンチャナブリーくらいだろうか。

ともかく、他の地域もこの流れに乗って、世界をひとつにつないでもらいたいものである。

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2012年10月 2日 (火)

対岸はラオス

ムクダーハンのシンボルともいえる、ムクダーハンタワーに登った。行く前はあまり大したことはあるまいと思っていた。しかし、宿のバルコニーからよく見えて、結構高さがあると思った。なので、結局足は向いていたのである。

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<ムクダーハンタワー>K7/DA21

高さ50mほどといったところだろうか。だが、高層建築のない、ムクダーハンではかなりの高さである。入場料20バーツを払い、エレベーターへ。

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<タワーからの眺め>K7/DA21

これはすごい。天気もいいので気分も上々。ラオスが間近だ。対岸はサワナケート。別角度からはサワナケートの空港の滑走路まで見えたほど。ちなみに、上の画像で左側にやや高いビルが見えるが、これが泊まっていたホテル。おそらくムクダーハンタワーと同じくらいの高さだが、やはりタワーのあるあたりは周囲に何もないので、見え方が全然違う。

この展望台の上に、展示室などがあり、最上階にはなぜか寺にあるような飾りがあった。タイの建築物には僧侶が関わって、まつりごとをしないとコンドミニアムでさえ、入居できないというが、その名残なのだろうか。

また、所々に子供だましのような人形があったり、なぜか各国の紙幣が展示されていたりと、あまりまとまりのない印象のある、ムクダーハンタワーだったが、眺めがいいのですべて許す。

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<メコン>K7/FA50

町に戻り、メコン沿いのプロムナードへ。ムクダーハンも、メコンのほとりにできた都市だが、川沿いはいきなり国道ということもなく、クルマがぶっ飛ばしていくことはない。プロムナードの下は店の入った二重構造の通路であった。

そして、ここにもタイ人とラオス人専用のイミグレーションがあったが、やはりあまり船で行き来する人はいないようである。

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<トゥクトゥク>K7/DA21

やはり雨季でもからりと晴れ上がると写真の出来がまったく異なる。腹具合はまだ今ひとつだったが、やはり気分はいい。

このあと、屋台のコーヒー屋でカフェ・ローンを飲んで、宿に戻った。翌日からはいよいよラオスである。

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