聖なる泉の水
世界のミネラルウォーターVol.8
ワット・プーの本殿奥には洞窟のような場所がある。そこは、聖泉からわき出た水がリンガにかけられている。
<ワット・プーの洞窟>K7/DA21
おお、なるほどと思い、水をすくって一口飲んでみた。それほどは冷えていない。奥の方を見ると、なぜかミネラルウォーターのボトルが並んでいる。近づいてみると…。
<聖なる泉の無人販売所>K7/DA21
どうやらこの水を詰めて販売、いや寄付のかわりに聖なる水を差し上げましょうというものらしい。一応、ラベルにはタイガーヘッドと書いてある。
ワット・プー関連の紹介でこの洞窟あたりに集まった人たちが岩の天井部分からしみ出た水をペットボトルの空き瓶に集めている様子を見たことがある。先ほどのリンガには樋のようなもので水が引かれていたが、確かに頭上の岩からも水が滴っていることがわかった。まあ、それは微量なもので、一瓶集めるのに相当な時間がかかると思われるが。
<タイガーヘッド>GR DIGITAL
パクセー到着後近くの雑貨屋で買い求めた水がこれだが、ワット・プーの洞窟に置いてあるものと同一のデザイン。すでに味わっていたのかどうか。それとも、ワット・プーのボトルは、廃物利用のものかどうか。少なくともあそこで水を詰めることはできそうだが、キャップに栓をするまでのボトリングがされているかは疑わしい。
<パクセー・ホテルの水>GR DIGITAL
こちらは、ホテルの部屋に置いてあった水。こちらはラベルにワット・プーと書かれ、ワット・プーの本殿がデザインされている。こちらがあの水なのかどうか。味はどちらもあまり変わらなかったような気がする。
まあ、ともかく、一口ではあるが、ワット・プーの聖水を味わってみたことは事実。ただのミネラルウォーターとはいえ、こうした由緒がわかるものがあると、結構納得できるものである。また、ラオスを訪れることがあったら、この水を探しても買おうと思う。
ところで、ラオスのミネラルウォーターだが、ボトルが薄くて、かなりペコペコします。バッグに入れて持ち歩くにはやや不安も。日本でも「いろはす」はそんな感じですが。まあ、エコに徹してリサイクルしやすいのかもしれない。
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コメント
おおお、ワット・プーの天井から垂れた水のパックだったら面白いですね
100バーツまでなら出します(^^ゞ
投稿: kimcafe | 2012年11月23日 (金) 17時38分
確かに日本のペットボトルに比べ東南アジアのペットボトルはペコペこしてますね( ^ω^ )
投稿: おりんぴあ | 2012年11月24日 (土) 01時19分
kimcafeさん、こんにちは。
タイガーヘッドは大きいのが5000キープだったと思います。
タイに比べると結構高い感じがします。
グリーンディスカバリーのツアーでは毎日水をくれるので、結局ラオスではそれ以外の水を買うことはありませんでした。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年11月24日 (土) 01時54分
おりんぴあさん、こんにちは。
今回タイとラオスだけだったので、それ以外の東南アジアについてはあまり覚えていないのですが、タイのボトルはしっかりしています。
ラオスのは特別薄くて頼りないんです。
まあ、タイのボトルも、飲み口の栓が甘くて、水漏れするというシロモノもありましたが。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年11月24日 (土) 01時56分
このあいだラオスにいきましたが、ちょっとペコペコしました。同じようなのは他の国でもありましたが、どこだったかなぁ。忘れてしまいました。
投稿: とんび | 2012年11月24日 (土) 08時03分
とんびさん、こんにちは。
こんなカテゴリーを興してしまったので、気になったというのはありますね。
でも、これほど薄いやつはあまり記憶にないんです。
投稿: ヒョウちゃん | 2012年11月24日 (土) 12時22分