ラオス南部ツアー Vol.3
ワット・プーのレリーフと石像
リンガ信仰のワット・プーだが、最上部の本殿付近にはシバのレリーフがある。
<三位一体>K7/DA21
この中央がシバで、左がブラフマー、右がヴィシュヌである。インドネシアあたりではこれが3つの五重塔になっていたりするんですけどね。
<まぐさの飾り>K7/DA21
本殿といってもかなり小さな作りで、内部には仏像が数体あるのみ。一応中央のレリーフはインドラ神とのこと。
<デパダー>K7/DA21
こんな感じの女神像はアンコール遺跡でもお馴染み。これが本殿入り口の左右に配置されている。もうひとつは違うポーズをしています。
<ワニの石>K7/DA21
本殿から100メートルほど離れたところには、3種類の石がある。なんだこりゃ、と思われそうだが、ちょっと離れてみると、ワニに見えてこないこともないか。ともあれ、この窪みがたくさんあるところに人身御供の生け贄が供えられたらしい。
<蛇の石>K7/DA21
アンコール遺跡のナーガみたいに、明らかに巨大な蛇とは形がかけ離れていそうだが、一応胴体を折り畳んだ蛇とのこと。でも、人の手が入っていることは確か。
<象の石>K7/DA21
これははっきりしていますな。いずれも、アンコール遺跡のものに比べると、プリミティブな感じがします。時代的にはアンコール遺跡の方が古いみたいですが。まあ、アンコール遺跡群の中には、ガイドブックに登場しないようなかなり荒れ果てたものもあって、ちょっとここの雰囲気と似ていたりします。
とりあえず、ワット・プー関連はこれで終了。山から下りて、展示パビリオンの見学後は昼食となりました。
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